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スポーツヲタクの独り言

目指せ毎日アップ。ひねくれものの独白、ぜひ見てね!

もはや裸の王様、三木谷オーナー

2005年05月03日 23時59分50秒 | サッカー
リーグ最下位に低迷するJ1神戸が2日、大幅なコーチ陣の刷新を断行した。同日付で、三浦泰年チーム統括部長(39)が同職を退任してコーチに就任、和田昌裕コーチ(40)が育成部長に、パベル・ジェハークコーチ(41)が統括部に、それぞれ異動する人事を発表した。チーム統括部長は不在となり、前田浩二強化ディレクター(36)が代理を務める。シーズン序盤、監督交代劇に続いて、またも大なたが振るわれた格好だ。
ドロ沼にあえぐ神戸が、またも新たな手を打った。和田、パベルの両コーチが現場を離れ、強化責任者だった三浦部長を新たにコーチとする人事。叶屋宏一専務は「今は現場を最優先に考えての方針」と説明したが、異例中の異例の配置転換だ。
神戸のチーム統括部長のポストは、いわばGM的存在。権限は選手獲得にとどまらず、監督の選任にまで及ぶ、チーム編成の最高責任者だ。その人物が一コーチに異動するのは、オフならまだしも、シーズン中としては尋常ではない。
レオン監督は小人数の体制を好むこともあり「彼はポルトガル語も話せるし経験がある」と歓迎。同部長も「レオンが来ると決まった時、オプションの1つとして可能性はあった」と話すが、効果のほどは未知数だ。
現在、1分けを挟み6連敗中で、レオン体制初戦となる1日のG大阪戦でも連敗は止まらなかった。試合後の三木谷浩史社長(40)は「コメントはなし」と、怒りをあらわにしていた。同社長がオーナーを務め、同じく最下位に低迷するプロ野球・楽天でGM・コーチ陣の入れ替えが発表されたのは4月30日。そのわずか2日後に、今度はサッカーでもコーチ陣にも“メス”が入ることになるとは…。
4日には、すぐに浦和戦(神戸ウ)が控える。「今回のことで、整理はできたということになるのでは」と、クラブの取締役も退任してコーチに就任した三浦部長。体制の一新が、次こそ神戸の“カンフル剤”となるか、注目だ。
もはや誰にも止められない三木谷オーナー&社長の一人舞台。野球もサッカーも低迷続きでコーチ陣を刷新だって。
こんな脅迫的な組織改革に意味があるのだろうか?
野球に関して言えば、今日の結果は目に見えていたはず。前年パ・リーグ5位と6位(それも4位とは離された)の合併した後の「残りカス」を集めたチームだ。岩隈と礒部だけが一線級であとはロートルばかり。これで互角に勝負しろというのが土台無理な注文だ。
組織を活性化するために何か手を打たなければならないのは確かだろうが、「戦力」に対して責任のないコーチを入れ替えたところで急激にチーム力が向上するってものでもなかろうに。
サッカーにしても野球にしても、最大の問題は一番間違っているであろう三木谷オーナーに物申せる腹心がいないことか。
弱いだけならまだしも、こんな強権オーナーが牛耳るチームに、ファンは愛着を持つことができるのだろうか?
もう少し自らの責任についても考えてみたらよろしかろうに…。

北朝鮮も必死。鄭夢準を味方につけて裁定は覆るか?

2005年05月01日 23時04分16秒 | サッカー
国際サッカー連盟(FIFA)規律委員会が北朝鮮に対し、平壌で行われる予定だったワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本戦(6月8日)を第三国での無観客試合とする異例の厳罰処分を科したことについて、同国サッカー協会がFIFAに上訴する可能性が高いことが1日分かった。
関係筋によると、同協会関係者は「処分は受け入れられない。このままでは終わらない」と、異議申し立ての意思を示唆しているという。規律委の決定は、3日以内に上訴できる。

