日々精進

毎日を一生懸命生きる。テニスを通じて日々精進して行きたいと思います。

東京大学応援団

2009-11-18 21:10:13 | Weblog
17 火

夕方プライベートレッスン雨の為中止。

俺が英語のスピーチをしているところの写真がStars&Stripesという新聞に載っていた。会う人会う人が教えてくれた。

最近気合が入っていないので東大応援団の本を購入。

NHKの東大応援団の特集の録画は消せない。何を隠そう実は俺も東京六大学野球に憧れ東大野球部を目指し必死で勉強して野球も頑張った男。ヘルニアで野球は辞め東大にも入れなかったが目指して頑張った過去がある。確かに東大野球部は六大学でダントツ弱い。その弱い東大野球部を真剣に勝利を信じて応援する応援団には胸が打たれる。東大応援団は最後まで勝利をあきらめていない。0対19で負けていても早稲田に勝てると信じて最後まで応援して一緒に戦う。しかし敗戦を喫すると、「罰練」と呼ばれる練習が待っている。応援団の理屈は野球が負けるのは応援のせいである。罰練が終わって整列集合した時の最高に硬派で熱いリーダーの辻君は「最後まで本当に勝利を信じたのか?お前ら適当なことやっていたら存在意義がないんだよ!」と一喝。なんと普段の辻君は基本学ランで通学も学ランで通している。「目立つことは確かだが、目立つことで逆に姿勢が正される」と語る。熱い。高校時代も応援団に属していた辻君は「実力も勝る強豪私立大学は多少それてもゴールには辿り着けると言った意味では、応援の力を実感できないと思うんですよ。勝っても、あぁ勝ったなぁとか負けてもあぁ負けちゃったなぁとか。でも僕達は負けても応援のせいだと思うんですよ。そこでちょっとの事で倒れるものを何故防げなかったのかという風に一番応援の真価が問われるというのが東大だと思うんですよ。」と語る。東京六大学野球で一番弱いからこそ存在意義が求められている事を辻君は自覚している。凄い奴だ。5月下旬の春の東京六大学野球の最終カード。東大はここでも劣勢。リーダーの辻君が試合途中に集合をかける。「なんとなくやって、いつもの練習いつもの試合と一緒か!絶対に勝ちたいという闘志を出せよ!」と、下級生部員に檄を飛ばす。「野球は難しい。そして応援も難しい。これだけ声を出しているのになかなか勝てない。難しい。どうすればいいか分からない。しかし野球部はそれでも頑張っている。我々にできることは何だ?難しいと分かっていてそれでも応援する事だ!」と。しかし残念ながらこの春も全敗。

春の六大学野球のリーグ戦を終えるとステージ演技披露会「六旗の下に」が開催される。それに向けた練習中に辻君は突然2年生部員を呼び寄せた。2年生部員が自分のことで精一杯で楽をしようとした心を見透かしたのだ。2年生の心を見透かした辻君は「自分が一番苦しいと思っている奴は最低だ!」と一喝する。辻君はリーダーで下級生を怒鳴りつけながら指導しているが実は一番自らに厳しい。辻君は深夜に「伝統の勝利の拍手」の自主練習をする。鬼のようにエビゾリする。「僕のせいでぽしゃる訳にはいかないから」と「六旗の下に」に臨む決意を語っていた。当日も出演直前まで練習をしていた。下級生達がトラックを叫びながら全力で走って来て腕組みして待っている辻君に思いっきりタックルしてぶっ飛ばし辻君の顔に向かって下級生達が皆で叫んで気合を見せる。辻君もひるむが何とか負けじと立っている。スゴイ気合だ。全員気合が入り「六旗の下に」の本番では特に辻君の「伝統の勝利の拍手」には大きな拍手が鳴りやまなかった。演技終了後集合で下級生達は「悔いがない。」「全てを出し切った。」と感想を述べた。それに対し辻君は優しく語りかける。「俺はこれで満足したわけではない。これを糧にして成長できれば良いと思う。今の気持ちを絶対に忘れるな!」と下級生達に指導。そして全員で肩を組み合って「応援部小唄」を合唱する。熱い熱すぎるゼ。

最近の俺はテニスの試合でアウェーが多く、地元応援団にやられた感がある。なんと情けないんだろう。テニスでは自分が選手でもあり辻君のように最後まで信じてくれる応援団にならなければいけない。時には自分自身に集合をかけて一喝する必要があるだろう。俺はだいぶいい選手にはなれたけどいい応援団にはなれていない。「伝統の勝利の拍手」の深夜自主練をする必要がある。彼らの様に何事にも真剣に向かう態度が必要だとも再認識させられた。

18 水

夕方プライベートレッスン。2時間。風が強く冬の訪れを感じた。英語でレッスンするのは俺にとっても最高の英語の練習になる。ありがたいことだ。わかるように瞬時に説明するのは大変だけど楽しい。自分の成長を感じることができるのは本当に素晴らしい事だ。日々精進しかない。




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