『切手市場』 慎之介ブログ

慎之介がお届けする切手市場とその他の耳よりな情報です

6月4日(土)は浅草です

2011年05月31日 | 慎之介
皆様お元気ですか?今日は台風が終わったと思ったら強風で寒くなり嫌な気候です。切手市場の開催まで1週間を過ぎまして、荷物の梱包やかわらばんの印刷、テーブルの発注など終えまして後は慎之介ショップのカバーを整理する位です。浅草の会場は11時スタートですので、整理券の配布は公式通り行くと10時15分です。しかし早くからお並びになっている方がいらっしゃる以上は前倒しでお配りしているのが現状です。また会場の机並べはレンタルの机が9時頃届きますので10時~10時15分位には完了=出店メンバー様が品物を並べられる状態になる時間です。毎回やっている事ですので頭の良いメンバー様は早くからお越しいただき完了次第ショップの準備に取り掛かっていただいています。要は会場は9時に鍵が開き11時にスタートする以外のことは準備の進行次第ですので、その範囲内で早かったり遅かったりは私の思考には殆どなく、ご協力いただく皆様に感謝申し上げるのみです。いつも有難うございます。6月の慎之介ショップでは前回ご案内の日本切手消印別が60円~1000円迄70リーフ位と離島特集、カバーは日本50円、外国50円で日本のオールディーズと離島消が新入荷です。外国10円は夜の部ようですが、空きスペースを使って出せれば早めにオープン致します。どうぞ皆様のお越しをお待ちしています。 チャリティーオークションにはカバー類に加えて今回はちょっと嗜好を変えて絵画や高級静岡茶、お洒落な食器、スプーン・フォークなどのシルバーウエアー化粧箱入、歌う麻雀プロ・灘麻太郎氏の最新シングルCD「晩夏のエレジー」、麻雀の神様・小島武夫氏のサイン入今年の新刊本等々、萬に取り揃えてお待ちして居ります。協力企業様の「麻雀界」編集部様有難うございます。チャリティーオークションは14時30分~15時位の間にスタートします。当日も皆々様の御寄贈をお願い申し上げます。


6月切手市場は浅草です

2011年05月25日 | 慎之介
皆様こんばんわ。慎之介です。
昨今の原発のニュースには心が痛みます。いよいよIAEAの調査団の本格的な調査や、6月には閣僚級会合が開かれるとのことですが、それに間に合わせて漸く事故の詳細が発表されているような感じがします。菅総理の危機管理能力が欠けているのか、東電の経営体質が悪いのか、特定の学閥と政治家が牛耳ってきた結果なのか私にはわからないし意見も出来ませんが、総理を国会で1日追及したところで何も生まれず時間が経過するばかりで見ていて心苦しいところです。現地の作業員の方々が奮闘し住民の方々が困っている様子を拝見して更に心が痛みます。それでも参政権を行使して投票して決めた議員が国会であり政府なのです。私も1人の国民として何らかの責任を負わなければならないのかと苦悩している毎日です。良くなりたいですニッポン。
さて、切手市場チャリティーオークションでは4月に義援金を拠出させていただき、9月まで引き続きこの活動を行わせていただく事と致しましたのは周知申し上げました。皆様のご協力で5月チャリティーオークションでは26,710円の売り上げを記録する事が出来ましてこの内13,355円を義援金として拠出致しました。また会場案内として配布して居ります「かわらばん」配布の際にお一人様一口10円程度のご寄付をお願い致しまして、勝手ながら義援金箱を設置させていただきました。こちらも多くの皆様にご賛同いただき2,801円集めることが出来ました。双方合わせまして5月9日に振込み完了しまして会計長より次回切手市場で振込領収書の掲示がされる予定です。皆様のご協力に感謝しましてご報告致します。
 

6月コメントはお早めに…

2011年05月19日 | 慎之介
皆様お元気ですか?慎之介です。6月の出店の皆様からのコメントは到着順に掲載しています。メールで送っていただいたものは大体当日~翌日にはアップロード出来ます。郵送に関してはバラ打ちの作業が発生するので到着確認後2~3日位で時間が空き次第という感じです。それゆえポストに入れた日から起算して1週間は見ていただくことになります。宣伝効果を考慮すればデータでの投稿がメリットではなく当たり前の話になりました。この点賢い出店メンバーの皆様には良くご協力いただいています。 有難うございます。

