酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

牛群審査(19年度後期)

2008年02月13日 | うちの牛たち

 あいにくの雨の中、牛群審査が行なわれました。

 牛群審査は、検定率、登録率とともに次回の全共の出品頭数枠に関わるため、県全体として積極的に受けるような雰囲気作りがここ数年行なわれてきています。そういった結果が昨年の共進会での結果につながっています。我が家は乗り遅れてますが(-_-;)・・・

 

 さて結果です。

 

 番号     父        母の父     点数  年齢(歳ー月)  産次数    

250     リー     ゴールドバック   88      7-3        4

279   アウトサイド    サベージ     87      3-11       2

272 ブリギーン ブラボー(後代漏れ) アパッチ 86     5-6        4

ーーーーーーー以上がホルマガに掲載されますーーーーーーーーーーーーー 

271 ブリギーン ブラボー(後代漏れ) アパッチ 85     5-6        4

280   ジェットソン    エアローン    84      3-10       2

281    ミックス      ルドルフ      84      3-6        2

282   フリーマン     アシリー     83     3-6       2

283   チャンピオン     リー       80      3-5        2

284   アウトサイド     アスター     82      3-2       2

292   ディカプリオ    エアローン    78      2-6       1

293    アストロノミカル  ウイナー(後代漏れ)  80     2-7       1

294   アウトサイド    エアローン    78     2-5       1

295    ミックス      ルドルフ     80     2-7       1

296     ノマド       カリスマ     82     2-5       1

297    ノマド         リー       79     2-4       1

 

  250は自分が就農した年に生まれた3頭のうちの1頭です。超ド近交ですが、交配したのはオヤジです(-_-;)

小さい牛でしたが元気で負けん気の強い牛でした。で、今もサッパリ言うことききません( ̄▽ ̄||||)

 前産まではそれなりの牛だったんですが、今産驚くほど変わりました。87点もらえればと思っていたんですが、状態がよかったこともあり1点上乗せの評価でした。乳器も89点付きましたし。家の牛舎サイズにあったいい牛です。後は娘さえとれれば・・・

 279はエクセレントをとった牛の娘です。2産ですから非常に期待大です。点数配分も87点フラットなので後2産すればいけるでしょう、2代エクセレント。

 272、271は双子です。初めは271の方が評価が高かったのですが、産次を重ねて乳器の差で逆転したかなという感じです。おとなしくて搾りやすく、種止まりもいいのですが、娘が・・・

 281と283はつなぎの弱さが致命的でした。281はいい乳房が付いていたので特に残念です。それで今日ミニスターを付けました。リーとダーハムで肢を直してくれることを期待しましょう。

 294は融合乳頭もちです(T-T) 乳器の評価が3点下がるそうです。アウトサイドはどうも副乳頭が付いたやつが生まれやすい感じです。

 296は骨量があってスッキリとした牛です。サイズもそこそこで大きな欠点も無く、期待の1頭です。

 297は立ち上がりの食い込みがあまり良くなく、現在かなりアンダーです。それが評価を下げました。今回は飛ばした方が評価が高くなったかなぁ。

 それにしても国産の種は食べたものを乳に変える力が強すぎるような気がします。生涯生産乳量を長命でというよりも生産性の高さで、という改良方針がそういう牛を選抜しているんでしょうけど。

 一方、飼う方としてはより高いレベルの管理能力が必要とされるわけです。自分自身の能力も日々改良していかないと、“乳は出るけどあっという間にいなくなる”となるわけですが、これは結構プレッシャーですね。

 現在のような情勢下、高いレベルで遊びの少ない飼い方をして結果を出すのは、正直かなりしんどいです。人も牛も“のんびり”とした飼いかたが出来るようになって欲しいものです。