高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

キョウチクトウスズメ2

2007年11月23日 10時45分12秒 | Weblog
今朝、飼育ケースをのぞいてみるとキョウチクトウスズメが羽化していいた。
蛹が黒ずんできているので近日中に羽化するかもしれないと思っていたが、ここ数日の気温の低下で南方系のこの蛾が無事羽化できるのか・・・、ストーブでも出すかと迷っていた矢先のことだった。
数日前に愛媛県東部で成虫が見つかったとメールが入った。
これで今年は四国4県すべてで発生したことになる。
キョウチクトウスズメは寒さにはそこそこ強いようだ。成虫は何度見てもやはり美しい。

イチジクヒトリモドキの蛹は一度低温になるといくら暖めても春まで羽化しなかった。
今年、アカマダラヨトウの蛹はすべて羽化したのに、ハマオモトヨトウの蛹は全くその兆候がない。
同じ南方系の蛾でも種類によって違いがあるようだ。
(撮影:高知市 2007.11.23)