 
最近の慎之介ショップで使用済切手・カバー共に離島の消印が押された物が良く売れています。とてもお好きと見られる方がいらっしゃり、私の過去の収集品を色々ほじくり返しています。来月は離島特集でストックリーフを値付が出来るだけお持ちしてみます。コレクションの中には自分の足で収印したり差し出したカバーもあります。初めて旅したのは瀬戸内海の因島と生口島。まだ本四連絡架橋・瀬戸内海ルートが出来て居なかった時代です。1泊2食付で2500円程度のユースホステルの宿泊は私一人だったにも関わらず町の中心まで出迎えて下さり、翌日は瀬戸田郵便局まで送ってくれました。冬の大シケで足止めを喰らった新島・式根島は1泊2日の予定が3泊4日になりました。芝浦の日の出桟橋から夜行船に乗る時点で大島だけが出航の案内。後に寄港する利島、新島、式根島、神津島は条件付出航で後に欠航に変わる可能性が大きいとのことでした。考えても仕方ないし予定は組んだので乗ってみるものの、大島からはかなりの高波で式根島のみに相当の遅れての到着となりました。危険なため荷物の積み降ろしが終わり次第すぐの東京への出航となる案内が流れました。郵便局で収印した後に駆け足で船に戻るか考えていたところ、JRの大判時刻表には載っていない村営船にしき丸を発見!新島と式根島を結ぶ連絡船でした。しかし4000屯の「さるびあ丸2」が危険だから引き返すといった海は3mの高波で大荒れ。釣り船のような船で高波を越えての20分はハッキリ言って怖かったです。剥き出しの客席にはシートが被せられ脇からの水飛沫に耐え危険な海の旅でした。新島で郵便局巡りを終えた後は午後の下田行きの新神汽船で島を離れる予定でしたが当然のように欠航で、2泊3日間の退屈なバケーションとなりました。宿のオバさんが逐一「船は欠航」だの「飛行機は欠航」だの教えてくれ、郷土資料館や公共施設を巡り歩いて、台風のような風の中で海沿いを散歩したりして時間を過ごしました。3日目に漸く飛んだ大島行きの飛行機は20人乗り位の小さなもので出航前に燃料を満タンにして飛んで行く小型のものでした。これが私の生まれて最初の空の旅でした。機長さんの隣の操縦席に座り、物凄い轟音でヘッドフォンをしても耐え切れないくらいでした。空に上がって海を見て初めて我に返り島々の美しさに惚れました。このきっかけで日本全国の離島の消印を集めるようになり、中断し忘れ去り最近になって思い出している次第です。価値があるとか無いとか集めていた私にもわかりません。私が叶えられなかった浪漫を受け継いで下さる次なるコレクター様に収まっていただければ切手達が喜んでくれるのです。


6月は浅草です

2011年05月14日 | 慎之介
6月の切手市場のレイアウトができました。満員御礼ですので、キャンセルが出ない限りこれからの出店は8月以降にお願いします。慎之介ショップからのお知らせです。今月は沢山の新入荷に恵まれ皆様に楽しんでいただきました。ご利用いただき有難うございます。日本50円カバーが特に好評で嘗て100円で売っていた記念切手貼の物をスタートに自分宛に来たカバー様々や以前は200~300円だったイギリス宛の書留便、外国宛の記念切手貼など止めどなく増えています。試行印の押されたエコー葉書や風景印の実逓などバラエティーも増えています。
 
ここで来月の予告を入れておきましょう。以前200円だった戦前中心の封書カバーや帯封を新規に加えて高級カバーからの値下げ品など加えたいと思います。数年間手付かずの軍事郵便の山や葉書類も反応を見ながら今年中に登場することにしましょう。以前の値段は時の値段であって品が多く出回る昨今では相当の値下げも必要なのです。優秀な買い手の皆さんからは時間を越えて生まれ変わった品物をしっかり評価して下さっています。最近はこのブログで随分と昔話が増えてきて只でさえ切れ目無く読み辛い文が理解する能力まで奪っていることと思います。本日も少しのお付き合いをお願いします。ガレージセール時代から日本・外国問わず何十万通と買い続け何万通と売り続けたカバーは値段を下げ最後の仕事をしてくれています。最近50円に下げて好評をいただいている外国部門のスタートは三重県のサーキットクラブ所属のコレクターから直接数万通仕入れたものでした。当時のYTUの関係で、大阪や舞鶴に直送してもらったり、ガレージの会場に直送してもらったりする程の一度に見れない量でした。その後定番商品となって各方面から仕入れをするようになってからは区分や輸送にコストがかかってきてオール100円では薄利となってしまい200円以上の値付けが入ってきました。これも悪循環があって確実に売れる高級カバーばかり補充良く、100円の物は物流のコストを考えると家に溜める傾向になります。そのため未だ現在の50円カバーに新商品がお目見えする訳です。どうぞ皆様ただの値下げでなく双方メリットあるお付き合いである事をご理解いただければと思います。珍しく宣伝が長くなり申し訳ありません。来月も浅草はいつもの時間にいつもの手順でお待ちしています。


