ロットアドバイザー

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RFIDでトレーサビリティ

2006年12月06日 | トレーサビリティ
最近、JRの「Suica」やNTTドコモの「おサイフケータイ」(IモードFeliCa)などの
言葉をよく見たり聞いたりする機会が多くなってきましたね。
それぞれには、「RFID」と呼ばれるICチップが埋め込まれており運賃や買い物の
清算に利用されています。

RFIDの特徴は、バーコードに比べ、たくさんの情報を記録することができ、
また、あとから「データの書込み」ができること。
複数個の同時読取や、多少の距離があってもデータ読取することが可能です。

例えば物流分野では、物品や備品にRFIDを付け、棚卸など現品管理業務の効率化を
支援するシステムが考えられていたり、食品や機械などの分野では、
さまざまな商品にRFIDを付与し、原材料や製造/加工、流通、廃棄の履歴を
管理してトレーサビリティを実現する仕組みなども考えられています。

最近では、このチップを全ての食品に割り振って、その食材をRFID対応冷蔵庫に入れ
てしまうと、賞味期限を自動チェックしたり食材リストを作ったりと冷蔵庫がIT家電に
なってしまう将来も現実的に考えられているようです。

RFIDがもっと一般的に使われるようになると、単価も下がって
ますます画期的な使い方が考案されるかもしれませんね。
私たちとしては、やはり在庫管理・販売管理にどう関わってくるのか、
がとても気になるところです。

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