ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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トルコ航空、派遣CAの闇 トルコ人の半額で乗務→労組結成→13人解雇→提訴→敗訴

2013年01月11日 | Weblog

 トルコ航空で働く20~30代の日本人派遣CA(客室乗務員)13人は、有休、産休、社会保険、時間外手当はおろか、ロッカールームもない劣悪待遇で月収10万円台~20万円台前半で勤務。待遇改善を求め労組を結成した直後、CAから通訳に職種変更され、仕事量も半減、挙句に全員解雇された。13人はトルコ航空と派遣元の「TEI」社を相手取り、トルコ航空による直接雇用と、トルコ人CAと同等になる2倍超の報酬を求め、09年1月、東京地裁に提訴。12年12月5日の判決では、原告側が全面敗訴だった。そもそも事故の際に乗客の安全を守るべきCAに、直接雇用でない派遣の形態が馴染むのだろうか?女性の花形キャリアとされるCA職で起きた“奴隷待遇”の実態、そして“ブラック就労”の温床である派遣法の闇を詳報する。
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【Digest】
◇機長は絶対権力者「スルタン」(トルコ語で王様)
◇緊急事態で出現した酸素マスクの管は黄ばんでいた
◇有休、産休、社会保険もなし
◇ユニオン結成直後に大量クビ斬り
◇日本語ができないトルコ人CAが跋扈
◇原告全面敗訴
◇派遣の哀しみ 
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1754
 
 
2013年1月2日付のMyNewsJapanで記事
 
「トルコ航空、派遣CAの闇 トルコ人の半額で乗務→労組結成→13人解雇→提訴→敗訴」
 
を企画、取材、執筆しました。
 
 
写真は、トルコ航空CAの宣伝。(同社HPより)


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