6月は満席です

2011年05月13日 | 慎之介
皆様こんばんわ。慎之介です。雨の続く毎日ですが如何お過ごしですか?6月の出店メンバー様と既に到着している宣伝のコメントをアップロード致しました。出店者情報欄をご覧いただけば幸いです。6月は早くも満席となっていまして、7月もほぼ満席のためご希望に添えない場合があります。8月はかなりの空きがあって9月以降は通常通りの感じです。出店を検討されている方は早めのお申し込みをお勧め致します。来年の会場運用は今年と同じ浅草と池袋を中心に考えております。1月3月5月が浅草の開催が決まっています。5月は第一土曜日が4連休の3日目と日が悪く、4連休の初日となる5月3日(木)と致しました。土曜日の出店や来場が難しいとの御意見も頂戴しています。現状で年に1回程度の日曜開催は多くの出店メンバー様のご要望やご来場の傾向からすると土曜日開催が最も優秀な選択であります。私自身、体力的に翌日が休みでないと運用が難しいのも事実です。3連休以上の並びを利用して土曜日と日曜日の2日間開催も検討していますので適宜意見や所感の変更があれば申し上げていきたいと思います。 先日のブログで申し上げた蒲田の切手会についてもう少し詳しくご説明いたしましょう。切手の世界で趣味誌と言われる同人誌は日本全国でたくさん発行されていました。昭和63年頃に私は出会ったのですが、戦後間もなくから全国様々な郵趣団体が会報を発行し、個人でも研究成果や投稿が同人誌として発行されてきました。昭和63年~平成3.4年頃まで私は随分と色んな同人誌と出会い色々なメンバー様と出会いました。機能実験・ボルドーを発行していた久野徹さん。エコーメイト・郵趣工房を発行していた城倉匠さん。遊覧船を発行していた古沢保さん。青都・激竜郵政新聞を発行していた吉田敬さんなど懐かしい面々です。その後インターネットの波に押され役割は終えるのですが、ちょうど私の青春時代で切手収集というだけの満足感とは違う社会との関わりがありいま思えば凄く素敵な時間を過ごせていたんだなと振り返ることができます。最初に挙げた面々のうち郵趣工房の城倉さんは木曜日が祝日の時に蒲田で読者向けの切手会を開催して下さり、盆回しでの切手交換と終わった後の喫茶店・蒲田茶房での切手や郵便局巡り、鉄道旅行の話がとても楽しかった。この会で知り合ったヤマさん、739さんなどは今でも切手市場にお出で下さっています。そして浅草夜の部ではあの頃の蒲田茶房と同じ笑顔で終わらぬ大人の青春を共にして下さいます。切手会を開催して下さった城倉さんは家の商売を継ぎ切手の世界からは離れたと聞きました。しかしこうして今でも私は浅草夜の部で少しずつ恩返ししています。先日の1枚の写真は私の懐かしい記憶にぴったりとヒットしてくれました。今年開催の切手市場の中でテーブルに余裕が出た時は懐かしの趣味誌=同人誌祭りを企画出来ればと思います。以前から私が申し上げてきた「田中派」についても前述のボルドーの久野さんが関わってきます。その悲喜こもごもは別の機会にゆっくりと。

5月切手市場へのご来場有難うございました

2011年05月10日 | 慎之介
皆様こんばんわ。慎之介です。
ゴールデンウイークの終盤となる5月7日(土)に開催されました切手市場は皆様のおかげで260名様程度のご来場を記録しまして開催されることが出来ました。ご来場いただきました皆様にお礼申し上げます。
午前中から雨模様となり少し客足が止まった感じもありましたが、せっかくのご来場に最後までゆっくりご覧になる方が多かった感じでした。
今月のゲストとして出店いただいた郵便学者の内藤陽介さん。毎回のゲスト来場を楽しみにして下さる「顧客様」や新刊本を心待ちにしてご来場下さった方方々に囲まれ有意義な1日となったようです。また継続的して出版記念サイン会&即売会は行って下さるとのことですので続報をお楽しみにして下さい☆
今月のショップ陣からの画像をお届けします。久し振りのソラスタンプさんや出店メンバーとしてはすっかりお馴染みのダミー様に負けじとベテラン陣の皆さんが本当に良く頑張って下さいました。
 