国際サッカー連盟(FIFA)副会長でもある韓国サッカー協会の鄭夢準会長は1日、アジア最終予選の北朝鮮-日本が第三国での無観客試合となったことについて、北朝鮮の上訴を支援する意向を明らかにした。
聯合ニュースによると、鄭会長は「3日以内に異議申し立てができるため、いろいろなチャンネルを通じて北(北朝鮮)が上訴できるように勧告する考えだ」と述べた。
同会長は「北に対する処分は予想外に厳しい」との見方を示し「FIFAとアジア・サッカー連盟(AFC)の幹部に、北の立場が反映されるように最善を尽くす」と語った。
裁定を下したFIFAの副会長が上訴を支援するというのはいかがなものか? それならば裁定を出す前に、再検討したらいいではないか。
今回の鄭夢準発言のいやなところは、彼が韓国の国会議員だということだ。北朝鮮への処分が軽くなる=日本が不利になるという図式が成立する以上、この「反日的」発言は自身の人気取りと思われても仕方ないことだ。
ここのところの韓国大統領の強硬な対日姿勢が支持率アップに一役買っている現実を見れば、鄭夢準の北朝鮮支援発言に政治的な意図がないなどと考えるお人よしはいないだろう。
ま、もともと平壌で満座の敵の真っ只中で試合することを思えば、無観客だけでも充分なもうけもの。うっかり第三国が中国に設定されると、その方が厄介かもしれない。
よもや裁定が覆ることはないだろうが、露骨にスポーツが政治に利用されるのはいやなものだ。

サッカー日本代表に朗報! 北朝鮮戦は第三国で無観客試合に

2005年04月30日 00時51分49秒 | サッカー
国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイスのチューリヒで規律委員会を開き、3月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選で観客が暴徒化した北朝鮮に対し、同予選の次のホームゲームとなる日本戦(6月8日・平壌)を第三国に移し、観客無しで開催させる異例の厳しい処分を決定した。
代替開催地は今後決定するとしている。日本サッカー協会の川淵三郎会長は30日に記者会見し、見解や今後の対応などを表明する。
3月30日に平壌の金日成競技場で行われた同予選の北朝鮮-イラン戦での観客暴徒化や4日前のバーレーン戦での問題に対する処分。北朝鮮には2万スイスフラン(約180万円)の罰金も科した。
FIFAは先に、2月のW杯予選で観客がピッチに物を投げ込むなど同様の騒動を起こしたアルバニアとコスタリカには無観客試合の処分を下したが、今回は北朝鮮側の弁明も聴取した上での異例の厳罰。北朝鮮は暴徒化の原因を「不公正な判定が導いた結果」と主張しており、反発も予想される。
北朝鮮は1982年ニューデリー・アジア大会のサッカーで選手やピッチに乱入した役員、応援団が主審らを殴打。FIFAから2年間の出場停止処分を受けている。
北朝鮮への思わぬ厳しい裁定に、日本人は大喜びだろう。考えうる最大級の「罰」と言ってもいい、第三国での無観客試合。日本は日程的にも厳しい6月のアウェー2連戦がずいぶんと楽になったはずだ。
こうなると、6月3日のバーレーンでの試合から、あまり長距離の移動をしないでも済みそうだし(つまり、中東近辺でやれそうだし)、無観客となれば中東の観客のプレッシャーに晒されることもない。
最終予選残り3試合。必要な勝ち点は5。ホーム1試合、アウェー1試合、第三国1試合となれば2勝以上も射程圏だ。
北朝鮮はこの裁定を日本の反動右翼の差し金なんていちゃもんつけるに違いないが、偉大なる将軍様はミサイル撃ったりしないでね(笑)

日本サッカー協会よ、今こそ最大の政治力を発揮せよ!

2005年03月31日 19時45分41秒 | サッカー
平壌で行われる予定だった6月8日の北朝鮮―日本戦の会場が変更される可能性が出てきた。
北朝鮮―イラン戦が行われた平壌の金日成競技場で30日、試合中の判定をめぐって観客が暴徒化。審判にビール瓶を投げ付けたり、競技場出入り口でイラン選手につかみかかろうとしたりして騒然となった。競技場前には一時数千人が集まり、出動した警察官ともみ合う場面もあったが、群衆は競技場から遠ざけられ、1時間余りでほぼ沈静化した。けが人の有無は不明。イランチームと審判団、外国報道陣は競技場内の部屋に一時避難した。
約5万人収容の競技場は超満員。ビールや焼酎を飲みながら観戦する客が目立った。試合終了間際、攻め込んだ北朝鮮選手がゴール前で倒れ、複数の同国選手が「イラン選手が足を掛けた」と審判に激しく抗議し、1人が退場処分に。これをきっかけにスタンドから瓶や缶、取り外した座席などがピッチに投げ込まれ、試合は約10分間中断した。
北朝鮮は0―2で敗戦。観客は試合が終わっても抗議の声を上げ続けた。断続的に物が投げ込まれ、4人の審判はピッチ中央から引き揚げることができず、約30分後、警察官に囲まれて移動。競技場正面玄関のホールでは、イラン選手が報道陣インタビューを受けているところに群衆がなだれ込んだ。イラン監督の記者会見にも興奮した十数人が乱入した。
今予選で北朝鮮のホームゲームは日本戦の残り1試合だけ。政治的な対立関係もからみ、2月9日の日本のホーム戦も厳戒態勢の中で行われた。危険度はイラン戦の比ではない。国際サッカー連盟(FIFA)、アジア・サッカー連盟(AFC)は審判の安全確保を特に重視しており、今回審判の身に危険が及んだことから、AFCが安全面を考慮して北朝鮮―日本戦の会場を変更し、第三国で開催することを検討する可能性が高い。
あってはならない事態だった。審判を取り囲む北朝鮮選手、そして暴徒化する観客。
しかし、これは日本にとって最大のチャンスだ。日本サッカー協会はAFCに対して最大級の政治力を発揮し、第三国への会場変更を必ずや実現するべきだ。
日本代表の6月アウェー2連戦は、日程的にも厳しいし、試合環境としても厳しい。その他にも政治的な対立が大きく、選手の安全が保障されているとは言いがたい。
幸いにして、北朝鮮も日本も6月3日には中東にいる。そのまま移動なしで試合ができれば言うことなしだ。時差にも気候の変化にも苦しまないですむし、何より、北朝鮮サポーターはいないし、無用な圧力もかからないだろう。
名目は何でもいい。審判の安全確保だろうが、今回の事件の制裁だろうが。W杯はいわば戦争だ。ここで「国力」を見せないで、いつ見せるというのか。川淵キャプテンの腕の見せどころがやってきた!

