高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ニッコウキエダシャク

2009年09月27日 09時25分32秒 | Weblog
ニッコウキエダシャクが灯火に2頭飛来してきた。

このような新鮮な個体は色濃く赤みを帯びて美しい。
古びてくると色あせて種名の通り黄色っぽくなる。

種名のニッコウは太陽の光というより地名の栃木県の日光からついたような気がするがこれは何の根拠もない。
他の蛾を調べてみるとニッコウアオケンモン、ニッコウケンモン、ニッコウエダシャク、ニッコウシャチホコ、ニッコウトガリバ、ニッコウナミシャク、ニッコウフサヤガ、ニッコウマダラメイガなど多数あるのは興味深い。
いずれにしてもニッコウという呼び名は聞こえよく私は気に入っている。

本州、四国に分布しており、幼虫はサワフタギを食べる。
成虫は9月下旬から11月にかけての秋に発生する。
本州では平地や山地で多産するらしいが、四国では深山に限られ数少ない。

(撮影:徳島県剣山 2009.9.21)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