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"展覧会の 絵" の展覧会

2006年02月20日 | Music

iTunesで〈展覧会の絵〉を探していたところ、以下の2枚のピアノ演奏(原典版)を見つけた。実はどちらも音質が良い。
1枚目のAlain Lefevreの盤(Analekta FL2 3122)とIvo Pogorelichの盤(DG/ポリグラム)である。Lefevreは柔らかい音質でホールのアンビエンスが広がる。一方のPogorelich盤は、ガツンとくるDGお得意の硬質な響きで、演奏の善し悪しではなくオーディオファンが好きそうな対極的な音質と聴いた。
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実はこの2枚の詳細を調べるためにググって見た。その過程で見つけたのがこの『"展覧会の 絵" の展覧会』ホームページだ。(サクラ・サイトSakura Site 休八 (Kyu-hachi) Homepageがルートページで、どうも歯医者さんであり、ソフトウェアも作られる凄い人の様です)

とにかく凄い。私、このページ見て絶句しました。驚異的なのです。
何が驚異的かと言えば、このホームページのタイトル通り、まさに〈展覧会の絵〉の展覧会なのです。展示室と題された目次には、「ピアノ曲」「ラヴェル編管弦楽」「ストコ編管弦楽」「その他の管弦楽」「室内楽・協奏曲」「吹奏楽」「器楽曲(管)」「器楽曲(絃)」「器楽曲(鍵・打)」「器楽曲(オルガン)」「ロック」「シンセなど」「ジャズ・エスニック」「単曲」「MIDI」とジャンル分けされていて、まさ整然と整理されている。クゥー参った。
ここに紹介されている盤の数も驚異的なのだが、上記のようにロックやジャズ演奏まで、ましてやMIDIまで整理されているのに驚愕したわけです。
そして驚いてはいけないのは、紹介されている盤をすべて聴いているということなのだ。そしてすべての盤に当然のように解説がついている。そしてその記述が的確かつかゆいところに手が届く類のものなんですねぇ。脱帽いたしました。
「展覧会の絵」はここで決まりです。ハイ。最敬礼いたします。



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2 コメント

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ありましたね、凄い。 (Royce)
2006-02-21 01:08:18
展覧会の絵大好き人間としては、コルトレーンにもいっちょうお願いしたかったです。
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確かにそうかも・・・ (Sugar)
2006-02-21 01:30:18
しかし、凄いページです。私なぞ、小一時間このHPに居続けしました。

間違いなくこのページの先生は、譜面読めて、盤を持っていて、全部聴いてますね。本当に凄い人です。

世の中にこういう人がいて、こういうページを見られる世の中になったことが、実は一番凄いかもしれません。

この際、展覧会の絵・優秀録音っていうコンテンツ作ってもらいたいです。
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