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スポーツヲタクの独り言

目指せ毎日アップ。ひねくれものの独白、ぜひ見てね!

ジャパンオリジナルラグビーという幻想が木っ端微塵になったウェールズ戦

2007年09月21日 13時59分17秒 | ラグビー
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第11日の20日、1次リーグB組の日本は、当地のミレニアム・スタジアムで地元ウェールズと対戦し、11トライを奪われて18―72で敗れた。日本は3連敗、勝ち点は1のままで6大会連続の1次リーグ敗退が決まった。各組上位3チームに与えられる次回W杯の出場権も逃した。ウェールズは2勝1敗とし、勝ち点4に4トライ以上で得られるボーナス点1も加えて通算勝ち点を10に伸ばした。
 日本は序盤は低く前に出る防御で健闘。19分には自陣のゴール前ラックから大野(東芝)が相手ボールを奪い、ロビンス(リコー)、大西(ヤマハ発動機)、今村(神戸製鋼)とつないで、最後は遠藤(トヨタ自動車)が逆転トライを決め、この試合2度目のリードを奪った。
 だが、徐々に疲労でタックルが甘くなり、後半はボールを縦につなぐウェールズについていけず、トライを重ねられた。
 日本は25日午後6時(日本時間26日午前1時)からフランス・ボルドーである1次リーグ最終戦のカナダ戦に今大会初勝利を目指す。
 ◇身上のタックル決まらず
 完敗だった。日本は、現状でそろえられる最良のメンバーで挑みながら、主力を温存したウェールズにたたきのめされた。
 序盤、控え選手を中心にしたウェールズは組織的な動きを欠いていた。日本が付け入るすきは十分と思われた。しかし、日本が身上とするタックルが決まらない。4点差で惜敗したフィジー戦同様、低く速い防御に出るものの、相手の突破を一発で止めることができない。
 ウェールズの選手個々が身に付けた個人技だった。日本のタックルのポイントを、当たる寸前に巧みにずらす。組み付かれてもバランスは失わず、しっかりとボールをコントロールする。組織的な攻めを欠きながらも、個々がボールを前に進め、日本の防御を粉砕していった。
 日本は前半19分、自陣5メートルライン上で相手ラックのこぼれ球を大野が拾い、ロビンス、大西、今村、遠藤とつないでトライを奪い、8―7とリードしたが、互角に渡り合ったのはここまで。24分にウェールズのFBモーガンのライン突破からトライを許すと、その後もトライを重ねられ、勝機は日本から去った。
 後ろへ後ろへと下がらざるを得ない展開から、後半は加速度的に疲労が蓄積。防御の精度はさらに低下し、大敗に終わった。
 カーワン・ヘッドコーチは敗因を「タックルミス」と分析した。だが、これは果たしてミスなのか。完全とは言わぬまでも、日本は最善の努力で防御を試みた。ところが、それを上回る技術で、ウェールズは試合を制した。またしても世界との差を痛感させられた一戦。日本のダメージは大きい


1本目半のウェールズを相手に11トライを献上する惨敗。ジャパンオリジナルと言われる低いタックルも出足の早いラインディフェンスも機能せず、むしろウェールズの方が少人数の早く鋭い寄せで密集を制圧。外に人を余らせての横綱相撲。格の違いを見せつけた。
こういうラグビーを観てしまうと、ジャパンオリジナルなどという言葉に意味がないと考えてしまう。
情報が少なかった昔ならいざ知らず、今やどこにいても世界最先端のラグビーを観ることが可能だ。そしてW杯開催以降、プロ化によって選手のフィジカルは鍛え上げられている。極限のフィジカルと均一化された戦術の中で、日本独自の「何か」で勝負をしようとしても無理があるのではないだろうか?
これは前々から思っていたことだが、日本にとって致命的なのはHBやTBのサイズとスピードだ。世界を驚かすほどのスピードがない割に、サイズが足りない。大外で勝負しようとしても、捕まって孤立することでターンオーバーの危険を常に孕んでいる。
この対戦で、ウェールズのSHのサイズには驚かされた。日本ならFW、それもロックあたりにいてもおかしくない大きさだ。それがFW8人の直後に控えている。HBのスピードとテクニックにFW並みのパワーを兼ね備えていたら、機能は多彩だ。自らサイドを突いてもいいし、何次攻撃目かでは、ラインに入っていてもいいだろう。もちろん守備の時はサイドをガッチリ守れるだろうし、対面のSHにとっては脅威を感じるに違いない。
BK全体に190センチ100キロ級にサイズアップして、特に守備面での働きを強化しない限り、強豪国とロースコアの試合に持ち込むことは難しい。もちろんFWも今のサイズを維持しながら機動力を上げる必要があるだろう。

本来なら、フィジー戦に勝利してこの試合は捨て、カナダ戦に必勝を期すべきところを、勝てないとわかっていながら主力を送り込まなければならなかったのは痛い。予選プールで2勝し、次回の出場権を確保することこそ最大のミッションだったはず。このままではまた全敗で大会を去ることになるだろう。
世界はどんどん遠くなっていくなぁ…。

