スポーツヲタクの独り言

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宮里藍完勝。ちょっと強過ぎ? 米ツアー間近?

2005年08月22日 18時48分39秒 | スポーツ一般
初日からトップの宮里藍(20=サントリー)が5バーディー、ノーボギーの68とスコアを伸ばし、通算10アンダー209で完全優勝を果たした。
初日同様にボギーなし。ショットは安定感を保ち、前日精彩を欠いたパットも、握り加減を調整して修正。「今までの優勝よりもプレーに集中できた」と、世界のメジャーを転戦した実力を証明した。
この日は2度、貴重なパーをものにしたときガッツポーズをつくった。最初のガッツポーズは8番ミドル。第1打が木の根元にいき、次は出すだけとなり、ピンまで約4メートルのパーパットが残ったが、フックラインをねじ込んだ。
次は、茂木宏美に1打差に迫られて迎えた16番ミドル。ラフからの第2打がグリーンをオーバーし、3オンでピンまで約2メートル残ったが、「下りでタッチが微妙だった」と振り返るパットを見事に沈めた。続く17番で茂木がボギーとし、2打差に開いて勝利が確定的になった。
副賞のショベルカーは、父優氏の勤務先で、宮里本人も小学生のときから通う沖縄県名護市のゴルフ練習場に贈る。「小さいころから、ずっとお世話になっているので」。20歳の覇者が口にした感謝の気持ちだった。

強いなぁ。強過ぎ。まさに完勝。人気と実力を兼ね備えているんだから言うことなし。逆に言えば他が弱過ぎ。もっと競った争いにならないと宮里人気におんぶにだっこ状態から脱することができなくなるのではないだろうか。
日曜日は裏で亀田の試合が放映されていたが、視聴率的にはいい勝負。それもこれも宮里サマサマ。
今年このままの調子で賞金女王をとるようなことになれば、もう国内はご卒業ということになろう。彼女のパーソナルスポンサーにしてみればアメリカツアー参戦でますます日本のメディアでの露出が上がることは大歓迎。レベルの高いところでもまれれば強さにも磨きがかかるってものだ。
しかし、あの小さな身体で大したものだ。ゴルフは力だけじゃないのはわかるが、道具の進化はそれを操る人にもそれなりのものを要求してくるはずだ。若手がこれだけ幅を利かせるようになったのも、この道具に対する順応が大きかろう。
今週また優勝すれば史上最年少の10勝目。今の勢いなら20歳で全てを掴みそうだ。どのスポーツも女子の方が元気でいいなぁ…。