ゼネラネスタンプ様店主でもある品川仁さんショップでは銭位14円姫路城1枚貼り外信葉書をはじめ有名日本切手コレクターの価値あるカバーがタップリと並べられていました。カバーはアルバムリーフに整理するとせいぜい1リーフ1通~2通程度のため解説を入れて発行順に整理したものは最近はかさばるためナカナカお目にすることができません。昔から集めているコレクターが育てた切手類がこうして解体され再び仲間の手に渡っていくのは切手市場のようなバザーの原点であります。さりげなく切手市場イズムを思い出さしてくれるジン様に感謝。
 
ソラスタンプさんは長年所属するJPSトピカル切手部会の切手展で展示した作品集をCDにして販売されていました。オサムショップの河内さんは日本切手と外国切手の使用済均一セールに加えてジャパンカバーが大人気で大忙しの様子でした。8円程度の破格な均一価格は継続的な商品供給の努力があってのことです。終了後に色々とご苦労をお話されていました。いつも感謝です。
 
須藤真&舞さんショップでは小袋入の日本切手に加えて紙付きのままも登場!!宣伝効果もありまして午後からも大変な人気でした。オークションを中心としたまとまった切手類の購入が多く、こうしたダブりや不用品は色々とご用意いただける環境にあるようです。そして今月でこれは売り切るといったダラダラしない品物の回転が整然としたショップ作りで皆様のご好評を得ているようです。私も最近は参考にさせていだいています。ミツグショップの山本さんは慶事用80円の10面シートをいち早くご提供いただく傍らでふるさと切手と普通切手の切手帳をタップリと並べていらっしゃいました。ふるさと切手は相当量の在庫があるようですので欲しいふるさと切手があったら是非尋ねてみてください。
 
左は真珠スタンプさんの陳列の様子。売り切りの品も多いので池袋で欲しい物を見つけた際には早めの購入をおすすめします。郵趣用品は会場内いちばんの品揃えです。最後に静岡のsumiさんとダミーさんショップのオープン直後の様子です。袋に収められた外国切手は格安につき1点限りなので朝から芋洗い状態です。それでも掛け付けた皆さん思い思いの切手を手に出来たようです。静岡のsumi&ダミーショップ様は次回7月・8月の連続出店の予定です。次回に向けた情報は掲示板で逐一リリースされますのでこれが人気の秘訣のようです。

すずき商店にて発見した懐かしい写真です。それもそのはずで嘗て青都&激竜郵政新聞といった切手関係の同人誌を発行していた吉田敬さんが来店していました。北海道の湯浅秀樹さんとともに平成の元号が始まった当時からパソコン郵趣や同人誌のネットワーク作りに励んでいらっしゃり、その構想は未だ脈々と成長していらっしゃるようです。写真はこの日の夜吉田さんやジョー様、セン様、さくらパパ様などが集まるという場のために登場したものらしいです。私のために早めのご開帳をして下さいました。蒲田で行われていたエコーメイトの例会にて。当時はJPSの支部以外にもこうした蒲田の会や東日本交換会、消印同好会など20~30名のコミュニティーが都内各地で形成されていました。情報がデジタル化された現在ではこうした地域性や専門性の濃い切手イベントは役目を終えつつあり、切手のガレージセールから切手市場に至る大規模で切手の流通をメインとしたものが必要とされてきました。情報交換や情報発信はweb上で一瞬で出来ます。しかしながらあの頃の感動は実際に会って、退色しかけた写真を眺めることによって甦ります。IT業界に明るい方から、とても懐かしい心のプレゼントをいただき感謝です。
チャリティーオークションでは膨大な寄贈品が集まり、セン様や杉並の支部長にも昔のように参加いただき切手市場のため義援金のために沢山のご寄付をいただきました。本当に有難うございます。慎之介のオヤジギャクは全開までいく時間がなく残念。昔から切手市場チャリティーオークションを楽しみにしてくださる方々に支えられています。事業報告は次回させていただきます。
終了後は上野で懇親会。慎之介オリジナルの場況無視な10分睡眠はオサム様に持っていかれたのは誰にもナイショです。6・7月は浅草開催で夜の部もあります。少しはやめの納涼会を楽しみにしています。終了後の懇親会はもちろんどなたでもご参加いただけます。次の時代につながるコミュニケーションは切手市場から発信されています。