勝たなきゃいけない試合に負けた以上、善戦も惜敗もあまり意味がないラグビー日本代表

2007年09月13日 22時10分54秒 | ラグビー
あと一歩が届かなかった。98年サッカーW杯で日本がアルゼンチンに0-1で敗れた同じスタジアムで、サクラの戦士が苦杯を喫した。「フィジアン・マジック」と称されるフィジー代表の華麗なステップとパスを闘魂タックルで封じ、80分間にわたり一進一退の息詰まる展開。後半15分までリードを奪っていたが、球運に見放された。
 5月のパシフィックネーションズ杯で15-30だった相手に、31-35。大健闘だった。「大敗した豪州戦でも、前半の戦いぶりは世界に通用することを証明できた。この試合も、勝てる展開だった」。ニュージーランド人指揮官のカーワン・ヘッドコーチの顔に悔しさがにじみ出た。
 3-91と大敗した豪州戦から、メンバーを総入れ替えした。若手主体で臨んだ豪州戦から一変して、主将のNO・8箕内(NEC)ら主力組で挑んだ。日本と同組の4チームは世界ランク2位の豪州、8位のウェールズ、12位のフィジー、13位のカナダ。「18位の日本が勝つ可能性があるのはフィジーとカナダ」という計算で、大会2勝をめざすカーワン・ヘッドは主力を投入した。が、現実は厳しかった。
 昨年急逝した宿沢広朗監督が率いた第2回W杯で、ジンバブエを52-8で破って以来となるW杯2勝目はお預けとなった。91年10月14日、当時15歳の箕内少年はテレビで見た。16年の時を経てジャパンを牽引する主将となった箕内は、惜敗に悔しさをにじませながらも「このあとすべての試合を勝ちにいく」と前を向いた。
 これで今大会は2連敗となった。決勝トーナメントに進出できるのは、1次リーグ各組上位2位以内。日本の進出は極めて難しくなった。だが、指揮官の執念は変わらない。「われわれに必要なのは、自分たちを信じること。めざしてきたものは間違っていない」。カーワン・ヘッドが今年1月に就任してから磨き抜いてきた「早い上がりのディフェンスライン、低いタックルとスクラム」を貫いて、残り2試合で16年ぶりの白星を狙う。


報道はこの敗戦を好意的に捉えすぎではないだろうか?
カーワンが掲げた目標であるW杯2勝のためには絶対に勝たなければならないフィジー戦。それに負けたのだから善戦だったとか惜敗だとか言うことに大した意味があるとは思えない。
第一、35失点だ。4トライに勝ち点1が与えられるシステムなのだから、3トライまでに抑えるのが当然のミッションだろう。この試合を守りあいだと言っている以上、4トライとられたことは「失敗」だったと総括されるべきだ。
勝ち点のシステムが示すとおり、ラグビーの勝敗は3トライ以内で決するのが本当のテストマッチだろう。それからすれば、31点(3トライ)を取ったことは攻撃面では充分だったのだ。
満員の観客が日本を応援したことで、日本のラグビーが目の肥えた現地のファンに認められたとの論調もあるが、これも正直言って「?」だ。
試合途中に発生したウェーブを見ても、この試合を手に汗握る好ゲームと評価してなかったことは明らかだ。遠来の、実力が劣ると思われた日本が案外がんばっているじゃないか、というのがせいぜいだろう。
フィジーの出来がよくなかったことを思えば、絶対落としてはいけない試合だった。そして可能性は充分あったのだ。そこを勝ちきれないのが残念ながら今の日本の実力だろう。
残り2試合はFWで劣勢に立たされるはずだ。フィジーとはFW戦を互角以上に戦っての敗戦。先行きが思いやられる寂しい結果だったと言わざるを得ない。

ラグビー日本代表記録的大惨敗。でも、評価は2戦目の勝敗次第!

2007年09月09日 17時03分17秒 | ラグビー
オーストラリアとの1次リーグ初戦に若手中心で臨んだ日本が、3―91と大敗を喫した。日本は前半こそ持ち味の低いタックルで猛攻に耐え、相手を3トライ2PGで抑えて3―23と健闘したが、後半はパワーに圧倒され、10トライを献上した。これで日本はW杯史上最悪の11連敗。次戦は12日(日本時間13日)、トゥールーズでフィジーと対戦する。6日の開幕戦は、D組の地元フランスが12―17でアルゼンチンに敗れる波乱となった。
 初戦は最悪の結果だった。「ジャポン、ジャポン」判官びいきで日本を応援したフランスの観客たちに、フィフティーンは頭を下げた。
 過去2回W杯を制した強豪との実力差は歴然。13トライ、91点を奪われ、95年大会のニュージーランド戦での17―145に次ぐ大敗だ。1PG、3点しか取れなかったのも、日本のW杯史上最少得点。前半こそ2人、3人とタックルにいって相手の出足を止め、大観衆の拍手を浴びた。だが体力を消耗した後半はタックルが甘く、徹底的にパワーで押してくるオーストラリアの突進を止めようとしても止めきれずに思うがままボールをインゴールに運ばれた。
 ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC=42)が編み出した「2チーム制」が裏目に出た。4日後のフィジー戦をにらみ、主力をそちらに振り向けるためあえて若手中心の布陣を敷いた。だが、キーマンのエース、大畑大介(31)=神戸製鋼=を左アキレスけん断裂で欠き、この日の先発には追加登録組が3人。プラン修正を余儀なくされた上、試合中にはゲームキャプテンの佐々木隆道(23)=サントリー=も負傷退場。精神的な柱を欠き、しかもフィジー戦に全力を投入するため局面を打開する選手の投入もできない。SH矢富勇毅は「1回でも受けてしまうとやられる。圧力に臆(おく)してやられたかなと思う」と厳しい表情だった。
 「世界2位の相手に、ディフェンスを80分間続けることができなかった。結果としてはよくなかった」とカーワンHC。次のフィジー戦は、主力を投入し勝ちにいく試合。結果こそがすべてとなる。「今後もわれわれは集中し、残り3試合に自信と勇気を持って臨みたい」カーワンHCは、あえて前を向いた。


