ロットアドバイザー

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3社に1社は導入済み ― トレーサビリティシステムの導入状況

2006年10月25日 | トレーサビリティ
農林水産省の統計によると、食品加工業でトレーサビリティシステムを導入している
企業は37.9%、導入を予定・検討している企業が12.6%だそうです。食品小売業では、
導入済企業が37.9%、導入を予定・検討している企業が6.2%です。
導入済みの企業はもう3社に1社以上になっているようですね。

現在は、トレーサビリティシステムの導入自体が、差別化・ブランド化に
つながっているとも考えられますが、今後さらに普及率が増えてくると
トレーサビリティシステムは「導入していて当たり前」になってくるかも知れません。

また、トレーサビリティを整備さえすれば、消費者が満足するかというと、
一概にそうとも言い切れないようです。
消費者は、価格、賞味期限、原産地などの『品質表示』はもちろん
美味しい食べ方や参考にしたいレシピなども知りたがっているとか…。
単に産地等の情報を開示するだけでは差別化が難しくなってきています。

トレーサビリティの導入状況や情報公開などの取り組みなど
業界の動きを把握して、対策をしていくことは今後ますます重要になりそうですね。
このブログでも、皆さまの業務に役立てていただけるような情報を
発信してまいりますので、ぜひ情報収集にお役立て下さい。

トレーサビリティシステムの導入をご検討の方は
ぜひロットマイスターのホームページもごらんくださいませ。

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