酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

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2006年09月17日 | パソコンでカタカタ

 コメントするだけしといて、何もしないのは良くないですね。

 ウシ。正面から。4才の経産牛、名前はリリー(種はリー・・・安直な・・・)

耳に付いた黄色のピアスがチャームポイント!肝心の角は耳の上にあったわけですが、子ウシの時に除角済みです。

 乳牛の場合、その管理はウシのすぐ傍で行う事になります。しかもウシの顔には背を向けて。

なので角のあるやつに振り向かれると、グサッといっちゃうわけです。

 そしてもうひとつ。フリーで飼う場合、どうしてもウシ同士が喧嘩(頭突き)して怪我をします。特に群の上位のウシが下位のウシ(特に初産牛)をこ突くわけです。そんなことで怪我をされて廃用になった日には目も当てられません・・・周りの人には、絶対に「除角しないお前が悪い」と責められるでしょう。

 

 さて、続いて

 側面後方から。背中、写真奥から真ん中あたりが肋骨。

骨が平べったくて、骨と骨の間が開いているものが良いとされます。真後ろから見てなるべく円に近いとなお良いです。

 真ん中の出っ張りが腰角。産次を重ねるとこれが大きく明瞭になります。“ウシらしさ”を評価する上で重視されます。

 腰角から黒い斑紋にかけてが尻。ウシの尻はへこんでて、引き締まってます(笑)この部分の肉の付き具合で太っているとか、痩せている事を確認します。

 そして後ろ肢の間から乳房が見えています。え~、写真を撮ったのが搾乳直後という事で乳房はしぼんでますが、搾乳前にはパンパンになります。現在は日量40k出ています。

 肢のくの字の尖がったところが飛節。人でいう踵です。ここよりも乳房の下端が上にあることが美牛の条件です。

 

 クラフトですが、欲を言うと首があればウシキチとしてはなお良いんですが。バランス悪そうですけどね(笑)