いわば算盤尽くの敗戦と信じたい。怪我人以外交代も使わず、好き放題に点を取られたこの結果は、全て2戦目、4戦目の勝利のためと。
弱小国に課せられた過酷な日程。初戦にプール№1チームと対戦することも、相手のウォーミングアップゲームという意味合いが強い屈辱。
しかし、この大会にはプール3位までに次回大会の出場権を与えるという特典がある。強豪国に善戦することよりも、勝利の可能性がある試合に全力を傾注するべきなのは言うまでもない。
そのために主力チームを2戦目に投入することを選択。初戦に戦力や戦術を見せない徹底的な情報管理で、フィジー戦必勝体制を構築している。
そういう意味で、第1戦を単独で評価することに意味はない。屈辱的敗戦も、ビッグアップセットが極めて困難なラグビーの性質上受け入れるしかないわけだ。
ただ、残念なことは、メンバーを落としてこなかったオーストラリアと日本のベストメンバーが対戦できなかったこと。もちろん、今回出場したメンバーにとって貴重な経験だったろうが、ベストの日本代表がこの強豪相手にどう戦うのかを見てみたかった。
どこかのテレビ局ではないが、「絶対に負けられない戦い」は12日。格上フィジーを相手に、ロースコアの接戦に持ち込んで、競り勝つことに期待しよう。

BKのキーマンを同時に2人失う悲劇! グループ最弱のジャパンなのに…

2007年08月27日 23時12分07秒 | ラグビー
ラグビーのフランスW杯(9月7日開幕)に向けイタリアで合宿中の日本代表のウイング、大畑大介(31)=神戸製鋼=が25日(日本時間26日未明)、ポルトガル代表との練習試合で左アキレス腱(けん)を断裂し、大会出場が絶望となった。大畑は右アキレス腱の断裂から復帰したばかりだけに今後の選手生活も危ぶまれる。SO安藤栄次(25)=NEC=も試合で右ひざを負傷しており、日本は本大会直前にキーマン2人を失った。試合は日本が15―13で勝った。
 ジャパンが悪夢に見舞われた。ポルトガル戦の開始直後、ステップを切った大畑が突然倒れた。「(足を)ついた瞬間、ばちんと切れたのがわかった」。左アキレス腱断裂―。全治は数か月とみられ、テストマッチ通算トライ数世界記録(69本)を持つ日本の絶対的エースのW杯への道が完全に閉ざされた。
 大畑は今年1月に右アキレス腱断裂の大けがを負い、半年以上のリハビリを経て今月10日に実戦復帰したばかり。それからわずか15日後、今度は左を切ってしまった。悲劇としか言いようがないが「やる(けがする)なら左だと思って気を付けていた」(大畑)。右足をかばうあまり負担のかかっていた左足が悲鳴をあげたようだ。
 自身3度目の世界舞台を「最後のW杯」としてラグビー人生の集大成と考えていた大畑。それだけにショックは計り知れず、同期のNO8箕内拓郎主将(NEC)も「何て声をかけていいのかわからない」と困惑気味に話した。現地で応急処置を受け、近日中に帰国し手術する予定だが、31歳という年齢からこのまま第一線を退く可能性もある。
 さらに左足負傷のジェームス・アレジ(NTTドコモ関西)に代わる司令塔となったSO安藤も右ひざを痛めW杯は絶望的。ポルトガルには勝ったものの代償はあまりにも大きく、ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC、42)も「今まで見たことのない最悪の試合」と振り返った。W杯開幕まで約2週間、ジャパンに重すぎる命題が突きつけられた。


ベストの布陣で、ベストのコンディションで、ベストのゲームをしてもなお、オーストラリアには勝ち目がないだろうに。ああ、それなのに大畑と安藤を同時に失ってしまったら…。
それにしても、格下相手のコンディショニング・マッチで、辛勝という結果だけでもこの時期としてはショックなのに、BKの要を2人も同時に失ったら、本番のゲームプランはズタズタだろう。
日程面の不利を2チーム編成で乗り越えようとしていたカーワンジャパン。初戦用チームはこれで完全にリセットだろう。
目標の2勝はもともと高望み感満載だ。それがこのメンバーチェンジでは、各国から「箸休め」扱いされてしまいそうだ。スポーツは参加することに意義があるといっても、出ると負けではあまりにも悲しい。何と言っての全大会出場国なのだ。何とかこの大会で新しいスターが出てきて欲しいし、せめてカナダにだけは勝って欲しい。って、それも無理なお願いなんだろうか。今は悲観的なことしか浮かんでこないなぁ。はぁ…

