【子供と高齢者の交通事故防止」を掲げて今日から30日まで全国一斉にはじまる秋の交通安全週間の記事を眺めて居て、「歩いて世界一周」のフィナーレの緑色のレポートが目に留まった。9年前の2004年の秋、10月15日56,870,948mを歩き通して飯山に戻った記録だ。フト、今日9月21日の記録を覗いて見た。懐かしい!
9月21日 (秋田市) 起床5:00 出発6:27 天候 雨、風強し 就寝11:00
荒れた天気 あさ、道の駅のホームページで天気予報を見ると、沿岸地方は0時より18時まで80%、18時より24時までが50%の確率で雨の予報という。最近の天気予報は当たるので困る。武道館館まで久保さん(私の娘の女婿)が運転、本来ならばここで妻と交代して私と一緒に歩く筈であったが、妻も中休みして疲れを癒したいし、久保さんもスニーカーを雨で濡らしては後が大変なので、そのまま運転して貰うことにした。
向浜運動公園 県立武道館も東京の武道館に劣らぬほど立派だが、そのほか総合運動場・スケート場・野球場など壮大な施設が完備されていて驚いた。おそらく最近国体が行われたのではないかと思った。
海岸保安林『風を和らげ、飛砂を防ぐ』目的で7号線の沿線の海岸沿いに松林が連なってる若い元気な松林だったが、雄物川を渡った辺りから松に枯れ枝が目立ってきた。更に南下すると、何処までも何処までも枯れた松林の並木となってしまった。林の中には伐採された松の木と思われるものがシートに包まれて幾つもの山になって積まれていた。これは松くい虫にやられた被害だと直感したが、それにしてもこのまま放置しておけば、あの見事な秋田の松林も遠くない裡に被害を蒙るだろう。道の駅の近くまで来た時、「マツノセンチュウ抵抗性松植栽地】に、立札と共にクロマツ500本が栽植されているのを見た。ただ手を拱いているわけでは無い姿勢を見て心強さを感じた。
道川海岸 歩き疲れた頃、『ロケット発祥の地』を知らせる立札を見た。あの糸川博士が此処でペンシルロケットから始まって、次々と進化したロケットを打ち上げ、私達日本人の心に感動と期待を与えて呉れたのが此の地だったのかと、改めて思い出させて貰った。
ペンシルロケットの水平飛行の実験に成功した糸川英夫博士はいよいよ空に向かっての飛翔実験の段階となったが、当時は米軍の管理下にあって適地が無く、漸く道川海岸が秋田ロケット実験場として開設されたのだという。成功した最初のペンシルロケットは全長が30cmの【ペンシル300】で到達高度は600M、水平距離は700M、飛翔時間は16.8秒だったという。
次いでベビーロケットが開発され、昭和30年12月までに計13機が打ち上げられた。到達高度は6kmだったという。昭和32~33年にかけての国際地球観測年に参加するため、本格的な観測用ロケットを打ち上げるには大型となるために発射場は移動することになってその役割を終えた。いまはただ、『夏草や つわものどもの 夢の後』だ。
百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 9月21日(土) 晴れ
日 数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
|
今 日 |
1 |
17,854 |
12,498 |
|
今 月 |
21 |
342,364 |
239,655 |
16,303 |
今 年 |
225 |
3,712,406 |
2,598,684 |
16,500 |
2005年から |
3,156 |
45,031,130 |
31,521,791 |
14,268 |
70歳の誕生日から |
6,688 |
126,981,261 |
88,886,883 |
18,986 |
北大西洋グリーンランド島コィアネホープからカナダヘブロンに向かって後 1,276,393m