ロットアドバイザー

「ロットマイスター」のスタッフブログ。食品業界のトピックや在庫管理・ロット管理に関する情報を発信します!

お茶業界のトレーサビリティ<2>

2006年08月23日 | トレーサビリティ
こんにちは。広報・マーケティング室の今野です。
今回は「お茶業界のトレーサビリティ」について前回の続きです。
サンロフトのトレーサビリティへの取り組みをお伝えします!


前回もお話したとおり、お茶業界でも近年トレーサビリティシステム構築の動きが出てきました。
しかし、お茶は製品になるまでに、産地や品種の異なるものをブレンドして製品とするので、
トレーサビリティの構築が困難な商品です。

そこでサンロフトでは、茶市場からの生産履歴開示の要望に対応できるよう、
情報の記録・開示に対応したシステムを開発し、支援しています。
実際にこのシステムを利用している茶園では
「何月何日にどんな農薬をどれだけ散布したか」
「どんな肥料をどれだけ使ったか」
を記録して、工場で整合性をチェックしています。
そしてその情報、つまりそのお茶が「どの畑のもので何日に収穫されたのか」は
工場から市場・問屋へ販売されるときまで引き継がれています。

トレーサビリティのシステムを利用することで、お茶の安心感はグッと高くなりますね。
「このお茶は○○茶園で収穫された安心の茶葉を使っています」ということが明確になれば、
ますますお茶をおいしくいただけそうです。

サンロフトでは今後、ネットへの対応なども含めて、
トレーサビリティのシステム開発を進めていこうと考えています。


さて、お茶といえば「夏バテに麦茶が効く」ということはご存知ですか?
血液をサラサラにして、なおかつ胃を守ってくれるそうですよ^^
まだまだ暑い日が続きそうですが、麦茶を飲んで残りの夏も乗り切りましょう!


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