弱小国の日程ハンデを乗り越えられるか、カーワンジャパン

2007年08月20日 19時43分21秒 | ラグビー
強化試合(18日、イタリア・アオスタ)9月開幕のラグビーW杯フランス大会に備えて当地で合宿中の日本代表は、18日にイタリア代表と強化試合を行い、12-36で敗れた。が、世界ランク9位の強豪に、前半20分までの22失点を除けば12-14と互角の勝負を演じた。ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(42)は「収穫」を強調。悲願のW杯2勝への自信を深めた。
                                             ◇
 トリプルスコアでの完敗だが、手にした自信は大きかった。12-36。だが前半20分から後は12-14。60分間は、接戦を演じることができた。
「立ち上がり20分を除くと、選手はよく戦ってくれた。後半のディフェンスは、取り組んできたラインスピードの速さで重圧をかけることができた」とカーワン・ヘッド。現役時代にニュージーランド代表選手としてW杯で優勝した男は、指揮官として臨むW杯に向けて手応えを得た。
 昨年10月に日本代表のアドバイザーに就任してから、日本ラグビーにとって初となる「W杯2勝」へのシナリオを準備してきた。W杯初戦の豪州戦とフィジー戦の試合期間は、わずか中3日という強行日程。指揮官が決断したのは、開幕2試合を全く違うメンバーで戦う2チーム制だ。10日に東京・秩父宮で行ったアジア・バーバリアンズ戦は豪州戦を想定した布陣で戦い、今回のイタリア戦ではフィジー戦用メンバーをテストした。
 立ち上がりは、満員の観衆から「イーターリャ!」の大合唱がこだまする雰囲気に、判断ミスが重なって大量失点。NO・8箕内主将(NEC)は「立ち上がり、チームは緊張していた。多くの選手が2カ月ぶりの強豪との試合だったから」と指摘した。しかしその後は、合宿で練習を重ねてきた「低く速い組織ディフェンス」が機能。フィジー戦用のメンバーは、世界の強豪に通用することを証明した。
 W杯1次リーグは4試合。世界ランク18位の日本の相手は、同2位の豪州、8位のウェールズ、12位のフィジー、13位のカナダ。世界9位のイタリアに善戦したことで、フィジーとカナダには勝てる可能性を感じさせた。カーワン・ヘッドは「簡単なミスをなくすこと、試合の立ち上がりを改善することが課題。今週は重要な1週間になる」と本番へ向けてチームを引き締め直す。
 日本代表は試合から一夜明けて、イタリア北東部・トレビソに移動した。カーワン・ヘッドの家族が住む準本拠地で最終調整して、W杯2勝に挑戦する。


前回大会もひどかったが、今回もつらい。ランキング上位国と日本の試合日程。弱いのは認める。勝つ可能性がないとは言わないが、全敗の可能性の方が高いのも認める。だが、だからと言ってあまりにも露骨な日程の不利。ワールドカップを名乗る以上、出来る限りイコールコンディションでなきゃおかしいじゃないか。
と、言ったところで何が変わるわけでもない。一つの考え方としては初戦を捨てるって手もある(万が一もありえない相手だ)。
2戦目に全力を傾注して勝ちに行けば、2勝の夢もまったく不可能ではあるまい(かなり希望的観測だけど)。
ラグビー人気の低迷が長引く昨今、代表の活躍が人気回復の起爆剤になることもあるだろう。観衆の心を揺さぶる低く鋭いタックルを決めて、守りに守って勝機を見出して欲しい。
もうずいぶんと長いこと求心力のない代表の試合を見せられてきたファンとしては、何が何でも勝って欲しい。ここでがんばらないと本当にマイナー競技になってします。不思議とマスコミにシンパが多い競技なんだから、今こそ底力を見せないと…。
でも、あんまり人気が出ると、秩父宮が混むからなぁ(笑)

ラグビー日本代表、アイルランドに再び完敗。監督の去就問題に!

2005年06月19日 22時53分18秒 | ラグビー
ラグビー・リポビタンDチャレンジ2005最終日(19日・秩父宮=読売新聞社後援)――7トライを挙げたアイルランドが47―18で日本を下して連勝した。アイルランドは前半開始7分までに連続トライを奪って優位に立つと、その後もラインアウトを確実にキープするなどして着実に得点を重ねた。
日本は大畑が前半34分にトライで追い上げ、前半を4点差で折り返したが、後半開始早々に突き放された。後半20分にふたたび大畑がトライした以外は見せ場を作れなかった。
◆日本、ディフェンス抜かれ独走許す◆
前半を終えて4点差。ハーフタイムに選手たちは「勝てる」との思いを抱いたという。だが、そんなもくろみは、後半開始10分もたたないうちに粉々に打ち砕かれた。
後半2分、ラインアウト最後尾でボールをキープされると、日本はディフェンスがあっさり抜かれて相手に独走を許した。1分後にはFB立川が3人掛かりでボールを奪われた。いずれもトライまでつなげられ、試合の流れは決した。
プロップ高木がシンビン(10分間の一時退場)を受け、1人少ない状況だった。リスクを避け、キックで時間を稼ごうとしたのが裏目に出た。防御への意識が切れた状態で突き放され、主将のNO8箕内は「気持ちの問題。1人少ない状況だったし、もっと考えないといけなかった」と悔やんだが後の祭りだ。
キック中心の単調な攻撃に終始した第1戦とは変わって、日本はボールを動かして自ら攻撃を仕掛けた。エース大畑がカウンターから2トライを決め、観客を沸かせた。だが、いくら攻めても、7トライも許しては世界7位には勝てない。果敢なディフェンスなくして、日本が世界で戦う道はない。

ラグビー日本代表の萩本光威監督(46)は19日、「このアイルランド戦に向けてやってきたので、これで一区切り。後は協会が決めること。監督としていい選手に巡り合えた」と代表監督を退任する可能性を示唆した。
今後は日本ラグビー協会の強化委員会、日本代表の監督・コーチの指名権を持つ「世界8強進出対策会議」で萩本監督を評価し、最終的に理事会に諮って続投か退任かを判断する。
萩本監督の任期は12月いっぱいまでとなっているが、日本代表としての活動は11月まで予定がない。昨年11月の欧州遠征ではスコットランド戦の8-100を含む3戦全敗に終わり、ことしも5月に代表選手が相次いで逮捕される不祥事もあり、同監督の去就が注目されている。

