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KEF105/3の修理 Part2

2007年06月28日 | Audio

本日(28日)には、KEF君の修理を依頼しているオーディオラボからメールが3通届いていました。な、なんだ? というわけで開けてみると、山のような添付写真。そうです。修理の進捗写真なんですねぇ。たぶんこれを見たい方もおられると思います。というわけで、まずは、オーディオラボさんから来たメール内容。
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ご連絡が不備となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
全体予定の遅れが出ておりまして
昨日も休日返上にて作業しております。
細かい作業につきご理解頂けましたら幸いでございます。

本日までの経過ですが、
ウーハー部:オーバーホール完了、本日よりエッジ貼り替え、調整
スコーカー、ツィター部:本日剥離調整
ネットワーク、その他:明日以降作業

以上でございますが、ウーハー、スコーカー、ツィターまでの
画像ご確認くださいませ。
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文章より写真は説得力があります。
  
 やっぱりボロボロ。右写真のウーハーのダストカバーは、最終的に無くなる
  
 ウレタン系を取り除いたウーハー。右写真は振動系を剥離しボイスコイル確認
  
 ウーハーも磨かれて綺麗。それにしてもフレーム4本並びは壮観
  
 ツィーターが外されたスコーカーと剥離作業前のツィーター

ここまでエッジが劣化していて、低域が出ていたというのは、神業だ。どうせなら、パリパリっと破ってみたかったなぁ、このエッジ。JBL4343の時も、スコーカーのエッジが全く同じ症状になった。ちょっと触るとパリッと行ったから、KEF君も同じだったろう。まぁ、残念ながらKEF君は手を突っ込まないとパリパリとは出来なかったので、オーディオラボさんのところへ行ってもこの程度。だから低域も出ていたのだろうけれど。
日本の気候だと磁気回路のサビというのも気になるところだが、写真を見る限りはかなり綺麗で新品同様に見える。もちろん錆びていたはずで、メンテしていただいたから綺麗なのだろう。ボイスコイルも驚くほどピカピカで綺麗になっているのには、驚かされましたけれど。
明日からはネットワークとツィーターのメンテとなるようだ。ネットワークとターミナルのクリーニング&メンテ、ツィーターの音圧修正と磁性流体除去などが待っている。
それにしても「解体新書」って感じがするのは、私だけ?