先般の大会の審判員会議で、次のような指示が出されました。
・上段の突き技の見逃しをしない。素面に素手で突いたと想定する。
・中段突きが多くなってくるが、威力と拳先の見極めが大切。タイミングで取らない。
口頭だけでなく、実際の実技を展示しながら説明も受けました。
上段突きは下の写真のように、たとえ10センチ内に届いていたとしても、腕が伸びきった突きは取らない。
防具が無ければ、相手の上段にヒットし、倒せるような突きを有効な技と見る。
同じく、中段突きもタイミングだけや、伸びきった突きは無効。
しっかりと活きた技のみを取る。
多くの選手が「届いているのに、なんで取ってくれないの?」と試合中に感じたかもしれません。
私も審判員として、指導者として、しっかりとした技を見極める必要を感じました。
今夜の練習では、しっかりと当てる突き技を練習しました。
当たって相手を倒せる技を、10センチの距離で止められるよう、次の試合までにマスターしたいと思います。
たぶん世界の空手の動きも同じようだと思います。
世界のステージで活躍できる選手を育てられる審判員に、私自身も成長しなければ