「テストマッチ」である以上、その時点の最高の選手を起用するべき、というのはまっとうな意見だろう。しかし、日本が見据えなければならないのは2007年のW杯。今さら村田・廣瀬のHB団でいいのだろうか? この二人が2年後も第一線でできるのだろうか?
もちろん、現状を考え勝てないまでもある程度のゲームメークができるということでこの二人に任せる気持ちは理解できる。しかし、だからと言ってもう「近い将来への期待」は持ちにくい二人だ。その二人に頼らなければならない日本代表の層の薄さを思うと、暗澹たる気分になる。
試合内容は、まあ言うまい。前半こそゲームになったが、ここ一番の集中力と底力には決定的に差があることは明白だ。
さすがに協会も監督人事を検討せざるを得ない状況になった。今のままでもアジア予選は何とかなるのだろうが、W杯本戦で大恥をかくのは必至。大国の猿真似ではどうがんばってもそのオリジナル国に勝てるわけがないのだ。
トップリーグでも大学でも「強者のラグビー」が横行し、体格やパワーに劣るチームの勝ち方が真剣に試されることがない今の日本。監督問題ももちろん重要だが、この国のラグビー界全体で考えなければならない大きな課題があると認識しなければいけないのではないだろうか?

不祥事(犯罪)続きのラグビーには朗報? でも単なる職務遂行か(笑)

2005年06月15日 19時32分25秒 | ラグビー
大阪府警ラグビー部に所属する機動隊員の川崎隆昌巡査部長(31)が、職務質問を受け逃走した中国人の男(29)を約200メートル追いかけ、入管難民法違反(旅券不携帯)の現行犯で逮捕していたことが15日、分かった。
川崎巡査部長は身長約180センチ、体重約105キロ。右プロップのレギュラーで活躍している。
調べでは、男は住所、職業不詳で自称福建省出身。13日午後11時20分ごろ、大阪市中央区島之内1丁目の路上で、府警外事課員が職務質問しようとすると突然逃走した。4人で追いかけたが次々に振り切られ、川崎巡査部長だけが追いついたという。男は覚せい剤のような粉末が入ったポリ袋を持っており、同課は覚せい剤取締法でも追及する方針。

同志社大在学時にラグビーU-21(21歳以下)日本代表の主将を務めた大阪府警の奥薗裕基巡査(23)が平野署での実務研修中、職務質問を受け逃げ出した中国人の男(34)を約300メートル追い掛け、入管難民法違反(旅券不携帯)の現行犯で逮捕していたことが3日、分かった。
男は「自分も足には自信があったが、彼はすごく速くてびっくりした」と話していたという。
平野署によると、事件は1月14日午前零時半ごろ発生。大阪市平野区の路上で一緒に検問中だった地域課の警部補(54)が無灯火の自転車を見つけ、職務質問をした。
自転車の男は片言の日本語で返答したためパスポートの提示を求めると、自転車を捨てて逃走。警部補が追い掛けようとするのを制して奥薗巡査が後を追い、約300メートル先で男の肩に手をかけて倒したという。

大阪府警ラグビー部といえば関西では名の通ったチーム。かつては関西Aリーグで優勝したこともあった。今では他のチームが外国人の補強やプロ化によって相対的に実力が低下。トップウエストの中堅というのが現状のようだ。
警察のチームである以上、当然本業は激務だろう。練習時間も思い通りにというわけにはいくまい。それでも本業に役立つスポーツということで、きっと周りからの理解もあるのだろう。
しかし、今回の逮捕劇、追いついたのが「プロップ」というのがいい。ポジション的にスピードは求められていないプロップの選手が唯一追いついたとは頼もしいではないか。もしかしたら日本代表プロップよりスピードも持久力もあったりして(笑)
そして奥薗だ。学生時代名を馳せた選手だけに、府警にとっては大きな戦力になるはずだ。
ここ最近、ラグビーといえば不祥事ばかりが話題になっていたが、府警所属の彼らにとっては「業務」とはいえ、「お手柄」が話題になるのはいいことだ。
ま、これで日曜日のアイルランドとの第2テストマッチが「いい結果」だったりすると言うことないんだけどねぇ…。

ラグビー、新しい試みあれこれ

2005年06月13日 19時54分28秒 | ラグビー
日本を含むラグビーの中堅国の強化を目的にした新しい国際大会が2006年に開催されることが12日、分かった。
日本協会と国際ラグビーボード(IRB)、豪州協会などが協議しているもので、日本、サモア、トンガ、フィジーの太平洋地域の4か国に、来季からチーム数が拡大する南半球のプロリーグ「スーパー14」から、豪州に本拠地を置く4チームを加えた計8チームが参加。来年6~7月の1か月間にわたって優勝を争う。
来年の第1回大会は豪州で開催する。豪州の4チームは、代表クラスをのぞいた選手で構成する。
世界ランク10~20位前後の中堅国による大会として、現在はスーパーカップがあり、今年は5月に日本、カナダ、米国、ルーマニアが参加し日本で開催された。スーパーカップは存続、来年は同カップを行った後に新大会を行う予定だ。

