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終の棲家について考える

2010年02月02日 09時17分59秒 | 日頃考えること
住宅エコポイントについては、日々ニュースが流れ始めました。
今朝のNHKニュースでも、流れていました。

エコリフォームと同時にバリアフリーリフォームをすると、エコポイント対象が増えるのです。
例えば、窓のガラスを交換したり、二重サッシュにしたりして、冷暖房効率をよくするリフォームに加えて、手摺取付け工事をすると、そちらにもエコポイントが適用されるのです。
住宅エコポイントの上限は30万ポイント。1ポイント1円くらいの感じです。

住み慣れた家を、快適で居心地良いものにして、地域のつながりの中で最期までそこで暮らすことを選ぶ高齢者の方もいらっしゃいます。
御年82歳で、耐震補強と、サッシュ、玄関ドア取替えの改修工事をされた方がありました。
ご夫人は今でも、現役で地域の民生委員をなさっており、ご夫婦で老人ホームへの入居も検討されたましたが、「やはりここを終の棲家にしよう」と決められたそうです。

工事が終わって、家の中が片付いた時、ご主人が笑顔でおっしゃいました。
「これで、家の居心地がより良くなったから、きっと、後10年は生きるよ!」
私にとっては、とても嬉しいお言葉でした。

「少子高齢化なんて、心配したって仕方がないよ。年寄がもっと働けばいいんです。」と言い切ってらっしゃったご主人。
80歳代の方にそう言われてしまうと、我々中年世代も、もっと頑張らねばいけないぞ、と思います。

個人的には、高齢者は都会へ集めて「快適性」「利便性」の高い場所で出来るだけ長い間働けるようにして、若い人間が田舎へ行って厳しい自然と向かい合う仕事に就くというような構図の社会になれば、面白いのになあ、と考えていたりする(妄想だと言われますが)ので、このご主人さんとは話が合いました。(笑)

この案件は、一昨年の話ですので、エコポイントは全く関係ないのですが、今年の1月1日以降着工の工事は対象になります。

せっかくの国に制度ですから、この機会を活かして、一日でも早く一日でも長く「快適で居心地の良い我が家」を手に入れることをご検討されては如何でしょうか。

…何故、宣伝文句のような締めになってるんだろう(自問)…^^;
                           (by 猫派のプランナー)

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