菅原貴与志の書庫

A Lawyer's Library

運送法関係

2015-10-29 05:58:09 | 学会・研究会

 一昨日・昨日と運送法づいて(?)いました。

 10/27~28午前、東京大学のシンポジウム「運送・海商法の改正:日本とドイツの比較法的検討」に参加し、
午後からは法制審議会 商法部会 旅客分科会に出席いたしました。

 その合間に、かつて訴訟代理人をつとめた事件が判例タイムズに掲載されたことを、畏友M教授が教えてくれました(東京地判H26.12.2判タ1414号329頁)。
 これは、モントリオール条約35条1項の出訴期間につき,同期間の中断又は停止を認めることはできず,その適用を排除すべき特段の事情も認められないなどとして,同期間の経過を理由に原告の請求を棄却した事例です。