日本ラグビー協会は13日、競技規則第10条(不正なプレー)に違反した際の「注意」に相当する行為に対し、白地に黒の斜線が入った「ゼブラカード」の提示を試験実施すると発表した。
対象はトップリーグ参加チームによる8月末までのオープン戦。その結果を踏まえ、9月に開幕する2005―06年シーズンで試行採用の可否を決定する。
これまで「警告」にイエローカード、「退場」ならレッドカードが使われてきた。従来、口頭などによる伝達だった「注意」も選手や観客に分かりやすくすることが主な目的。日本ラグビー協会によると、ゼブラカードは世界各地で既に導入されているという。
世界の強豪相手では手も足も出ない日本代表。番狂わせを起すにしても、まずは中堅国を確実にキャッチアップする必要がある。スーパーカップはアメリカ・カナダといった北米相手だが、どちらかといえば「パワー」一辺倒の印象は否めない。
そこで「新大会」である。南の島々の皆さんは宗主国とは一味違ったラグビーをしてくださる。日本代表としては取り入れるところは取り入れてこれらの国と互角以上に戦えるようになりたいところ。
また、オーストラリアの一流クラブ(の一本目とは限らないが)との対戦が定期化すればそれはそれで有意義だろう。
そして「ゼブラカード」の導入。確かにイエローカードを出す前には、たいがい何かしらの「注意」が出されていることが多い。次にまた同じ反則を犯したらカード出しますよということはなかなかスタンドからはわかりにくいもの。
競技レベルの底上げや、観客・選手に対する「親切」はいい試みだ。うまくいけば継続すればいいし、ダメなら改めればいい。ラグビーは保守的なイメージとは裏腹に毎年のようにルール改正するような革新性(といっていいかは多少疑問はあるが)を持ち合わせている。日本協会もここらで思い切った改革に着手していただきたいものです、はい。

ラグビー日本代表、「飛車角落ち」アイルランドに完敗! フランス流って何?

2005年06月12日 21時56分05秒 | ラグビー
ラグビーの国際親善試合、日本代表―アイルランド代表第1戦は12日、大阪・長居陸上競技場で行われ、日本は12―44(前半9―26)で敗れた。両代表同士のテストマッチ通算成績は日本の6戦全敗。
序盤から劣勢な日本は前半14分、24分にトライを許した。後半も相手の守りを崩せずノートライに抑えられ、得点はSO森田(法大)の4PGだけだった。
最終戦は19日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる。
ほとんど見せ場のないままノートライで完敗の日本代表。ライオンズに主力を供出したアイルランド相手に、「フランス流」を発揮することがまったくできず仕舞い。
ごくごくベーシックな部分でまったく勝負にならない以上、その上に乗っかる戦術も単なる「お題目」ということだ。
接点での戦いにことごとく敗れ、それを補おうとして接点に人数をかけては森田の選択肢も限られてくる。やたらとキックが多いのも、作戦というより数的優位を作り出せないことに起因しているのではないか。
そしてセットプレー。スクラムでプレッシャーを受け、ラインアウトでミスを連発。これで勝てというほうが無茶だ。
アイルランドもミスが多く、全体としては締りのない試合だったが、危な気ない内容。ハッキリ言って面白くも何ともない「テストマッチ」だった。
やっぱりラグビーはまずボールの争奪戦で優位に立たなければ何も始まらない。体力に自信があれば「受ける」ラグビーも不可能ではないだろうが、日本のように体格のハンデがある以上、ボールを保持し続ける必要性は高いはず。キックを封印する必要はないが、あまり安易に蹴ってはまずかろう。
ま、突き詰めて考えれば考えるほど日本人にラグビーは「不向き」と結論付けることになってしまう。せめて接点へ相手よりも早く多くの人数で勝負し、それを連続して行うことで数的優位を作り出すくらいしか手がないような気もする。
「フランス流」もけっこうだが、避けて通れない「コンテスト」への対策について確固たる理論のあるコーチをぜひ招聘してもらいたいものだ。

ラグビー協会の会長に森喜朗!? W杯招致より大事なことがあるはずでは…

2005年06月09日 10時01分45秒 | ラグビー
日本ラグビー協会の新会長に、前首相で日本体協会長の森喜朗氏(67)の就任が有力となったことが8日、分かった。9日の理事会で新会長候補を一本化し、25日の評議員会で正式に選出される見通し。
ラグビーは11年W杯の日本招致を進めており、W杯招致委員会会長でもある森氏を政財界とのパイプ役として推す声が強まったもようだ。
日本協会は町井徹郎会長が昨年10月に死去し、日比野弘副会長が会長代行を務めていたが、新会長の人選を進めていた。
日本ラグビー協会次期会長は森喜朗らしい。ラグビーは一にも二にも「W杯招致」と内外に示す人事だ。
ここ最近のラグビー人気凋落は著しい。昔は国立競技場を満員にできる唯一の競技がラグビーだった。1月1日のサッカー天皇杯決勝はいわば「露払い」。1月2日のラグビー大学選手権準決勝やその後の決勝、そして1月15日のラグビー日本選手権は常に国立を満員にしていた時期があった。ところが今は超人気カード早明戦ですらゴール裏の空席が目立つ。
ラグビー協会はこの人気回復策を「W杯」に求めているのだろう。何を置いてもW杯招致。そのためには会長にも「政治力」を求めることになったらしい。
自称「早大ラグビー部」出身の森喜朗は、「象徴」としては適任なのかもしれない。担ぐお神輿としては見栄え(前総理大臣の肩書きは大きいのだろう)はいいし、中身がない分取り扱いは楽だろう。
しかし、今のラグビーが抱えている問題がW杯招致で改善されるのだろうか?
ここ最近の不祥事などは、選手個々のモラル低下はもちろんだが、協会自身の綱紀粛正が求められて然るべき。ところがその対応はあまりにもお粗末。自浄作用がまったく働かない組織との印象を強めている。学閥による順送り人事が横行していることは誰の目にも明らかであり、大学ラグビー(それも早慶明同)の隆盛にしか興味がない体質にはまったく変化がない。
W杯招致も、確かにラグビーの普及に役立つだろう。だが、その前にやらなければならないことは山積しているのではないか?
強豪国からますます遅れをとっている代表。常に付きまとう「体格差」を埋める適切な手立てはもちろん、ルール改正に対してももっと発言力をつける必要があるはずだ。
W杯招致に関しても、いくら施設や運営面でアピールしても、ホスト国として決勝トーナメントに進出できる実力が今の日本ラグビーにはない。W杯を招致しても恥をかくだけだ。
しかし、ラグビー協会はなぜファンの癇に障ることばかりを次々行うのだろうか…。