サッカー日本代表、第3戦消化でB組2位。この際、イランがんばれ!

2005年03月31日 00時19分08秒 | サッカー
サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組は30日、2試合を行い、観衆6万1549人を集めた埼玉スタジアムでの日本―バーレーンは日本が1―0で辛勝し、B組2位に浮上した。
B組は前半戦を終了し、日本は2勝1敗で勝ち点6。平壌でのB組のもう1試合はイランが北朝鮮を2―0で下し、勝ち点7で首位、バーレーンは1勝1分け1敗の同4、北朝鮮は3連敗。
25日のイラン戦に敗れ、B組3位に後退してこの試合に臨んだ日本はなかなかゴールを割れなかった。しかし、後半26分、中村俊輔(レッジーナ)の右FKから相手のオウンゴールで決勝点をものにして逃げ切った。
第4戦は6月3日、バーレーン―日本、イラン―北朝鮮で行われる。
とりあえずは、前半戦最低限のノルマ、勝ち点6を確保。残り3試合で勝ち点5あれば当確だろう。
こうなると、ホームで2試合を残すイランが圧倒的優位にある。6月のホーム2連戦を連勝すればW杯出場決定。最終戦が消化試合となる。
実はこれが日本にとっての福音だ。イランの最終戦はアウェーでの日本戦。消化試合となれば日本の勝ち点3がより確実になる。そうなれば、日本の6月アウェー2連戦は2引き分けでもOKだ。
まずは次戦アウェーでのバーレーン戦をキッチリ引き分けること。そのとき北朝鮮はイランに引導を渡されているに違いない。
しかし、今回のバーレーン戦を見ると、ジーコの強運恐るべし! だ。このツキを最後までしっかり持って戦い抜いて欲しいものだ。

サッカー日本代表、3バックで必勝体制

2005年03月27日 23時00分07秒 | サッカー
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選の3戦目で30日にバーレーンと対戦する日本代表が27日、さいたま市内で練習を開始した。1-2で敗れたイラン戦(25日)での4バックから、この日は従来の3バックに戻し、攻撃、守備の形を入念に確認した。
先発組は2トップに鈴木、高原、トップ下に中村を置き、中田英が右ボランチに入った。ジーコ監督は「イラン戦は田中が(出場停止で)いなかったので4バックにしただけ」と話し、システム再変更の理由が敗戦によるものでないことを強調。出場停止の小野に代わる形で守備的な位置に入る中田英については、「中村との縦の関係で攻撃的な力を見せてほしい」と期待を込めた。
選手はこれまで結果を残してきた3バックに戻ったことを歓迎した。宮本は「ずっとやってきたシステムなのでそれなりの動きはできた。4-4-2に変えたときよりもしっくりくる」。慣れたポジションに入る中村は「流れを見て、試合を落ち着かせたり活性化させたりしたい」と意気込みを示した。
B組3位に後退した日本にとって、バーレーン戦は勝たなければならない試合。ジーコ監督は「今までやってきたことをすべて出し、選手が緊張せずにやってくれれば必ず結果はついてくる」と力強く話した。
やはり、30日のバーレーン戦は3-5-2に戻すことになったようだ。懸案の中田問題もとりあえずは不在の小野の位置で仮決着。慣れ親しんだシステムで必勝を期す。
やはり中村・中田を併用し、さらにそれを攻撃面で活かすことにこだわったジーコが、負けの許される試合で4-4-2を試したのだろう。
何はともあれ、ホームでの試合は落とせない。残り4試合、勝ち点8は欲しい。そのためにも30日は絶対に勝たなければならないのだ。もし、30日に負けるようなことがあれば、ジーコの進退問題に発展するのは必定だし、中田の代表召集も見送られることになるのだろう。
最終予選に楽な試合などない。イラン戦のように1対1の局面での突破を易々と許さないためにも、連携の確立はもちろんだが、個々の対応力ももう少しあげてもらいたいものだ。
ま、この際は試合は面白くしなくていいので、前半5分あたりで先制し、ハーフタイムの頃には決着してるようなガツンとした内容をお願いしたいなぁ。

