平成30年7月26日付で、全空連から再確認の意味を含めて文書が出されました。
既に多くの指導者が目にしていると思われます。
1.全ての得点部位(上段及び中段)への技は、部位までの近い距離にコントロールされたものでなければならない。
1)上段部位への得点技について
①得点距離を10cm以内とする。スキンタッチにはカテゴリー1の忠告を与える。
②上段蹴りは軽微なスキンタッチも得点とならない。軽微なスキンタッチにはカテゴリー1の忠告を与える。
2.禁止事項 - 足払い、又はその他のテイクダウン(引き落とし ー 投げも含む)の技は禁止とする。
①足払い、テイクダウンの技を掛けようとした場合、カテゴリー2の違反とする。
主審はカテゴリー2・危険技の補助動作を行い副審の同意を得る。
②足払い、テイクダウンの技を掛けた場合、カテゴリー1の違反とする。
主審はカテゴリー1・過度の接触の補助動作を行い副審の同意を得る。
先日の全少大会でも、ルールの徹底がされました。
前回までは、上段蹴りが「コツン」と当たってポイントととなっていたものが、今回はC1です。
その逆に、ちょっと離れているかなと思われる技がポイントとなります。
やはり、大会前の数日で対策を練ってきただろうなと思われる選手が勝ち進んでいたようです。
当然ですが観客席からポイントとなったと思われる技が反則になったりします。
審判員として近くで見ていると、「コツン」はわかりますから。
それゆえに反則負けになる選手が多かったように感じました。
しばらくは、この認識が必要ですから選手、指導者、審判員は意識しなくちゃいけませんね。
画像は10年ほど前の試合の様子ですが、ルールと共に試合の流れも変わってきました。
まだまだ、試行錯誤は続くと思います。