百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 1月 6日(月) 雪のち晴
朝のウォーキングは「ラジルラジル】でいつもNHKラジオ第一放送を聞きながら歩くのだが、先日聞いた落語「芝浜」に感銘したので、気が落語に移った。出たのが【死神】だった。朝から縁起が悪いと思ったが、これも縁と思い聞くことにした。
話はこうだ。年越しのカネが無くて、女房にせっつかれてカネを借りに出掛けたが、空身で帰って来て女房に悪態を吐かれ、この世がイヤになっていた所、死神が現れて金儲けの術を教えられて、医者になって暮らしも良くなった。暮らしが楽になると古臭い女房よりも若い方がイイ。邸を売って若い女と度に出て、遊蕩生活。この生活でスッテンテンになって舞い戻り、再び医者を始めたが前のようには繁盛しない。
しかし大店の番頭が来て、旦那が死にそうだ、助けて呉れれば大金を出すと言われ、ついその気になる。行って見ると旦那の枕元に死神が据わっている。これじゃ助かる訳がないので、「直らない」から帰ると言う。「いや少しでも延命して呉れれば更にお礼のカネを増やすという。
その言葉に乗って、一計を案じて、死神が転寝した隙に布団を回して死神を足元にして、呪文を唱えて消してしまう。旦那は蘇生、元気が出たので、約束の大金を貰って帰って来ると、死神が現れて、洞窟へ連れて行かれて蝋燭の灯をみせらる。【お前は術を悪用した罰で、お前の蝋燭の灯は間もなく消える。お前は死ぬ」と言われて、貰ったカネは吐き出すから助けて呉れと懇願する。
すると死神は、前の勢いのイイ蝋燭に消えかかっている蝋燭を繋げ。上手く繋がれば生きられるし、繋がらなければ死ぬという。彼は一生懸命繋ごうとすっるが手が震えて繋がらない。そして繋がらないまま灯が消えてしまう。落語家は無言のままうつ伏せになって倒れた。彼は死んだのだ。
一巻の終わりだが、この落ちは落語家によって違うというから面白い。中には【ローソクをかっぱらって表に出たら、【明るいからもう蝋燭は要らない。勿体無いから消したら」といわれ「あっ!そうか」と消したら死んでしまった、と云うのであるという。
この【死神】のネタはヨーロッパの説話を輸入して翻案したのだという話もある。兎に角、あまり欲をかくとロクなことは無い、気をつけろ!という噺だネ。
、 百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 1月 6日(月)
日数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
|
今 日 |
1 |
18,733 |
13,113 |
|
今 月 |
6 |
103,959 |
72,771 |
17,327 |
今 年 |
6 |
103,959 |
72,771 |
17,327 |
2005年から |
3,263 |
47,020,483 |
32,914,338 |
14,410 |
70歳の誕生から |
6,795 |
128,970,614 |
90,279,439 |
18,980 |
北大西洋グリーンランド島からカナダに入国「 カートライト」に向かって後758,718m