サッカー日本代表、唯一許されるであろう敗戦で、あんまり悲観することも…

2005年03月26日 22時32分30秒 | サッカー
日本の敗戦を告げるホイッスルの瞬間、ジーコ監督はじっとフィールドを見つめていた。敗戦を悔しがるそぶりも、怒りの表情もほとんど見せなかった。
すべての責任を背負って挑んだ試合だった。アジア杯を制し、W杯1次予選を勝ち抜いた3バックシステムを捨て、4バックに戻した。昨年3月のシンガポール戦以来となるMF中田英を呼び戻し、90分間使った。
「とにかく1敗をひきずらないようにしたい。次、バーレーンに勝てば可能性はあるので、しっかりした戦いで勝ちたい。選手は雰囲気にのまれずによくやっていた」
イランはこれまでの1トップではなく、ダエイとハシェミアンの2トップできた。そのハシェミアンに2点を決められた。ダブル司令塔の俊輔、中田英も決定的チャンスをつくることはできなかった。“中田システム”は機能したとは言い難かった。
12万人のイランサポーターで埋め尽くされた超アウエー。一時は同点に追いついたが、結果的に敗れた。03年5月の韓国戦以来となるアジア勢相手の黒星は、ジーコ監督と日本代表を一気にがけっ縁に追いつめた。バーレーン、イランに抜かれ3位転落。5日後のバーレーン戦は勝利しか許されない。
川淵三郎キャプテンは試合前に「2試合のノルマは勝ち点3」と言い切っている。「連敗しても残り3試合を全勝すればW杯には行ける。まだ終わらない」と前置きしたうえで「しかし、本当に連敗したら、そういう考えは許されるだろうか? 許されないだろうな」バーレーン戦の結果次第ではジーコ監督の解任を視野に入れざるを得ないことを示唆した。この日の試合後も「内容は評価できるが、バーレーン戦は絶対に勝たなければいけなくなった」と必勝を義務づけた。
背水のジーコ・ジャパンは26日に帰国し、埼玉入りする。「内容は悲観するものではない。気持ちを切り替えて次に備える」とジーコ監督。累積警告でMF小野が使えない。3バックに戻すのか、そしてMF中田英を使い続けるのか。ジーコ監督は、自らの進退とW杯出場を懸け、打倒・バーレーンに全力を注ぐ。
さほど実力に差がない国同士がホーム&アウェーで戦うのがW杯最終予選。お互いに思うことは同じだ。ホームで勝ってアウェーで引き分けると。
アジア最終予選にあっては、グループ2位に入れば本戦出場可能だ。1位になる必要はない。肝心なことは3位・4位になる国を確実に叩くことだ。
その意味では、この最終予選で唯一負けることを許されるであろう対戦がこのアウェーでもイラン戦だったはずだ。もちろん引き分けられれば言うことなしだったが。
中田を呼び戻し、使えるメドが立つかどうかを試せる唯一の試合だったと言い換えてもいいかもしれない。必勝を期す試合ではこの危険は冒せない。
ま、これで30日の試合は昨年まで熟成してきた3-5-2のシステムに戻すことになるだろう。小野がイエロー累積で出場不可となって空席になる守備的MFの位置に中田を入れれば八方丸く収まるはずだ。
8年前のアジア予選時にも、相当ヒステリックな論調で日本絶望と騒ぎ立てたメディアが多かったが、今の日本はまだ何も決まったわけではない。イランが次戦北朝鮮に負ける事だってありうる。
日本のサポーターは30日に埼玉スタジアムを超満員にして、日本代表を鼓舞することに邁進しよう。昨日のイラン12万の地鳴りにも似た応援に負けないように!

