7月3日(日)の開催となっています。お間違いないよう宜しくお願い致します。慎之介SHOPではいつも通りの新入荷満載です。ここ数ヶ月大好評の超特急郵便アルバム1冊あります。1枚30円の予定です。口紅のおばちゃんシリーズで長野輸送の初日や数字並びもあります。外国はバラが多いのですが時間をかけてゆっくり見るには最高の品質です。時間のない方のためにアルバムものは4月とか5月の多すぎて見れなかった月のものをアンコールで出します。
最近の各地の切手会の結果を拝聴して居りましたが今月の目白は概ね世の流れに乗ってGoTo切手のような雰囲気でした。どうしても土日開催の初日にご来場が偏りがちですが、そこは慣れたメンバーさんは2日目の椅子を狙ってじっくり楽しんでくれます。私の場合朝の混雑が嫌なので11時オープンですがそれでもここ数年とは違う勢いを感じました。楽しんで下さった方々に深く感謝致します。7月は切手市場の翌週です。当然新規の品は目白にはお持ち出来ませんがジックリ以前のものを見直したい方は目白がおすすめです。
先週は悲しい訃報が舞い込みました。切手市場の最初の頃は出店メンバーとして活躍下さった山口真一さんが50歳の若さでこの世を去りました。お付き合いは以前は長く最近はスタンプショウとJAPEXの会場で手を挙げて少し畏まってどうも！といつもの挨拶をするのが楽しみだった位。新規開局が大好きで20代の頃は至るところで一緒になりました。蒲田の会＝梅屋敷のお蕎麦屋さんと蒲田茶房は20年以上前になる話です。郵趣同人誌全盛の頃のコピーレターオハフ、ジュネックスやスタンプショウの交換コーナーで仲間と集まったり、駅名小印や抹消印やあんな印こんな印のオモチャを持ってきたり今では素敵な思い出です。いつも笑顔で旅と局メグと切手を上手く混ぜ合わせて沢山の話題を提供して下さいました。塩山の花嫁の選挙印は数枚世に残されてるはず。人の良さ素晴らしさで山口さんがこの世に残してきた貴重なマテリアルや記録がたくさんあります。豊橋佐藤と岡崎法性寺が開局初日に逆様ローラーはそうとして帰りに杉並支部の方と局メグしたら師崎も逆様ローラーだったと言って全国に小さな港町の名前が知れ渡ることになりました。熊本・川の逆様ローラーも確か宮崎赤池の戦後型押しに行った帰りに見つけてきたんじゃないかと記憶しています。山ちゃんはいつまでも旅を続けてくれるでしょう。僕が旅先で何か珍しい消印を見付けた時にはきっと届きもしないカバーを一つ作って恩返ししたいと思います。
出店情報欄でお伝えの通り7月の切手市場は日曜日開催です。お間違いないよう宜しくお願い致します。1階貸切会場ではスタンペディアオークションが開催されます。会員の皆様方でフロアセールに参加予定の方は切手市場と上手く時間配分をお使いになり充実の時を過ごされることをお祈り申し上げます。7月の切手市場は久し振りご出店が2件、茂原ひめはる郵趣会の奥村さんとフルハウスジャパンのももくろSHOPさんがご出店下さいます。奇数月ご出店のニシノミヤさんは8月出店も申し込まれ7・8月連続出店となります。お問い合わせの品があれば是非この機会をご活用下さいませ。奇数月は須藤真&舞ショップ様もご出店です。ドカンと出す値付ジャパンが持ち味です。戦前の官白とか田型済も色々あってファンは多いのです。どうぞこの機会をお見逃しなく。
6月18日(土)～19日(日)は目白でフィラデリックバザーが開催です。慎之介ショップもお邪魔します。新入荷は出しませんが皆様が御覧し尽くしてないだろうの外国と消印別ジャパン、格安ジャパン等を並べたいと思います。最近は旧国立S/Sとか見返・月雁は型録の0.1でも売れないのでどんどん安くしています。新規に入ってきた口紅のオバチャンの超特急2冊は7月の切手市場の楽しみに取っておきます。来年春で新特急・新超特急郵便は終わりになります。最初は東京南部＝ナンコツに設置された都内バイク便。大阪・名古屋・福岡・札幌と広がり即日配達郵便が出来て、超特急・即日にハンコが替わり新特急・新超特急の最終型になります。それでも試行印型を守り通しているのは素敵だと思います。ナンコツから東京中央そして銀座に所属変更があるのも今は歴史。超特急の満月印は今でもライダーさんの積み重ねてきた努力が滲み出てきます。とは言え局での記念押印は軽い木柄の記念押印専用の印軸だったのが思い出です。少しブレたライダー押しの金属筒のスタンパル押印の実逓消はオンピースでも貴重だと思います。
今年のJAPEXは11月4日(金)～6日(日)となっています。詳細は郵趣イベントカレンダー等をご覧下さい。切手市場感謝祭・秋は期間中土曜日の11月5日(土)に台東区民会館9階特別会議室にて開催です。ご出店募集はまだ行っておりませんが、ご希望かつ確実に出れそうなご出店メンバー様は7月会場でご相談下さいませ。
ここ最近のコロナ警戒減少もあって6月の切手市場は従来通りに近いご来場となり終始満員御礼な状況でした。久し振りにご出店の城北クラブさんは皆さんとの再会を楽しまれ7月以降も継続出店の見通しを立てていただきました。下駄のマッスーは居なくなっても以前からの仲間がしっかり売ってくれます。更に昔JPSさんの集まり等で顔を合わせていたのは永嶋のおじいちゃん。私が離島のハンコを集めてると言ったら翔びっきり美しい東京大島の図入年賀をタダみたいな値段で頒けてくれました。学生時代は一番近い距離にあったはずの豊島支部。とうとう一度も訪れる事なく支部名が変わり永嶋のおじいちゃんは夢の中へ消えていきました。丁度今月は東京の旧町名に詳しい方にスモールストーンリバー雑司ヶ谷郵便局の歴史を教わり本来同じ雑司ヶ谷村の日ノ出町＝旭出が豊島区に管轄されて今は霊園の霧に隠れ地域名の由来は本当に奥深いなと思った次第です。小石川郵便局高田分室や落合長崎郵便局の歴史もこの豊島区&新宿区&文京区の区域の歴史と連動しています。今月は思わぬ1枚の満月印から数十分語り合い幸せな時間を過ごす事ができました。
7月の切手市場は日曜日開催です。お間違えなく。