ミラー日本復帰! ラグビー日本代表にも復帰して(笑)

2005年06月06日 23時36分02秒 | ラグビー
社会人ラグビー地域リーグ、トップウエストのNTTドコモ関西は6日、元日本代表SOのアンドルー・ミラー(32=ニュージーランド)を獲得したと発表した。
ミラーは98年、神戸製鋼に加入して主力として活躍。日本代表にも選ばれ、03年のW杯に出場した。昨年に神戸製鋼を退社後は、母国でプレーしていた。
NTTドコモ関西は昨季、トップウエストリーグで5勝2敗の3位だった。
ミラーが帰ってきた。驚くほど浅いポジショニングから見事に相手を抜いていくステップや、そのスーパーブーツぶりは近年の日本代表SOとしては最高の選手といっていいだろう。怪我が多かったのが玉にキズだが、ミラーが活躍した当時の神戸製鋼は強かった。
さて、現在のミラーはあの頃の輝きを維持しているのだろうか? 果たしてトップレベルではないチームがミラーを活かすことができるだろうか?
日本代表が「フランス流」を標榜している現在、ニュージーランド風味な「フラットライン」が受け入れられるとは思えないことからも、ミラーの出番はなさそうだ。しかし、正直言って今の代表SOには魅力がない。コンディション次第だが、1回くらいは代表に呼んでみてもいいんじゃないかなぁと思う今日この頃ですが、皆さんいかがでしょうか?

ラグビー日本代表にまず求められるのはメンタル・フィジカル両面の持久力

2005年05月29日 20時15分29秒 | ラグビー
世界ランキング13位のカナダに対し、日本は17位。10―15のスコアは健闘と言えるが、勝機はあった。CTB大畑は「勝たなきゃいけない試合だった」という。昨年の決勝と同じカードでの敗戦は、もどかしさも残る内容だった。
3―10と逆転された後の後半20分からは、日本のペースだった。テンポのいい連続攻撃から、何度も敵陣深くまで侵入。しかし、大事な場面でミスが出てトライに結び付けなかった。
逆に38分、逆襲からトライを奪われ万事休す。ロスタイムに1トライを返したが遅かった。箕内主将は「もっと早い時間帯にトライを取りたかった」と肩を落とした。
日本はグラウンドを広く使って、守備陣の間を抜く〝フランス流〟を導入している。味方選手の間隔が空く分、密集での技術やサポートの速さが要求されるが、日本はまだ改良の余地が多い。箕内は「サポートが遅れてしまい、ターンオーバーを許した」と反省した。
来月は強豪、アイルランド代表と対戦する。萩本監督は「今のスタイルを発展させたい。アイルランドには勝つ気でいく」と気合を込めた。
勝てる相手から確実に勝利できない今の日本代表。テストマッチでは常に自分たちより大型の相手と戦うことが宿命の日本代表にとって、何より大切なことは「持久力」だろう。
どうがんばったところで体格で上回ることは難しいし、その体格の差から「パワー」で勝ろうとしても無理がくる。それでも耐えて耐えて勝ち抜くには80分間フルに力を出し切る必要がある。肉体的な限界がくれば、クールな頭ではいられない。どんなに立派な戦術も、肉体の限界の向こうでは役に立たないものだ。
フィジカルの絶対値が欧米人に及ばないのは陸上競技や水泳を見れば明らかだ。しかし、それでも勝機を見出そうとすれば、徹底的に技を磨く(平泳ぎで世界記録を作れるのも「技」の力だ)か、持久力にかけるしかなかろう。
フランス流を目指すならパワーを受け流す技術(もちろん、最低限対抗できるだけのパワーは必要だが)と、80分間フルに走りきるだけの持久力が必要だ。何かに秀でないで、勝とうというのはあまりに不遜。これが日本の武器と言える何かを得る努力こそが「フランス流」体得以前の課題ではないだろうか。

