左側のブルーのシートが宮城産の床です。
赤いシート(ランクによりブルーもありますが)
当店のオススメ床の東金製畳さんの床です。
どちらも、湿気止めの為、
最近の藁床では、防湿・防虫シートととして標準に付いているシートです。
今回の製作中の新畳の藁床の裏面です。
依頼主さんより防虫シートは使わないで欲しいとの要望でした。
東金製畳さんにオーダーして、
シートは貼らずに、昔ながらの、わらゴモの床です。
以前では、当たり前の裏面でしたが、今では特注です!
表も熊本産の無着色表使用です。
今回の依頼主さんの現場は2Fの部屋なので問題はありませんが、
(注)1Fの部屋の畳に使う場合は、
乾燥状態の良い家でないと、シート無しの床は不向きです。
今回、当店では、この残されたヘリも取り除きます。
たまに見られる事ですが、
数年前に6枚のヘリが付いている畳がありました!!!
こちらは、同じ畳なのですが、
ムラ(凸凹)をなくす為の細工です。
かえってムラに・・・!
しかもタッカー(ホチキス)で止めてあります。
錆びてくると、危ないと思うのですが!
基本的に畳屋の仕事は見えないもので、
見える部分の材料の品質や隙間が無いのは、当たり前!
見えない部分の手間の掛け方が大事だと考えています。
お客様に、今まで見えない手間の話をしたことは、ありませんが、
HPを始めた事により、後日、見えない手間の事を解っていただけ、
非常に良い事だと思っています。