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参院選2022の個人的な所感

2022-07-12 00:41:00 | 映画と関係ない雑談

今回の選挙結果は衆参ともに憲法改正(改悪)派が3分の2を占める結果となり、憲法改悪を阻止したかった私としては極めて不愉快な結果となりました。

投票率はわずか52%とのことで、我が国の根幹たる憲法が改正されようとしているのに国民の半分は投票を放棄しました。なんでもどうぞ反対しません、とした国民の半分にも責任はあると思います。


自民や維新が支持された以上に我が国の問題を表しているのはN党がまたも議席を取り、政党要件を満たす2%の得票率を取ってしまったことです。

市議会議員を辞職して別の市で立候補する理由がそっちの方が議員報酬が高いからだったり、居住実態が無くて当選無効になった党員に党首自らがどうしてもっと上手く偽装しないんだと叱責する映像を党公式youtubeにアップしたりする、なんというか遵法意識などまるでなく、政治をビジネスとしか考えていない控えめに言ってクソな連中です。

受信料の引き下げとか放送電波のスクランブル化などについては何一つ進めないで、やってることと言えば受信料払うなと訴えるだけで、それって違法行為を推奨しているだけです。しかも自分は国会会館での受信料未払いを訴えられて裁判で負けています。

こんな連中のためにまた6年間政党交付金を支払わねばならなくなりました。

いやマジで、奴らに1議席やるくらいならその1議席自民党に与えた方がはるかにマシです。

ちなみに私はキッチリと受信料払ってます。免除や減額の対象者をもっと広げても良いとは思いますが、公共放送は必要で有意義だと思ってますから私としては受信料を払うことに抵抗はありません。

むしろNHKの番組内容にケチをつける政府の方に問題を感じます。


参政党について投票前にちょっと書きましたが、蓋を開けてみればわずか1議席でした。

とは言え社民より多くれいわにせまる得票をテレビ新聞がほぼ報じない中で獲得したのはやはり大きな風が吹いていたと言わねばなりません。まあ結局改憲賛成のウヨった党なので風は風でもじめっとした生温かさがありましたけど。


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さて、「私は〇〇党に入れました」というのはあまりSNSで発言しない方がいいのかもしれませんが

私は今回比例は社民党に入れました

正直なところ政策に共感したのでも、好きな候補者がいるわけでもなく、7割くらいは「情」で入れました。

かつての野党第一党で総理を輩出したこともある党がいまや崖っぷち。いやすでに歴史的役割は終わっていて遠くない将来国政政党で無くなるのではと思ってます。今回が最後の国政政党としての選挙の可能性もあったので一度くらい投票しておこうという感傷に流されました。

社民が消えたら国民主権と基本的人権と平和主義を大事にし弱者のために立ってくれる党が共産とれいわだけになるのは心もとないという思いもありました(立憲は今後右傾化し自民寄りになっていく気がします。支持母体の連合があれだから)


そうしたら福島瑞穂さんは当選しかろうじて政党要件を満たして、まずは良かったと思ってます。

民主党政権時に沖縄問題で連立から抜けて主張を貫き意地を見せたことは評価しています。

政権に残るために集団的自衛権や秘密保護法にすら賛成したどこかの連立与党を組む党は見習うべきだと思います


リベラル勢力も軒並み問題ありで、自民や維新のこと言えないくらいのポンコツ感は否めませんが、ポンコツ同士の政治争いを他人事ではなく当事者として参加し我が国の行末を見守っていこうと思います


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