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のらさんのうだうだ日和

ドラマ・映画の視聴率情報中心

「APPLESEED」の話

2005年07月06日 17時19分54秒 | アニメ
本日は、士郎正宗原作で荒牧伸志監督作品のAPPLESEEDの話。

APPLESEED 通常版 GNBA-3015
APPLESEED 通常版 GNBA-3015

あらすじ
時代背景は西暦2131年世界大戦終了後の世界。女戦士デュナン・ナッツは平和都市オリュンポスの部隊に捕らわれてしまう。そこで再開した、かつての恋人ブリアレオスは北アフリカ戦線で身体を失い、全身サイボーグと化していた。
オリュンポスでは、人々の平和な営みの裏側で人とバイオロイド(クローン優良種)の間に確執が芽生えていた。

この作品フルCGアニメなのだが、人物をセル画のように加工している。それでもCGなのでグリグリ動く人の動きはモーションキャプチャーを使用しているので2Dぽいのだがグリグリ動くのだセルもどきキャラにさえ慣れれば何の違和感も無くグリグリを楽しめる

ピンポン」の監督、曽利文彦氏がプロデューサーをしている。センスのいいCGは優秀なスタッフによって支えられているようだもはやCGアニメはアメリカ特許では無いと思わせてくれる。ピクサーに追いつけ追い越せ

とにかくメカがかっこいい多脚砲台が街を闊歩する様は見ごたえ充分である

ストーリー中で現在と過去が分かりにくい点がある、が、APPLESEEDは物語を楽しむものでは無く、CGを楽しむ作品だと思う

評価(80点):

追記:音楽にも世界的なアーティストが多数参加している。興味のある方はどうぞ自分でご確認あれ
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「スチームボーイ」の話

2005年06月29日 17時27分25秒 | アニメ
本日は大友克洋監督作品スチームボーイの話をします。

スチームボーイ スタンダード版(初回生産分のみ限定仕様) BCBA-2145
スチームボーイ スタンダード版(初回生産分のみ限定仕様) BCBA-2145

時は19世紀、産業革命当時のイギリスが舞台。万国博覧会を控え国中が活気あふれる中、発明家の家に生まれたレイ少年の下に祖父ロイドから超高圧蒸気が収められた金属球スチームボールが送られてきます。スチームボールを狙うオハラ財団からそれを阻止しようとするレイ少年を描いた冒険活劇劇場版長編アニメです。

この映画、総制作費に24億円も使っています。ただ、その理由は純粋にそれだけ掛かったのでは無く、コンピュータの進化が目覚しく、ちょっと作っちゃあ作り直しという悪循環で制作期間9年も費やした結果が24億円という事らしいです。初期の頃の映像と比べると確かに9年間はやむなしと感じます。(ただ、待っている我々には長すぎるよ

声の出演ですが、そうそうたる俳優の皆さんが声を当てています。主人公の少年レイに鈴木杏ちゃん鈴木杏ちゃんは、レイの声に良く合っていたと思います
相手役のスカーレットが小西真奈美さん。ちょっと声を作りすぎているかなでも言われなければ誰だか分からない
祖父のロイドに中村嘉葎雄さん。声が聞き取り辛いです。
父のエディには児玉清さん、デイビッド役に沢村一樹さん、 サイモン役に斉藤暁さん、 アルフレッド役に寺島進。児玉清さんなどはイメージとピッタリで声優さんかと思っていた位です。

映像に関して言えばコンピュータを使っているせいか、書き込みが細かいわりには動きが滑らかです。(総作画枚数18万枚だそうです)
知人でホームシアターも持っている方曰く、音もすばらしいとの事でした。
ストーリーに関して、少し間延びしているように感じました。自慢のCGを見せたかったのか、後半のスチーム城の暴走シーンなどは特に長く感じます。もう少し場面を圧縮してテンポ良くすれば、観やすかったのに