オーストラリアのAFC加盟をそんなに簡単に承認していいのか?

2005年03月23日 23時33分35秒 | サッカー
オーストラリアが現在、所属しているオセアニア連盟(OFC)を離れアジア・サッカー連盟(AFC)に加盟する件で23日、AFCはクアラルンプールでの理事会で全会一致で了承した。正式決定にはOFCからの脱退手続きに加え、国際サッカー連盟(FIFA)の承認が必要となる。
AFCのモハメド・ビン・ハマム会長は「オーストラリアが加わることで、アジアのサッカーの水準やイメージが上がる」と説明。同会長はAFCの正式メンバーになる時期は明言しなかったが、早くても来年以降と示唆した。
確かにオセアニア連盟はW杯において、単独1代表を送り込めないでいる。発言力のない連盟に留まって、W杯出場が難しいのであれば、アジアで参加するほうが可能性が高いかもしれない。また、観光という側面からも、アジアを相手にしたほうが国策に適うのだろう。実際、オセアニア連盟加盟の国は、オーストラリアとニュージーランド以外は小さな島国ばかりで、強化の面でも不利だし、観光資源にもなりえない。
しかし、オーストラリア、そしてニュージーランドがAFCに加盟することになれば、それでなくとも他連盟に比べて超広域に渡る加盟国が、さらに広がってしまう。中東からオーストラリアまでの距離となれば、実際の交流は難しかろう。
この際、オセアニア連盟を一旦全部アジア連盟に吸収して、アジア連盟を2分割したらどうだろうか。中東アジア連盟と、東アジア連盟に分割すればよかろう。加盟国数や広さを考慮したら、それくらいがちょうどいいはずだ。
ま、そうなると東アジア勢には日本・韓国・中国・北朝鮮に加えてオーストラリアとなるが、ここから2枠となったら、そりゃドキドキする展開になるだろう。それはそれで面白くていいか(笑)

チームが増えて薄まる人気? J1観客減

2005年03月14日 22時43分55秒 | サッカー
東京・味の素スタジアムは観衆1万2687人と空席が目立ち、ホーム開幕戦にしては寂しさが募った。12日のJリーグ1部(J1)東京V-清水。まだ寒さが残るとはいえ、18チームによる1シーズン制が導入された今季のJ1は、開幕2節の1試合平均観客数が昨季より約2000人減の2万2000人弱だった。特に首都圏クラブが集客に苦戦している。
大宮も同日、神戸を迎えた本拠開幕戦で9926人。千葉-柏は6612人にとどまった。東京Vの事業担当者は、元日の天皇杯を制しても伸びない客足に「うちは桜の咲く季節になるまでサポーターの足取りは重いから」と苦笑交じりで首をひねる。実は各クラブとも、今季は観客動員の停滞を懸念している。
昨季、J1全体の1試合平均観客数は約1000人増の1万9000人弱となった半面、鹿島や東京Vなど7クラブは減少した。今季は各ステージ終盤のヤマ場がなくなる。さらに早々と優勝争いから脱落したら、という不安である。
Jリーグの佐々木一樹事務局長は「首都圏クラブは地方とはまた別の難しさがある」と指摘する。とはいえ、F東京はホーム開幕戦の新潟戦(5日)で2万8450人を動員した。長丁場の1シーズン制だけになおのこと、クラブの魅力や営業努力と、常に観客を引きつける試合内容が問われている。
首都圏のJクラブが集客で苦戦しているらしい。冷静に考えれば東京2神奈川2(J2にも2)埼玉2千葉2茨城1(J2にも1)群馬0(J2に1)とこれだけチームが密集していれば観客の奪い合いも当然だ。
特に、近所に人気クラブががんばっている場合は深刻だろう。浦和>大宮、F東京>東京Vなどは典型的。千葉・柏のように両チーム低値安定ってケースもあるが。
サッカーは、4年に1度観客動員の起爆剤、W杯がある。ここ数年観客動員が増えたのもW杯自国開催の効果だろう。その意味では、今年あたりは全体的にしんどい年になりそうだ。
そこにもってきてこれも単純な話だが、今年は2チーム増えている。全体のパイが同じだったとしても1チームあたりにすれば減少となる。
地方で近隣にプロ野球チームがない地域(新潟等)はともかく、逆に急にプロ野球チームがやってきた地域(札幌や仙台)は一層の努力が必要になるだろう。
ま、人気面での格差はともかく、成績面では早くも2節で全勝チームがいなくなる大混戦。下位が早くから脱落するような展開になると、動員にも悪影響だと思えば、これは歓迎しなきゃいけない「異常事態」かもしれないが…。

