1月の出店メンバー表の下部記載で既にご理解いただいている方も多いことでしょう。切手市場では2~3年間ご活躍下さった休場中のハマの兼子さんが引退のご意向を神奈川グループを結成されていた和泉屋さんを通して表明され、一部商品はゼネラルスタンプ品川さんに託されているそうです。話によれば入退院が数回あったらしくリハビリ優先で切手市場はちょっと難しそうです。名前の通り横浜の重鎮で航空切手や戦後すぐの記念切手の消印別はかなりの腕前で収集されjazz青山さんと一緒に切手市場の初期の頃はだいぶ相場を賑わしてくれました。いつからだろう。今日突然店を出したいと言ってそれは困ると咎めたのでもう来ないだろうと思ったら直ぐに出店料を振り込んで一瞬でハマの兼子さんになりました。最初の数ヶ月は描いた通りの中高級品ラッシュで今度は売り手で場を賑わしてくれました。神奈川や横浜のお付き合いもあると思いますがぜひ最後は引退試合を切手市場でやっていただきたいハマの漢です。お疲れ様でした。引退の場所を切手市場にしたいと言って本当に最後の最後まで頑張って下さった多摩フィラテリックセンター・佐藤さん。昼間のお仕事を退職されてから切手商を正式開業され東名阪各地のイベントではいつも常連出店でした。目白を引退され名古屋・大阪出張を取り止め最後はJAPEXとスタンプショウだけでしたが、活動最後の2年位に切手市場を選んで下さり佐藤さんが言ってた切手屋人生最後はトランク一つで切手市場に出るのが夢だった、有り難うの一言がずっと頭から離れません。語弊がある言い方かもしれませんが身体がまだ動くうちに切手の世界とどうサヨナラするのか描いて生きているこれも美しい人生だなぁと振り返ります。静岡のsumiさん、ダミーさん、郵楽人さん。ダミーさん外の御二方は立派に引退試合をされてその後アンコールもありましたっけ。切手市場はその辺少し照れ臭くまた戻っても皆で歓迎します。少し口が悪くても暖かいお客さんが多いですから。ダミーさんだけはコロナのドサクサでそのままになってしまいました。今は昼間の会社で部長クラスになって大忙しのようです。タワマンのゲストルームで個展ならぬ啖呵売セールを数度されていたそうです。リーさんやベーカーさんのお手伝いをされながら莫大に積み重ねた仕入の在庫はまだタワマンに眠っているのでしょう。切手市場で朝から説明の啖呵を聞けたあの頃が懐かしいです。切手達が夢から覚める前にもう一度東京で引退試合をしましょう。