市の健康診断

　健康診断の受診を促す書類が市役所から毎年届き催促もある。
　予防医学にもとづく健康促進運動の一環と理解している。
　
　以前は真面目に受診していたが最近は気が進まなくなっている。
　かかりつけ医で同じような検査を受けているから二重手間？

　１か月後に出向いて結果報告を聴くのも面倒が先に立つ。
　保健師の助言も分かり切った事ばかりなので役に立たない。

　私の場合は要介護の夫連れとなるから尚更色々と大変。
　国保の全市民が対象らしいから、市の負担金も相当額の筈。

　朝食抜きだからお互いの体調も気になる。終わるとヤレヤレ。

携帯行方不明

　外出先で電話をかけようと思って手提げ袋をまさぐった。
　しかし携帯が無い！さては家に置き忘れたかとあきらめる。

　家に戻って机の上やショルダーバックの中を捜してみたが無い。
　普段はこの手提げ又はそのショルダーを使っているから有る筈？

　さては車の中に転がっているのかもと調べてみたが無い！
　２階から降りてきた息子がベッド近辺も捜してくれたがそこもない。

　彼の携帯から電話をかけたら何処からか受信メロディが聞こえてきた。
　誰もが１度や２度はこうして捜しているのではないかと思う。

　音源をたどるとサークル専用カバンの中、丸２日も忘れていた。

柚子ジャム

　義姉の家に久しぶりに行くと柚子の実が見事に生っていた。
　「沢山有るんだからジャムにしたら良い」と、もいでくれる。

　赤ん坊の頭ほどある大きさで八百屋でも時々見かける大柚子。
　その気になって貰って帰ったが用事に追われて面倒になる。

　「玄関に飾る方が良いや」とずぼらが頭をもたげる。
　少し切り目を入れておくとほのかに良い香りもする。

　１個、観賞用に残して後のは友人宅に届けてきた。
　ジャム作りが好きな人だから器用に煮るだろう。

　私は又の機会にしよう。面倒くさがり屋は困ったものだ。

塩漬けオリーブ

　小豆島の叔父から毎年のようにオリーブの実、塩漬けが届く。
　自分が栽培している樹から実を採集して作る自信作？

　折角送って下さるのに悪いけど私は食べたいと思わない。
　家族も少々は摘まんでも、進んで欲しがる訳でもない。

　私は塩辛いのが苦手だから正直「あんなもん！」と思う。
　でも人の好みは色々で歓迎と言う人も結構居るようだ？

　お酒のつまみになったりサラダに似合うと言う。
　珍しさが喜ばれそうなので今年の分はサークルに持参した。

　初めて口にする人の反応はどうだろう。好嫌が分かれそう！
　
　

久しぶりラーメン

　このところ曇空続きの冬空、今日などは冷え込みも激しい。
　病院に行く日で受診を終えると正午はとおに過ぎていた。

　昼食は温かい物、何が良いかと思案しながら帰路に向かっていた。
　夫が「ラーメン食べたいね」と車中で珍しくりクエストしてきた。

　以前は麺好きで昼は２日に空けず何らかの麺を食べていた人だ。
　しかし脳梗塞を発症してからは麺が呑み込めなくなっている。

　食べても短く切らなければならないから味は半減、欲しがらない。
　「今日はそのまま食べてみる」と言うので心配しながら出した。

　散々こぼしはしたが、飲み込む力は戻って来たようで喜ばしい。

自宅での初入浴

　連休でディが休みも関係して夫の入浴が延び延びになっていた。
　夏に風呂場を改造したとは申せ自宅での入浴はさせた事はない。
　
　シャワーだけなら私の手助けで経験済みだが湯船は自信がない。
　寒くなったからシャワーだけで風邪を引かれても困る。

　そうと言って風呂抜きは気の毒、昔は毎日欠かさなかった人だ。
　昼夜逆転の生活で最近はまともに顔を合わせてない息子に頼む。

　幸い定休日だったので「夕方ならいいよ」と引き受けてくれた。
　男同士で入浴、夫は素直に息子に身を任せ嬉しそうだった。

　「大丈夫だった？」と息子に聞くと「大分しっかりして来たよ」

稲わらアート

　勤労感謝の日、曇り空だったが夫の退屈しのぎに付き合う。
　去年も見たが稲ワラで作ったイノシシのアート場へ行ってみた。

　祭日で見物客の車が道路脇に数珠つなぎ、その合間に割り込む。
　山奥の農村、道路より１段高い田に３頭のイノシシが立っている。

　のどかな景色と妙にマッチしていてこれぞアートと感心する。
　去年のは武蔵野美大の作品だったが今年は地元住民による力作？

　全く同じ構図、同サイズだから作り方などを教わったのだろう。
　イノシシは全長４ｍ全高2,25ｍ、夜はライトアップされるとか。

　入場料を取る訳でもなく村おこしの一環、そろそろ撤去の時期？

　追記訂正
　　立て看板の数字を見てイノシシのサイズを記載したのですが
　　実物とそぐわないと不思議に思っていました。
　　11月26日、正解が判明しました。全長８ｍ・全高４，５ｍ。
　　看板の数字は子イノシシのサイズのようです。すみません！　

