酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

乳質のこと

2008年04月09日 | 乳質

 ここのところ、乳質についての記事を書いてないんですが・・・モチベーションが下降気味でして・・・

決して乳質が悪化しているわけではありませんが、組合内でのポジションは真ん中ぐらいです。先月は13万、27万(ここは悪かった)、13万です。

 いい乳質を維持する!という覚悟というかやる気を維持するために書いていたんですが、みんな良くなってしまったので・・・・

 「高品質の牛乳をみんなが生産する」というのは、とても素晴らしい事です。でも、それが当たり前になると書くことがそれほど重要ではなくなるんですよね。

 

 さて、4月になって関東は乳質検査、乳質基準が統一されました。宇都宮のCSで検査しています。そして乳質基準がいっそう厳しくなりました。ただ栃木の方にとっては一部緩和になったようですが・・・

 ちなみに体細胞数が30~40万未満で-1円、40~50万未満で-4円、50万以上で-20円。ただし再検査で50万未満なら-10円になるそうです。

 そして最初の検査結果が届きました。結果は体細胞が16万、細菌数が3万でした。体細胞数は大きな変動はありませんでした。他の農家さんの数値もいつもどうり。

 「検査が変わると数値が大きく変動して混乱する」ということはありませんでした。よかったよかった(^-^)

 変わったのは細菌数が1万単位で出るようになったことぐらいですね。

 ただひとつ気になることが・・・それが体細胞数20万未満のプレミアです。原資はどうするんでしょうかねぇ?

 

 そうそう、乳価交渉ですが発酵乳向けは6円値上げで交渉中だそうです。消費の伸びが大きいだけに気になるところです。不満が聞こえてきそうな価格ではありますが・・・このままでは生乳不足で混乱は必死でしょうから、再値上げに期待しましょう!いや、再値上げさせましょう!!牛乳はより美味しくなったはずですから!!!