現役財務省主計局主計官の方が、日本の大学の危機についてお話されています。
指摘されている問題点のうち、数点を列記してみます。
ー今や大学生は選別された存在ではなく、希望すれば誰でも取れる自動車免許と同じ価値になっている。
就活においてもそのような「コモディティ化」された学生は採用したくないのがホンネ。
ー日本の大学に行く気のない生徒が増加中で、世界各国で優秀な学生の取り合いが行われている。
世界的に見ても「プレスティージ感」のない大学は危機にあるが、日本はほとんど対策を講じていない。
ー大学への税金による補助がもはや続けられなくなる可能性が大きい、それほど日本の財政事情は最悪である。
公共工事などは削減されている現状で、「自動車免許」を取るための大学に膨大な交付金への批判は避けられない。
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というわけで、もはや改革を余儀なくされている日本の大学ですが、
それでもみなさんはそのような大学に行かせるためにお子さんを延々と塾に通わせますか?
とはいえ、「この学校は素晴らしい!」と思わせる大学もありますし、
親御さんもお子さんもみなさんそういう大学を目指しているのです。
極端に少ないパイを争って550000人分の5000人~8000人分くらいの椅子取りゲームをやっているわけです。
また、「自動車免許並み」等のご発言をされる方は東大卒・オックスフォードかハーバードに留学、というケースが多いので、
例えば、地方在住のお母様でご本人が東京の4年制大学、もしくはいわゆる難関国立大を出ていない方には、
「東大を1度経験した人には私たちの気持ちはわからない。受験がムダ、という発言は特権階級にしか与えられない。
とりあえずうちの子をそこまで持っていきたいし、持ってくのが親の務めです。」
と思うのは当然でしょう。
この先に必ずやってくる教育改革が本当に楽しみです!
純ジャパ小学生が海外大学入試英語、英語開始後1年で3級・高校で1級、TOEFL、TOEIC、SAT、アメリカ大学入試・エッセイライティング・推薦状翻訳 入会お問い合わせはこちらへ stella001@mail.goo.ne.jp HP ザ・ブルー・マーブル