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日本の住まいの寿命

2010年07月01日 15時54分44秒 | 日頃考えること
最近、この本を読みました。
『イギリスの住まいとガーデン―暮らしを楽しむエッセンス』

川井俊弘さんと言う建築家の方の本ですが、こちらのサイトでも、大体の話を読むことができます。
イギリス人に学ぶ~住宅の楽しみ方~

ご自分自身がイギリスの設計事務所に勤務しながら、色々な家庭を訪問して、その暮らしぶり、住まいとの関わり方を綴っている本です。

英国の住宅の平均寿命は75年、日本のそれは30年です。
皆さん、どう思われますか。

英国や米国の場合、家は手を入れれば入れるほど、資産価値が増しますが、日本の家屋はどれだけお金をかけて改装しても、資産価値は増しません。

それどころか新築住宅を購入しても、引っ越してきて家具を置いたその瞬間から半額以下の価値に落ちます。
土地の価格が安くなってきている昨今、道路付けや家屋の日当たり、風通し、近隣状況をよく検討した上で、中古住宅を買って手を入れる方が賢いと思います。
交通の便の良くない場所で、土地一杯一杯に建てられた3階建ての建物は、都会と言えども、ある程度の高齢になったら住むのが大変だろうと思います。

但し、建物によっては、基礎から補強をしっかりしないといけないような場合もあります。
そのような物件のは、ヘタをすると新築並みにお金がかかってしまうので、良心的な会社に建物を撤去して立て直した方が結果として良い場合もあります。

不動産屋の口車に乗せられないように、建築の専門家に相談役を頼みましょう。

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