高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

チャモンシンクイ(沖縄島編39)

2010年01月15日 09時02分34秒 | Weblog
初めて見るがこれはいったい何だろう?
メイガでもないし、アツバでもなさそう。
ハマキガには見えない。
宿やコンビニの明かりにいくつも飛来している。

前翅の表面は鱗片塊がいくつかあり凸凹になっている。
また、下唇鬚は長く突き出ている。
大きさは開張15~20mm。

何だかわからないまま旅から帰って自宅で時間をかけて調べた結果やっとシンクイガ科のチャモンシンクイだとわかった。

屋久島、奄美大島、沖縄本島、沖縄諸島、東南アジア、アンダマン諸島に分布している。
シンクイガ科の幼虫の多くは「芯食い蛾」と呼ぶようにリンゴ、ナシ、スモモなどの果実内に食い入って害を及ぼすことで知られている。
本種はまだ生態がよくわかっていないらしく関係資料が見つけ出せなかった。

(撮影:国頭村 2009.4.23)

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