8月5日
1日より違和感のあった喉。今日は、祝詞も声がでないくらいでした。
そこで、神社のカリンで作ってくれたカリン酒をコーヒーにいれて(まずくないですよ)2杯飲んだところ、和らいだ感がありました。恵みに感謝感謝!
そこで、話は変わり、河内の氏子さんたちは御存じないかもしれませんが、皇居内に神社(宮中三殿)があります。賢所・かしこどころ(天照大御神)、皇霊殿(歴代の天皇・皇族の方々)、神殿(八百万の神)がお祀りされています。
この宮中三殿等、天皇陛下にお仕えし皇室祭祀をつかさどる人を「掌典・しょうてん」といい、内掌典(女性)、掌典長・掌典次長、掌典、掌典補、出仕と言われる方が奉仕しています。
此の度、その掌典長に長年、外務省勤務で、各国の大使をされていた方(楠本祐一氏)が就任され、まったく畑違いの役職につかれた中での、掌典長のお話し(神社新報「楠本掌典長に聴く」)を紹介します。皆様の知らない皇室祭祀が少しでもご理解いただければ幸いです。
まず、掌典長が祭祀を通じて感じられたことは、天皇陛下が祭祀を奉仕されますお姿を拝して「全身全霊、国家国民のため、神々に祈っていただいていらっしゃる」「恐れ多くかたじけない」という気持ちとともに、「天皇の祈り」の重さ、重要性を感じられたそうです。
そして、陛下は「国民とともにある皇室」を大切にされていらっしゃって、「震災の時にも見られるように、とくに国民が苦しみ、悲しむ時にともに思いを分かち、寄り添われて癒しを与えられる」・・・お気持ちがおあわりということを感じられたそうです。
さらに掌典長の目線では、陛下のお役目は二種類あり、一つは「国事行為や行幸、外国との御交際など」見えやすい部分と、もう一つは「日本人のいわゆる心の癒し、慰霊」といった見えない部分。その見えない部分が宮中祭祀、「天皇の祈り」であるとも述べられていました。
そして、普段の奉仕の心は、
「昨日から今日まで無事に過ごさせていただきありがとうございました」
「今日もまたよろしくお願いします」、祭典終了後には
「無事に勤めさせていただいてありがとうございます」
と感謝の心で埋め尽くされていることを述べられていました。
私達に忘れがちなのは、祭りが終わったあとも感謝することだと思いました。
日々の祭典奉仕に際して、今更ながら感謝の心を持ち続ける大切さを知らされました。
そうそう、朝、鳥の赤ちゃんの鳴き声を聞いたので、探してみると
アオバズクの赤ちゃんと親を発見しました。
まだ産毛がありそうでした。
戻ってきましたよ~~鳥好きさんはようこんにゃ~~
今日もご覧下さりありがとうございます