2015年12月30日 滋賀県
近江大津宮錦織遺跡
滋賀県大津市錦織
京阪電鉄近江神宮前駅のすぐ西方にあります。天智天皇(626-671)が1,300年以上も昔に、奈良の飛鳥(あすか)から遷都したという大津宮跡といわれています。国指定の史跡。現在、巨大な柱を埋め込むための1辺2m近い穴と、直径40mから50cmほどの柱跡が7つ、門跡、中心建物を囲んだと思われる柵列とその北側の倉庫群が発掘されています。大津宮跡の推定地は市内にいくつかあり、これまでは穴太(あのう)、滋賀里(しがさと)、南志賀(みなみしが)、粟津(あわず)などが有力な候補地でしたが、昭和49年(1974)に発掘されて以来、錦織遺跡が確実視されています。
この石碑には滋賀皇宮遺跡と刻まれているが、詳細は不明
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京阪近江神宮前駅(滋賀県大津市錦織)
近江大津宮錦織遺跡へはこの駅から徒歩で向かう。さらにその先に近江神宮がある
錦織(にしこおり) 古代よりある地名で、古くはこのあたり一帯が錦部郷と呼ばれていました。錦部郷の地名は、機織関係の職務に携わっていた朝鮮半島からの渡来人である錦部氏が奈良時代以前より、当地一帯を居住地としていたことに由来します。
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