久々の大物来日? マリノス、ジダン獲得へ

2005年03月13日 19時07分04秒 | サッカー
功績を上げた者には成功報酬を与えるゴーンCEOが日本のサッカー界に夢を与える。昨年、就任以来Jリーグで2連覇を達成した横浜M・岡田武史監督(48)の新たな挑戦に30億円もの資金で超大物獲得にGOサインを出した。
現在、チームにはブラジル人DFドゥトラ(31)、FWアデマール(32)と韓国代表FW安貞桓(28)の3選手がいるが、安の契約は2月から半年間。その後は欧州クラブへの移籍を希望しており、外国人枠は1つ空く。そこに世界的スーパースターを獲得したい意向だ。
複数の関係者によると、獲得の条件はスーパースターでも、選手としてピークを越えて衰えを見せている選手はNO。さらに、性格的にも日本人選手にとって模範となるビッグネームだ。そこで第一候補として獲得に乗り出しているのがジダンだ。
すでにフランス代表を引退しているジダンは昨年から小山哲司GMが中心に調査。チーム関係者がスペインに渡り、ジダンのプレーをチェックしている。4年前、ユベントス(イタリア)からレアル・マドリードに移籍した際の金額が82億円(当時の換算レート)。契約も07年6月まで残っているが、現在は20~30億円の移籍金で獲得が可能だという。
すでに今年に入ってレアル側に獲得の意思を伝えた。これに対し、レアルのフローレンス・ペレス会長は2月1日、Jクラブからの打診を認めた上で「ジダンには一切、接触させない」と拒否する姿勢を見せた。だが、関係者によると「本人次第。断られたわけではなく、今もパイプはつながっている」としており、5月にも再度、本格交渉に動く計画だ。
世界中のスターを擁し“銀河系選抜”とも呼ばれるレアルは今季、すでに欧州チャンピオンズリーグで敗退。今オフにはチーム大改革に乗り出すことが確実視されている。ジダンの放出も、ありえない話ではない。
また2年前の欧州MVP、ネドベドについても水面下で調査を進めている。
今季はJ3連覇、アジア制覇→世界クラブ選手権を目標に掲げる横浜M。06年には横浜市みなとみらいに新クラブハウスが誕生するが、その前に「世界のマリノス」をアピールする意味で、スーパースター獲得は至上命令だ。
Jリーグ開幕当初は、大物外国人選手が多数来日していたものだ。といってもすでに峠を越えた選手が大半で「年金リーグ」と揶揄されたものだったが(今ならカタールあたりがそういう状態なのだろうが)。
ストイコビッチ以降、世界的なビッグネームがJリーグでプレーすることがなかったが、ジダンとなればまさに史上最高の外国人選手と言ってよかろう。
今年の横浜は強気だ。横浜国際競技場を「日産スタジアム」と改称。年5億近い使用料を支払っている。リーグ2連覇で実力は実証され、目指すは人気面でのナンバー1が。
7万人収容の日産スタジアムを満員にできるのは、今のところ日本代表チームくらい(それも相手次第だが)。投資に見合う動員を見込める実績と人気がある選手となれば、そりゃジダンクラスに限定されるだろう。
ここ最近のJリーグのチームは、よく言えば「身の丈経営」悪く言えば「ちんまり」。大きく投資して大きく儲けるという発想は影を潜めていた。横浜のこの投資が他のクラブに波及し、世界的な選手がもっと日本でプレーするようになって欲しいものだ。
この際、プロ野球も思い切って超大物選手を獲得して、バリューアップを図ったらいいのにねぇ。