大友克洋と言えば一般では「AKIRA」のイメージが強いようですが、私にとっては「童夢」の大友克洋です。
書店で「童夢」のコミックが他の新刊と共に山済みされていたのを手に取り購入しました。それ以前から大友克洋と言う漫画家については知っていました。「戦車なんかが良く出てくる漫画を書く人」と言う認識で。
それ故に家に帰り「童夢」を読んだ時の衝撃は凄いものでした。なんか漫画を読んでいる感覚ではなく、ジェットコースタームービーでも観ているかのような感じでした
一気に読んだ後、これは凄いものを見つけてしまった、早く友達に教えなければと思ったことを覚えています。
あの時の衝撃を味わいたくて、大友克洋さんの漫画やアニメは欠かさず見るようにしています。が、あの時以来、衝撃に出会うことも無く今に到ってしまいました。
スチームボーイも決して悪い作品ではありませんが、私が大友作品に期待しているのは更に高い領域のものなのです。

特典に出ていた(確か)プロデューサーさんが次回作には、(映画の終りにもあった)スカーレットを主人公に続編をと言っていました。今度は早く見たいですね。

評価(70点):
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「東京ゴッドファーザーズ」の話

2005年06月23日 16時30分43秒 | アニメ

つい最近、東京ゴッドファーザーズを観たんです。

東京ゴッドファーザーズ JDD-35659
東京ゴッドファーザーズ JDD-35659

今敏監督の前作、千年女優は観たのですが、これがどうも良くなかったのでDVDを買い控えていました。結果的には、千年女優よりはおもしろかった。
DVDを購入していたとしても、まぁガッカリとまではしなかったでしょう。買わなくて良かったとも感じてはいますが。

3人のホームレスがある日赤ん坊を拾ってしまい、親を探し届ける途中でいろんな事件に巻き込まれるという話です。

作画や動画は、とてもクオリティーが高く、動きも良く素晴らしい。ビジュアルに関して言えば文句なし。ストーリーに関しても細かい所まで煮詰めている感がありました。
ただ、この話を素材に選んだのはどうでしょう?アニメでやる意味がどこかあったのでしょうか?もしかして実写だったら、カンヌ辺りの国際映画祭で上演されて審査員特別賞(あるのかな?)ぐらい貰えそうな気がする。
あと、役者の方が声優をされているのですが、ギン役の江守徹さんとハナ役の梅垣義明さんのセリフが何を言っているのか聞き取れない。江守さんはセリフが舞台口調のせいなのか抑揚が絵と合っていない気もします。(セリフが口と合っていない訳では無い梅垣さんはテンションが低い時のセリフがこもってしまっているように感じました。
もしかしたら音響に問題があったのかとも思いましたが、ミユキ役の岡本彩さんのセリフは問題なく聞けた。(私は数年前から岡本彩さんが結構お気に入りなのだが、ミユキの声が岡本さんだと気付いたのは、これを書こうと調べた時点ですので私的感情は入っていません。)

あれこれ書きましたが映画生活の投稿を見ていると私とまったく正反対の意見を述べている方がいました。
私が点数を付けるとしたら60~70点くらいかな?以外に点数高いと思いますけど、どうですかね

千年女優(通常版) BCBA-1547
千年女優(通常版) BCBA-1547
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「Mr.インクレディブル」の話

2005年06月20日 10時31分21秒 | アニメ
昨日、Mr.インクレディブルのDVDを観ました。

Mr.インクレディブル VWDS-5026
Mr.インクレディブル VWDS-5026

これまで観たピクサーの作品の中でもっとも良かった。まず、映像(CG)がとてもきれいです。これまで「人」を描いてなかったのは、良く言われる人肌の質感がCGにむいていない為だったのか?この作品に出てくる人間達(ヒーローも含め)は、リアルな人では無いものの、まるで人形アニメのような映像はとても好感がもてます。背景も良いですよ。たぶん音も(家(うち)はホームシアターでは無いので)。ストーリーも単純明快、大人から子供まで楽しめる作品に仕上がっていました。
何故アメリカ人は、X-メンなんか観てもそうですが特殊能力をもつ超人(ミュータント)ヒーローが好きなのでしょうか?しかも正体バレバレだろうというコスチュームで…。
ファインディング・ニモに騙されたという方もこの作品なら大丈夫ではないでしょうか?

評価(80点):
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