トイレafter（完成）

引渡し後、お客様がお手持ちの美術品や
書物などを棚に入れられ、壁面には、
いろいろな国で集められたステキな
絵皿が飾られました。

棚は、お手持ち品がぴったり納まる
高さに取り付けているので、とても
すっきりした印象です。

季節によって、その時々のお花が飾られたり、
各国の絵皿をかけ変えられたりとお客様の
センスあふれるレストルームが完成しています。

トイレafter（引渡し）

TOTOのタンクレストイレ、ネオレストを
入れさせていただきました。

タンクがない分、便器が後ろに下がります。
座ったとき、扉までの空間が広くなり、
ゆったりと感じられるようになります。
また、フォルムもとってもすっきりして
いて、スマートに見えます。

汚れがつきにくく、お掃除も簡単。
さらに、流れる水は従来の半分以下。
最近の設備機器は環境に配慮している
ものが多く、節電・節水機能が大幅に
アップしています。
家事の負担も家計の負担も減るなんて
とっても嬉しいですね。

床は、フローリング柄の店舗用長尺シートを
張り、壁と天井クロスを張替えました。
棚も作り直し、ホワイトに塗装しました。
照明も明るいものに替えたので、トイレが
とっても明るい雰囲気になりました。

トイレbefore

続いて、トイレです。
リモデル前は従来型のタンクつき便器でした。
床はカーペットが敷かれていました。

水廻りをまるごとリモデルするにあたり、
トイレもタンクレストイレに変えることに
なりました。

洗面室after

お客様がTOTOやINAXのショールームに行かれ、
バリアフリー対応の洗面化粧台のデザインや
実際の使い勝手などを実際にご確認されて、
リモデル商品が決定しました。

キャビネットは床から浮いた状態で壁付固定
するので、足元の床がすっきりしていて椅子に
座っても、ひろびろ使うことができます。
カウンターは、座ったまま、ひじをついたり、
立ち上がるときも身体を支えられるように
設計されているので、とても安心。

鏡はたっぷり収納できるスウィング三面鏡に
なり、小物がたくさん納まるようになりました。
カウンター下のパネル裏にも、ストックなどを
たくさん収納できるスペースがあり、便利です。

ここでポイントになるのは、お客様が椅子に
座って使われたときにちょうどいい高さに
設置すること。
こういった洗面台は、お使いになる人に合わせて
カウンター高さが自由に変えられます。
実際に椅子に座って、シュミレーションして頂き、
お客様にぴったりの高さを測定して、
その通りに設置しました。

洗面室の上部には、お気に入りの絵皿を
飾られ、とても明るく機能的な洗面室が
完成しました。

洗面室before

続いては、洗面室です。
元の洗面台は、オーバーシンク型のボウルが
ついたカウンターの下に収納が作られており、
ちょっとした収納トレイがついた小さめの鏡が
ついていました。

将来のことも考えた上で、椅子に腰掛けて
使えるようにしたいとのご要望がありました。
各メーカーでバリアフリーの商品が出ており、
車椅子でも使用できる洗面台に入れ替える
ことになりました。

浴室after

浴室リモデル後です。
前にも当ブログでご紹介したTOTOのスプリノを
入れさせていただきました。

魔法びん浴槽と断熱パネルでぽっかぽかの
システムバスルーム。
さらに、換気暖房暖房乾燥機をつけました。
入口は3枚引戸で使いやすく便利です。
中で倒れられたときにも、すぐにはずすことが
できるので、おすすめです。

また、スプリノのソフトカラリ床は格別です。
足を踏み入れると適度にやわらかくて
今回も改めて、びっくりしてしまいました。
水を流してもすぐにはけるので、翌朝には
床もからっと乾いています。何より、
滑りにくく、安全性アップが嬉しいですね。

プランナーとして工夫した点は、
洗濯物やタオルがたくさんかけられるよう
ランドリーバーを2本に増やし、お客様の背の
高さや使い勝手に合わせて、一番使いやすい
位置に変更し、バーブラケットを取り付けました。
また、標準品では、手スリとして使えない
シャワー用スライドバーを手スリ兼用のスライド
バーにセレクトし直しました。
さらに、セットの照明は使わず、お手持ち品の
照明を２つつけさせて頂きました。

細かなセレクトや取付位置も標準設定でよしと
するのではなく、お客様に本当に使いやすい
ものかどうかをよく考えて、プランや取付
場所を変えるようにしています。

浴室before

続いて、浴室リモデルです。

リモデル前は壁・床がタイル張りで
冬場はどうしても冷え込んでいました。
急激な温度差は体の負担にもなります。

水はけも悪く、翌朝まで床に水が残っている
ことも。足の裏がひやっとしたり、すべり
やすいという不満をお持ちの方が多いようです。

また、水が垂れるという理由で古い浴室の
ドアは内開きがほとんどです。この場合、
洗い場で倒れられたとき、緊急でドアを開け、
体を傷つけてしまうケースもあるそうで、
あまりおすすめはできません。

浴室は、特に無防備になる場所ですので、
安全性・快適性にはこだわりたいですね。

建具after

洗面室から見たところです。
右がトイレ、奥が洗濯室＆浴室です。
トイレは開きドア、洗濯室は引き戸としました。

設備商品がホワイトでコーディネートされて
いるので、それに合わせて、建具もモダン
デザインのネオホワイト色にしました。
ミスト調の大きなガラスが入っているので、
光もよく入り、開放感があります。
背の低かった昔風の建具を背の高いモダン建具に
変えるだけで、広く感じられるようになります。

設備、壁・天井クロス、床材、造作枠などの
トータルコーディネートがばしっと決まると
空間が引き締まって洗練された印象に仕上がります。
清潔感あふれるリモデルが完成して、お客様にも
大変喜んで頂きました。
プランナーとしては嬉しい限りですね。

続いては、洗面室・トイレ・浴室の設備リモデルを
ご紹介していこうと思います。

通路＆洗面室入口after

コンクリートでできていた壁を一部はつり、
開口をいっぱいいっぱいに広げました。
将来、右側の壁に手スリをおつけになると
いうことで、手スリ取付分の厚みだけ
残しています。

小さなドアは取り外し、開口を広げて、
造作枠のみをつけました。
こうすることで、空間の奥行きが増して、
広々した印象に変わります。
奥に見えるのが、洗濯室（脱衣室）への
入口ドアです。
お客様がいらしたときもこの扉を閉めて
おけば、洗濯室のごちゃごちゃが見えず、
とてもスマートに見えます。

洗面室側の床を185㎜上げて、床材を続きで
貼りました。悩みだった大きな段差を完全に
なくし、入口からお風呂に至るまですべて
バリアフリーとなっています。

通路＆洗面室入口before

通路から見た洗面室入口ドアです。
ドアの幅が小さく、狭苦しい印象。
また、洗面室側は185㎜下がっており、
扉をあけてすぐに段差があるので、
夜中、安心してトイレに行くことが
できません。