38歳カズ、ゴールセンスは衰えず

2005年03月12日 23時39分13秒 | サッカー
神戸の三浦知が、大宮戦で開幕戦に続く1得点。前半22分、ゴール右へのスルーパスを、飛び出した相手GKより早く追い付いた播戸が折り返し、走り込んだ三浦知が左足で決めた。
試合中は寒風の中を半袖で駆け回り、試合後はネクタイを直してから取材に応じる粋な38歳。「あれは外す方が難しいゴール。半分以上はバン(播戸)とヤブ(藪田)の仕事」と若いチームメートを持ち上げた。次も連続ゴールを期待する声には「自分のやる仕事は変わらない。毎試合を大切にする」と話した。
大ベテラン三浦知良が2試合連続ゴールで気を吐いている。Jリーグ創設時から常に第一線で活躍を続けるカズは、確かに一時代を築いたスーパースターだ。
年齢によるスピードやキレの低下はいかんともしがたい。が、それを補うだけの経験とセンスはすばらしい。
日本代表ジーコ監督は、いまだにテストマッチ(試験的な試合という意味ではない)で功労者起用を諦めていないらしい。最終予選でいち早く2位以内を確保し、最後の試合を完全な「消化試合」に仕立ててベテラン選手を起用するのだという。
個人的にはこのアイディアに何ら異論はない。モチベーションを高く維持しにくい消化試合で主力にケガでもされるくらいなら、酸いも甘いもかみ分けたベテランに試合を委ねてもいいではないか。ただ、そのためにもベテラン選手にはJリーグではある程度の結果を出していて欲しい。その点で言えば、カズや中山の活躍には期待したい。
プロ意識が高く練習と節制には定評のある彼らなら、きっと面白い「消化試合」を演出してくれるに違いない。そのためにも、とっとと2位以内を確定してね、ジーコさん。

審判の権威を守るのは大事だけど… あの「神の手ゴール」はどうよ

2005年03月09日 21時46分32秒 | サッカー
日本サッカー協会審判委員会のJリーグ対応セクションは8日、1部(J1)開幕戦の横浜M-磐田戦(5日・日産ス)で決勝点となった磐田の福西の得点が右手に当たって入ったことを確認した上で「意図的ではなく、正当なゴール」と結論づけた。
Jリーグの鈴木昌チェアマンが明らかにした。競技規則は「ボールを意図的に手で扱う」ことが反則になると定めている。
この場面は0-0の試合終了間際、右FKに飛び込んだ福西が競り合った横浜Mの中沢に押され、ボールに背を向ける格好でジャンプ。ビデオ映像によると、ボールは福西が伸ばした右手に当たってゴールに入った。
日本協会のレスリー・モットラム審判チーフインストラクターは「ボールは手に当たったが、福西はボールの軌跡を見ていないし、押されてバランスを崩していた。意図的ではないから、得点を認めたのは誤審ではない」と説明した。
日本サッカー協会の川淵三郎会長は9日、Jリーグ1部(J1)開幕戦の横浜M-磐田(5日)で磐田の福西の右手に当たって入った得点を、同協会審判委員会が「誤審ではない」と結論づけたことに関連し「“正当なゴール”という表現は好ましくない」と不快感を示した。
川淵会長は「あの場面は偶発的なもので、ゴールはゴールだが、手で入れたゴールを“正当”と言うのはおかしい。子どもたちや指導者に良くない影響を与えてしまう」との考えを示した。
誤審は人間がジャッジする以上、不可避な問題。大事なことはこれをどう後腐れなくまとめるかだ。今後の試合を円滑に進めるためにも、審判の権威は守られなければならない。しかし、それもそれにふさわしい技量が伴ってのことだ。
今回の一件はシーズン初戦だったことで、さほどの騒ぎにはならなかったが、これが終盤の勝ち点1を争うような時期に起こっていたら、こんなのんきな話にはなっていなかったろう。ましてカードが優勝候補同士。横浜サポーターだって穏やかではいられない。
誤審とは認めない態度については確かに致し方ない。しかし、言うに事欠いて「正当」とはいかがなものか。擁護するべき立場のキャプテンでも、苦言の一つも言いたくなるというものだ。
意図のあるなしに係わらず、ペナルティエリア内でのハンド。あれがディフェンス側ならPKは必至だ。主審・副審ともあれを見られなかったのはポジショニングの悪さに他ならない。
横浜・岡田監督の「大人の対応」で救われた今回の誤審。たぶん、岡田主審はどこかで横浜のためにもう1回「誤審」して帳尻を合わせたりするのだろう(笑)

