まず邦題のセンスが良すぎます。最初の三文字で女性客の95%くらい失っています。残りの5%は、「彼氏の付き合いで仕方なく見た」「家に帰るとお父さんが日曜洋画劇場で見ていた」「私はとにかくどんな映画も見ることにしている」という女性たちでしょう。
さて、この映画はチャック・ノリス大先生主演による85年ころの作品でいまや古典的名作といってもいいくらいです。
念のため"チャック・ノリス"について説明しま . . . 本文を読む
ペドロ・アルモドバル・・・・。世界屈指の天才監督であり、ヒューマニストで愛の狩人で芸術家であり、そしてなんつっても世界有数の変態監督であり、エンターテイナーである。
「トーク・トゥ・ハー」は6:4で天才性が勝った。今作では4:6で変態性が勝った。結果すさまじいキワモノ映画になる寸前で、天才的なストーリーテリングがかろうじて歯止めをし、爆笑もできるエンターテインメントと化した!!
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