スポーツヲタクの独り言

目指せ毎日アップ。ひねくれものの独白、ぜひ見てね!

ラグビー日本代表、W杯最後の一戦。もう希望的観測はやめようよ…

2007年09月24日 22時08分47秒 | ラグビー
ラグビーの第6回ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場している日本は25日午後6時(日本時間26日午前1時)から当地で行われる1次リーグ最終戦で、カナダと対戦する。既に3連敗で敗退が決まった日本とはいえ、何とか最後に1勝をもぎ取りたい。
 カナダはB組で最も力が接近している相手で、今大会でもウェールズ、フィジーに連敗している。過去の対戦成績は日本の9勝8敗とほぼ互角で、競り合う展開が予想される。
 大型FWを前面に出したモール攻撃がカナダの特徴。密集の近場を直線的に攻めてくるため、守りやすさはある。日本はバックスのスピードで対抗すれば、トライを取るのは難しくない。
 ただ、大会3戦目のカナダに対し、日本は4戦目と日程面の不利は否めず、主力にけが人も出ている。カーワン・ヘッドコーチが「賢く戦いたい」と話すように、ベンチスタートのバツベイ(近鉄)、WTB小野沢(サントリー)らを含めた選手のやり繰りが重要になる。
 フィジー戦やウェールズ戦ではセットプレーから一発で簡単に突破される場面が見られた。カナダ戦でも同じことを繰り返すなら、W杯で16年、14試合ぶりの勝利は難しくなるだろう。


当初の目論見通り、フィジーに勝って、第3戦で主力を温存してカナダ戦を迎えられたら多少なりとも期待が持てるが、ここまでの展開を思えば、正直厳しい結果しか想像できない。
ラグビーは何と言ってもまずFWだ。実際、接戦になったフィジー戦ではFWは互角以上に戦っていた。サイズの問題ではない。スピード・パワー・スキルが伴って初めて戦力となる。オーストラリア戦、ウェールズ戦では、試合の前半の前半までは素早いタックルで相手を止めていたが、ボールを保持しているときでも、まるで相手に持たされてるようで、状況の打開には至っていなかった。
大型FWを持つカナダ相手に、たぶん前半はがんばるだろう。だが、長時間の力比べの後、後半には失点を重ねていくいつものパターンとなるだろう。
BKのスピードに頼るという考え方は幻想だ。そりゃいい状態でBKにボールが渡ればトライを量産できるかもしれないが、劣勢のFWから相手のディフェンスラインが整う前や、相手より人数が勝る状態でボールが回るとは思えない。
勝機があるとすればとにかくロースコアの試合に持ち込むことだ。そして極力相手陣で試合をすること。キックを有効に使い、自陣ゴール前でのラインアウトには絶対にしないことを徹底すればもしかしたら…。
まあ、もう全敗でも仕方あるまい。毎度毎度、敗戦から学ばないのが日本ラグビーの最近の歩みだ。次回大会が20から16に出場国が減り、「アジア枠」が認められなければ連続出場も途切れるのだろう。ラグビー好きには悲しい「終戦」となりそうなカナダ戦だ。

女子レスリングでインチキ判定。出る杭が欧米以外だとボコボコに打つヨーロッパ人の狭量

2007年09月24日 11時57分44秒 | スポーツ一般
京子、まさか!!レスリングの世界選手権最終日は23日、バクー(アゼルバイジャン)で女子3階級が行われ、4年ぶり6度目の世界一を狙った女子72キロ級の浜口京子(29=ジャパンビバレッジ)は、2回戦で昨年の決勝で敗れたスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)に微妙な判定の末に0―2で敗戦。敗者復活2回戦でもフォール負けを喫し、8位以内に与えられる北京五輪出場枠も逃す波乱の展開となった。
 立ち直る力は残っていなかった。浜口の敗者復活初戦。第1ピリオドを奪いながら、第2ピリオドにまさかの屈辱を味わった。01年世界選手権の3位決定戦以来6年ぶりのフォール負け。「現実が信じられない」。試合後は父のアニマル浜口こと浜口平吾団長と会場内で話し合い、サブアリーナで約10分間の練習。五輪出場枠すら逃す最悪の結末に、うなだれた。
 悪夢は2回戦で起きた。昨年の決勝で反則まがいの頭突きで鼻骨を折られた上、敗れたズラテバ戦。第1ピリオドを先取され、迎えた第2ピリオドの1分30秒すぎだ。1点を先取されていた浜口が、背後に回った相手の右ひざを右手で払う外無双で横転させた。さらにグラウンドで攻めようとしたが、ズラテバは体をねじり応戦。主審が両者をスタンディングの姿勢に戻したとき、電光掲示は「0―3」になっていた。
 外無双でポイント獲得を確信していた浜口は掲示板に走り寄り、自らの0の数字を指さして猛抗議した。だが、マットチェアマンはビデオ判定すらせず、ズラテバの得点だけを認めたまま。セコンドの金浜コーチもマットに上がり抗議したが、イエローカードを出される始末。試合後にマットに上がり「おかしい!どうなってんだよ!判定が違うだろうが!」と叫んだ浜口団長の声が、会場にむなしく響いた。
 これには、日本協会の福田富昭会長も怒り心頭で「日本の女子が強すぎるから嫉妬(しっと)があるんじゃないか」とまくし立て、国際連盟の副会長として審判団の処分を要求していく考えを示した。しかし、判定が覆ることはない。「強くなるための修業だと思う。落ち込んでいる場合じゃない」。アテネの銅から始まった浜口のリベンジロードは、北京まで1年を切り、さらに険しさを増した。


たぶん、始めから狙いは浜口京子だったのだろう。叩くには最も目立つ選手がいい。その上、実力的にも飛びぬけてないところも標的として最適だったのだろう。
しかし、ヨーロッパの狭量は今に始まったことではない。日本人が活躍する種目でその勢いを殺ぐためのルール改正は枚挙に暇がないだろう。そしてこのインチキ判定。誤審を認めて謝るのはいいが、判定が覆らない状況でいくら謝罪したところで何の役にも立たないではないか。
これでは来年のオリンピックも思いやられる。会場全体を覆う反日感情と、それに阿る判定。メダルの有力種目なだけに、日本での憤慨が今から見えるような気がする。しかし、オリンピックってこんなに憂鬱なものだっけ?(苦笑)