Jリーグ開幕。横浜、浦和ホームで敗れる波乱のスタート

2005年03月05日 23時03分28秒 | サッカー
J1第1節第1日は5日、埼玉スタジアムなど7試合が行われ、初の年間3連覇を目指す横浜Mと王座奪回を狙う磐田の注目カードは、磐田が終了間際の福西のゴールで1―0で競り勝った。
初優勝を狙う浦和は鹿島の鈴木に前半29分に先制され、アルパイの退場処分も響いて0―1で敗れた。J1初昇格の大宮は後半の2得点で昨季年間3位のG大阪を2―0で下す殊勲を挙げた。
昨季の天皇杯全日本選手権を制した東京Vは、新外国人ワシントンの得点などで大分を2―1で下した。F東京は新潟に4―0と圧勝。清水―広島、名古屋―千葉は引き分けた。
開幕前の予想では優勝候補に挙げられていた横浜、対抗の浦和が揃ってホームでの黒星スタート。まだ始まったばかりとはいえ、どちらも後味の悪い敗戦だった。
J1は今年から従来の2ステージ制を改め、一般的なH&Aでの総当り1リーグ制に移行。勢いだけでは乗り切れない、真の実力が試される制度になった。長丁場を勝ち抜く力がありそうなのは横浜・浦和・鹿島・磐田あたりに落ち着きそうだ。一回りした頃には優勝争いする上位、無風地帯な中位、入れ替えに怯える下位にキッチリと色分けされそうな気もする。
なるべく多くの試合を観てみたものだが、結局は得点力のありそうな横浜(怪我人の回復具合にもよるだろうが)・浦和(エメ・永井・田中の3トップはやっぱりいい!)を中心にテレビ観戦になるのだろう。いや、面白いですよJリーグだって。上位チーム同士の試合なら(笑)

平山、ジュビロ磐田の練習参加。野球もこんな制度取り入れたらいいのに

2005年02月24日 23時58分57秒 | サッカー
サッカーのU-20(20歳以下)日本代表候補のFW平山相太(筑波大)=写真=がJリーグ1部(J1)磐田の練習に参加すると、筑波大が24日発表した。日本サッカー協会が認定する特別指定選手も視野に入っており、今季J1デビューの可能性が高まった。早ければ25日にも磐田の練習に加わる。
筑波大サッカー部の松本光弘部長によると、Jリーグの6クラブ以上から練習参加の打診があったが、平山本人の希望や環境を考慮し、磐田を選んだ。大学の長期休暇や週末などを利用して練習に通うという。
大学に籍を置いたままJリーグに出場するためには特別指定選手になる必要がある。松本部長は「視野に入っている」と明言した。
大学進学時から進路に関しては何かと言われた平山が、結局プロへの道を歩み始めるようだ。サッカーの場合、高校卒業がプロ入りの1番のタイミングで、大学サッカーのレベルは決して高くない。各年代の日本代表に選ばれるような選手はできるだけ早く最高峰の試合に出たほうが結局本人のためだ。
サッカーはプロアマの垣根は低く、積極的な選手強化を目指しているが、これが野球となるとそうはいかない。プロアマの断絶は多少マシになったとはいえ、まだまだ根深く、選手本位の制度にはなっていない。学生プロ選手など、まったくの論外といった状況だ。
そろそろ野球界も、絶対数が減ってくる才能をいかに上手に伸ばして競技の発展につなげるかを真剣に考えたほうがいい。今のままではサッカーに全部持っていかれかねない。
ドラフト制度やFAなども大事な問題かもしれないが、プロアマの断絶の解消は急務だろう。ま、今の野球界は全体を統一する組織すら持ち合わせていないのだから、まずは組織再編こそ必要なのだろうが。そのためにも、川淵キャプテンのような強力のリーダーが現れないと…。

浦和レッズにボーダフォン! 世界的なビッグクラブの仲間入り?

2005年01月17日 23時59分34秒 | サッカー
ボーダフォンは17日、J1の「浦和レッズ」と2005年シーズンからメーンスポンサー契約を結んだ、と発表した。契約期間は2年間、金額は非公表。
浦和レッズは、04年シーズンの第2ステージで優勝した強豪チーム。これまでユニホームの胸元には、チームの筆頭株主で経営再建中の三菱自動車のロゴが入っていた。今後はボーダフォンのロゴに替わる。
ボーダフォンの親会社の英ボーダフォンは、英サッカープレミアリーグの人気チーム「マンチェスター・ユナイテッド」のメーンスポンサー。ほかにグループで世界中のスポーツのスポンサー活動をしている。
レッズがいよいよ世界的なクラブへと一歩踏み出したのか? まさに日本の「マンU」への道をまっしぐらなのかもしれない。
親会社の三菱自動車がイメージ最悪だっただけに、金額の多寡は問題ではない。「マンU」や「フェラーリ」のスポンサーであるボーダフォンが選んだパートナーというだけでもレッズのバリューがわかるというものだ。
昨季はやっとステージ優勝を果たし、今季の更なる飛躍が期待されているだけに、このことで有力な新人の獲得や、効果的な補強ができれば楽しみが増すと言うものだ。
ま、向こう数年は横浜・浦和時代が続くと思うが、「常勝レッズ」が構築されていくかどうか、まさに今年にかかっていると言っていいはずだ。
ワールドカップアジア最終予選の2005年に、レッズ飛躍なるか? これは楽しみだ。