ラグビー日本代表勝利。この大会は内容よりまず結果…

2005年05月26日 00時33分40秒 | ラグビー
暗い雰囲気に包まれていた日本ラグビー界に、光が差し込む勝利だった。昨秋の欧州遠征では敗れていたルーマニアに雪辱した。萩本監督は「勝てたことが本当にうれしい。本当によかった」と興奮気味に口を開いた。
日本代表選手が2件の暴行事件を起こし、逮捕されるという不祥事があった。悪印象をぬぐい去るためにも、勝たねばならなかった。前日、日本協会の真下昇専務理事が直接、選手にジャージーを手渡し「勝つ以外にない」と、異例のげきを飛ばしたほどだった。
執念は実った。互角の展開で終盤に突入し、同点で迎えた後半36分。左サイドを駆け上がった小野沢が、大畑にパスを通した。快足を生かしてDFを振り切った大畑は勝ち越しのトライを挙げた。殊勲のCTBは「よろしくない話題で世間を騒がしていたので、頑張らなきゃいけないと思っていた」とうなずいた。
昨年に続く大会制覇を懸けて、決勝でカナダと対戦する。箕内主将は「1点差でもいいから勝ちたい」と、強い口調で言い切った。
不祥事が続いたラグビー日本代表。アジア予選こそ連勝したが、南米遠征は惨敗だったことを思えば、ホームでのこの大会は優勝が絶対条件だろう。
世界ランクで見ても近接する4カ国(ベスト16圏内)が集まった大会。先々にベスト8を目指すというなら、まずこのクラスを確実に突破する安定的な実力が欲しい。
本来的には、このあたりの試合では自分たちが目指す「やりたい」ラグビーができるようになれば先の展望が見えてくる。その意味では今日の出来はいただけないのだろう。
しかし、今日のところは内容はうんぬんするまい。勝ったことが全てだ。6月のアイルランド代表戦で「真価」を見せてくれたらけっこうだ。
失った信用を回復するためにも、勝って勝って代表のバリューを高めてくれ。
(ラグビー全体には言いたいことはいろいろあるのだが…)

大畑大介を「パッチ」扱い。こんな場当たり的な選手起用でいいのか?

2005年05月24日 19時48分47秒 | ラグビー
日本ラグビー協会は23日、昨秋の欧州遠征中に敗れたルーマニアと25日に対戦する日本代表の先発メンバーを発表した。今季WTBでプレーしてきた大畑大介(29)=神戸製鋼=が、代表選手による暴行事件の影響で手薄になったCTBで出場する。代表勢はこの日、福島合宿を終えて帰京した。
萩本ジャパンの韋駄天副将が、打倒ルーマニアに加速する。「ポジションが変わっても関係ありません。ファンの皆さんが僕に期待することは一つだけですから」。
2年ぶりにCTBからWTBに復帰し、最近3試合で9トライを量産した。が、17日に東京・六本木の路上で暴行事件を起こしたFLオライリーと同行して器物を破損したCTBパーキンソンが、代表戦2試合の出場停止処分。CTBが手薄になったため、その穴埋めが大畑に託された。
予想外の“とばっちり”にも、大畑は「自分が不参加だったが、ルーマニアには去年の借りを返したい。勝つ自信はある」と必勝宣言。昨年11月の日本代表欧州遠征で、ルーマニアに10-25で敗れている。日本が誇るエースは、失われたジャパンの誇りの奪回をめざす。
大畑がセンターに戻るようだ。しかし、つい最近大畑の決定力を活かすのはウィングだと「14」にしたばかりではなかったのか?
来年のW杯最終予選、そして再来年のW杯とチームの熟成には時間が足りないはずなのに、チームの核となる選手をまるで「パッチ」のように取り扱うのはいかがなものか?
萩本監督が神戸製鋼出身で、神戸の選手なら遠慮なく使える事情もあるのだろうが、それにしてもこう簡単にポジションを変更しては大畑がかわいそうだ。
ハッキリ言って、大畑のセンターは心許ない。スピードはともかく、サイズ不足だ。大柄な外国人相手にはかなりしんどかろう。
フランス流を導入して、その精度を高めないといけない貴重な「テストマッチ」。今からでも大畑ウィングに戻せないものだろうか?

ラグビー日本代表のステータスも地に堕ちたってことなのね…

2005年05月17日 21時33分54秒 | ラグビー
ラグビーの日本代表選手が暴力行為で今月、相次いで逮捕された。2件目の逮捕が判明した17日、日本ラグビー協会は対応に追われた。
韓国で行われたワールドカップ(W杯)アジア地区予選の韓国戦で勝ち越しトライを挙げ、16日に帰国したニュージーランド国籍のフィリップ・オライリー容疑者が東京都内で暴行の現行犯で17日に逮捕された。事件が起こったのは代表としての拘束期間中。ラグビー協会、日本代表としての責任が問われる事件だけに、同協会には萩本光威・日本代表監督や勝田隆・強化委員長が詰め、真下昇専務理事らと対応を協議した。
約1週間前には路上で女子プロレスラーを殴ったとして、トンガ国籍で埼玉工大1年の18歳の日本代表選手が逮捕された。昨年10月にはコーチが暴力行為で逮捕される件もあり、日本代表絡みの不祥事が続発している。
外国人と言えども立派なラグビー日本代表選手。国の代表としても自覚があればもう少し違った行動をするものだろうに。
ラグビーをそれなりの期間観てきたが、現役の日本代表が立て続けにこんなつまらない不祥事を起したことは記憶にない。それほどラグビー日本代表のステータスも軽~くなってしまったのだろうか。
あるいは昔のラグビー協会は、こんなつまらない不祥事はもみ消してしまうくらい力があったのに、今では隠し切れないほど落ちぶれてしまったということか。
ラグビーは激しいコンタクトが必ず伴うスポーツなだけに、代表クラスの選手ともなれば十二分に「大人」であることが求められると思っていたが、今どきはそういった資質は「不問」ということなのだろう。
「一事が万事」とはまさにこういうことを指すのだろう。ワールドカップを招致するなんていう前に、本当の意味で「強い」代表チームを作ることが先決でしょ、日比野会長代行!