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百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

落語でこころ洗われる

2014年01月06日 09時39分12秒 | 随想

                 百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 1月 6日(月) 雪のち晴

 朝のウォーキングは「ラジルラジル】でいつもNHKラジオ第一放送を聞きながら歩くのだが、先日聞いた落語「芝浜」に感銘したので、気が落語に移った。出たのが【死神】だった。朝から縁起が悪いと思ったが、これも縁と思い聞くことにした。

 話はこうだ。年越しのカネが無くて、女房にせっつかれてカネを借りに出掛けたが、空身で帰って来て女房に悪態を吐かれ、この世がイヤになっていた所、死神が現れて金儲けの術を教えられて、医者になって暮らしも良くなった。暮らしが楽になると古臭い女房よりも若い方がイイ。邸を売って若い女と度に出て、遊蕩生活。この生活でスッテンテンになって舞い戻り、再び医者を始めたが前のようには繁盛しない。

 しかし大店の番頭が来て、旦那が死にそうだ、助けて呉れれば大金を出すと言われ、ついその気になる。行って見ると旦那の枕元に死神が据わっている。これじゃ助かる訳がないので、「直らない」から帰ると言う。「いや少しでも延命して呉れれば更にお礼のカネを増やすという。

 その言葉に乗って、一計を案じて、死神が転寝した隙に布団を回して死神を足元にして、呪文を唱えて消してしまう。旦那は蘇生、元気が出たので、約束の大金を貰って帰って来ると、死神が現れて、洞窟へ連れて行かれて蝋燭の灯をみせらる。【お前は術を悪用した罰で、お前の蝋燭の灯は間もなく消える。お前は死ぬ」と言われて、貰ったカネは吐き出すから助けて呉れと懇願する。

 すると死神は、前の勢いのイイ蝋燭に消えかかっている蝋燭を繋げ。上手く繋がれば生きられるし、繋がらなければ死ぬという。彼は一生懸命繋ごうとすっるが手が震えて繋がらない。そして繋がらないまま灯が消えてしまう。落語家は無言のままうつ伏せになって倒れた。彼は死んだのだ。

一巻の終わりだが、この落ちは落語家によって違うというから面白い。中には【ローソクをかっぱらって表に出たら、【明るいからもう蝋燭は要らない。勿体無いから消したら」といわれ「あっ!そうか」と消したら死んでしまった、と云うのであるという。

 この【死神】のネタはヨーロッパの説話を輸入して翻案したのだという話もある。兎に角、あまり欲をかくとロクなことは無い、気をつけろ!という噺だネ。

 、        百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 1月 6日(月  

 

日数「日」

歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩)

今  日

    1        

18,733

13,113

 

今  月

103,959

72,771

17,327

今  年

103,959

72,771

17,327

2005年から

3,263

47,020,483

32,914,338

14,410

70歳の誕生から

6,795

128,970,614

90,279,439

18,980

  北大西洋グリーンランド島からカナダに入国「 カートライト」に向かって後758,718