みなさんこんにちは。
今回の担当は山口です。
もう街はクリスマスの様相ですね。
陽が落ちる時間もかなり早くなってきました。
冷え込む夜も増えてきましたので、風邪にはご注意下さい。
本日のASAHI.NETにこんな記事がありました。
会社更生手続き中の日本航空と管財人の企業再生支援機構は、パイロットらの整理解雇を12日にも決める方向で最終調整に入った。9日に締め切った希望退職の最終募集で、応募者が目標の270人を大幅に下回ったためだ。
日航は全職種を対象に約1500人を募集したが、当初の締め切りでは届かず、パイロット130人、客室乗務員140人の計270人を目標に最終募集していた。関係者によると、目標に対して百数十人も足りないという。
日航は目標に届かない場合、整理解雇に踏み切る意向を示してきたが、法的なハードルが高いため、希望退職の募集期間を延ばすなど慎重に対応してきた。訴訟に発展する可能性もあり、東京地裁などとも協議している。
日航と機構は今年度中に約1万6千人のグループ従業員を減らす更生計画案を地裁に出し、今月末の認可を目指す。取引銀行側はリストラの実行を強く求めている。
何度となく新聞紙上を賑わしてきましたが、
とうとう整理解雇が現実的になってきましたね。
何とか再生を目指す経営陣と、
出来れば会社に残りたい労働者、
そして、貸した以上は回収したい金融機関・・・
司法がどのような判断を下すのか注目しています。
関与先においても、経営上この関係性は、
無視できないものとなっています。
解決には長い時間がかかるかもしれませんが、
この結論は多くの会社の今後の身の処し方に影響を与えるものになると思われます。
山口社会保険労務士事務所
所長 山口 剛広 (特定社会保険労務士)