萌えアニメ、名探偵コナンなどのアニメの背景を手掛ける制作会社スタジオ・イースターの社員3人が、長時間の肉体労働で身体を壊した挙句に減給させられたり、徹夜のサービス残業などで体調を崩し退職強要を迫られたり、1人部署に隔離され解雇寸前に追いやられた等を理由に、12年4月、会社を相手取り、計3272万円(提訴時)の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。長時間のサービス残業を強要し、それができない社員の給料を下げ、身体を壊すまで働かせ、使い捨て、また次を採用する。こうした劣悪な環境ながら、意外にも同社は、アニメ業界のなかでは給料は良い方だという。原告3人と会社への取材に基づき、一見華やかにも見えるアニメ産業の深い闇を詳報する。(訴状全文は記事末尾よりPDFダウンロード可)
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【Digest】
◇「サインしないと休めません」
◇「時給250円」研修時→「月15万円」研修後
◇1人部署に飛ばされ、業務指導書連発、懲戒処分で解雇寸前
◇3200万円強の賠償求め提訴
◇アニメ業界のなかではいい方
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1775
2013年2月23日付のMyNewsJapanで記事
「萌えアニメ、コナン、べるぜバブ…スタジオイースター社員3人が“アニメ村”ルールを告発 時給250円、サビ残徹夜、退職強要…」
を企画、取材、執筆しました。
写真は、原告の山田徹氏(実名、40代後半)。
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