ナカジロシタバは北海道以外では普通種になるのではないだろうか。
では何故このような普通種をわざわざ沖縄島編で取り上げるのかというと斑紋が違うのだ。
まず一つめは前翅の白紋がとても大きいことにある。
これは昨年12月4日の沖縄島編1で紹介したアカテンクチバも前翅が白いことから、気温の高い南方では種により斑紋が白化する傾向があるのかもしれない。
二つめは後翅基部の白色部が狭いことである。
新鮮な個体では前翅が灰緑色を帯びこれらの特徴をもつ個体をリュウキュウナカジロシタバとよばれることもある。
このような個体は屋久島以南の離島部にみられ、本土型と2つの型が混在している。
蛾類大図鑑によると「この2型は将来別種として分離すべきものと思われる。」と解説している。
国内では北海道を除く地域に分布しており、国外ではアジア、南太平洋諸島、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカときわめて広範囲に分布している。
アジアでは幼虫がサツマイモを食べる害虫として知られている。
ノアサガオも食べる。
(撮影:大宜味村 2009.4.21)
では何故このような普通種をわざわざ沖縄島編で取り上げるのかというと斑紋が違うのだ。
まず一つめは前翅の白紋がとても大きいことにある。
これは昨年12月4日の沖縄島編1で紹介したアカテンクチバも前翅が白いことから、気温の高い南方では種により斑紋が白化する傾向があるのかもしれない。
二つめは後翅基部の白色部が狭いことである。
新鮮な個体では前翅が灰緑色を帯びこれらの特徴をもつ個体をリュウキュウナカジロシタバとよばれることもある。
このような個体は屋久島以南の離島部にみられ、本土型と2つの型が混在している。
蛾類大図鑑によると「この2型は将来別種として分離すべきものと思われる。」と解説している。
国内では北海道を除く地域に分布しており、国外ではアジア、南太平洋諸島、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカときわめて広範囲に分布している。
アジアでは幼虫がサツマイモを食べる害虫として知られている。
ノアサガオも食べる。
(撮影:大宜味村 2009.4.21)
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