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電力料金

2012年05月29日 11時18分01秒 | 日頃考えること

夏の節電にご協力をと言われている今、明らかなったのが、電力会社の収益構造。

経済産業省が全国の電力10社の収益構造を調べたところ、家庭向け販売電力量の割合が全体の38%しかないのに、利益では69%を占めるのに対して、販売量の62%を占める企業向けの利益は31%。

関西電力では販売量が38%なのに利益では65%、東京電力にいたっては、利益の91%を家庭向けからと…

 

なぜこういうことになるかというと、

企業向けの電気料金は自由化されていて、小売りの新規参入者(=新電力)などとの競争が激しいため、価格を下げたので利益幅も少ない。 ところが家庭向けは電力会社が各営業区域で販売独占。電気料金も発電にかかる費用に利益を上乗せできる方式なので利益が安定して得られる

 という図式だそうです。

 

つまり家庭向け料金が企業向けより、大幅に割高ってことですよね?
企業向けの競争が、家庭にしわ寄せ???
結局取りやすいところから取っているわけ?

しかも311がなければ、こんなことも私たちは知らないままだったわけで…

 

節電協力に水を差しているのは、どこのどなた?と、つい口を尖らしてしまいます。


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