ロットアドバイザー

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食品表示って難しい?

2007年01月29日 | 食品業界トピック
消費期限と賞味期限の違いについては、
以前の記事でも触れたことがありますが、
ほかにも食品には、ちょっと混乱しそうな表示がいろいろあるようです。

ゲンダイネットにこんな記事が載っていました。
「食品表示」素朴な疑問

たとえば製造者と加工者。
サイトによると、違いは以下のとおり。
製造=原材料に調理などの手を加え、まったく違う製品を作ること。
加工=形だけを変えること

たとえば、豚肉からハムを作るのは製造者で、
そのハムをスライスにして小分けするのは加工者ということだそうです。
加工と製造の境界線はちょっと難しそうですね~。

ほかには、ノンシュガーやシュガーレス。
こう書いてあると砂糖がまったく入っていないのかと
思ってしまいますが、100グラム(100ミリリットル)あたり
0.5グラム未満ならこういった表示ができるそう。
100グラム当たり0.5グラムってどれくらい味がするんでしょうね。

ほかにも
・養殖・輸入でなければ「国産の天然アサリ」か
・うす塩とうす塩味
など興味深い食品表示が紹介されていました。

確かにこうしてみると、わかりにくい食品表示は多いと感じます。
ただ、限られたパッケージ内に表示しようと思うと仕方がないのかな?
とも思います。

こうした食品表示を補うものとして、
店頭のポップで食品について詳しく書いたり、
パッケージにQRコードをつけて詳しい情報を発信することが
考えられますね。
法律で定められた食品表示をしっかり行うことはもちろん、
どれだけわかりやすくまた積極的に情報発信をしていくか
こうしたことにも気を配っていくことが大切なのではないでしょうか。