林檎攻め

　朝８時、ピンポーンの音で出てみると知人が立っていた。
　「これお裾分けのリンゴ…」と紙包みを渡して下さる。
　
　中を見ると立派なのが６個も入っている、有難く頂戴した。
　部屋に戻ると夫が「誰、それ何？」と興味深げに聞く。
　
　「林檎頂いたの」と言うと「買ったばかりじゃない」と笑う。
　「そうだけど○○（長男）が来ればやるわ。彼も好きだから」
　
　午後、宅配便で又もや林檎。送り主は私で月契約している品。
　８か月間、時期の推奨品、L６個送料込みで３千円で注文済み。

　これは１個500円の計算になるがそれだけの値打ちはなかった!

現物支給

　通販の化粧品会社から「謝礼」と称した荷物が届いた。
　開封すると注文した覚えのない化粧品が入っていた。

　「ご投稿をして頂きまして有難うございました」とある。
　そう言えば夏頃、注文書に付いていた紙に２，３行書いた？

　おぼろげながら思い出したので同封されてた冊子をめくる。
　見落とすような小さな記事だが確かに私が書いた文がある。

　「○○は使い勝手が良くてお気に入り」と言う風な内容。
　７０代の発言だから老人向けに宣伝効果ありと思われた？

　予期せぬ稿料、３千円見当の現物支給とはびっくりこん！

長野りんご

　4日ほど前に紹介した八百屋の創業祭で本日は林檎が目玉品。
　毎年「長野りんご」が箱売りされるがこれは確かにお買い得！

　買い物客もよく知っていて開店前に長蛇の列となって殺気立つ。
　混雑が嫌だし私以外はあまり食べないのでパスのつもりだった。

　しかし夫は「林檎好きだろ。あそこのは値打ち物だから行こうよ」
　開店1時間前なのに駐車場は満車、誘導員が赤旗で×印を示す。

　店先で夫を降ろして近所故に思い当たる所に車を置いてきた。
　走り戻って行列に並ぶ。もう駄目かなと思ったが何とかセーフ！

　１0kｇ千円のりんごは蜜入りの大玉、私よりも夫が大喜びした。

最後の晩餐

　「最後の晩餐」開高健著、題名に興味ををそそられて読んでみた。
　彼の見識、行動力のすごさは生前から有名だから少しは知っている。
　
　小説や評論文を読んだ事はあるが正直読みこなせていない気がする。
　しかし今回は食べ物のエッセイだから面白いかもと読む気になった。

　料理研究家の辻氏の解説によると「豊饒な語彙が散りばめられている」
　褒め言葉だろうが私の記憶に残りにくいのはその難解な単語のせいだ。

　前後関係で見当はつくが、正確に知ろうと思えば辞書が必要となる。
　今回も最初の方は教科書を開いている感じだったが後半は楽しんだ。

　作家は「筆舌に尽くしがたい」などは禁句との事、言葉にこだわる？

砥部焼

　夕食を終えて食器を洗っていた時、思わず手が滑った。
　コーヒカップが飛んで「ガチャン！」の大音響が響く。

　もう10年以上も愛用している砥部焼きの私専用のカップが粉砕？
　その下にはゆすぎを待つ食器が控えていたので駄目だと思った。

　被害甚大と覚悟して調べるとカップも他のも1個も割れてない。
　ああ良かったぁ～あれだけの派手さで何ともないなんて不思議！

　割れても惜しくはない品だがやはりホッと救われたような気持ち。
　砥部焼は愛媛の焼き物で一般家庭でも食堂でもよく使われている。

　温かみのある器は少々重いが私は好きだ。今日はついている？

うつ病？

　昨日は鬱気分に押しつぶされそうになって草々に眠りに逃げた。
　時々、考えても始まらない事に頭が占領されて堂々巡りしてしまう。
　
　「上を見ればきりがない。生きてるだけでもましじゃない？」
　自分の力でどうにもならない事を悩み、あきらめの結論にと導く。
　
　憂鬱な時は睡眠で思考中断するか、気分転換してあっちにやる。
　世の中思うようにならない！分かっているのに馬鹿な私は悩む。
　
　何でもない普通の暮らしが1番と思うのに叶わないのも歯がゆい。
　皆、それぞれ悩みがあっても上手に折り合いをつけて生きている？

　私は心が弱く鬱病気味と自覚する。自分で持て余す日がある。
　
　

八百屋の創業祭

　近所にスーパではないが八百屋だけでもない店がある。
　青果が主だが食料品は何でも揃っていて繁盛している。

　毎年この時期に創業祭が行われて今回は15周年記念。
　1週間ぶっ通しで目玉商品が並ぶ。年に1度がミソ？

　広告の商品は確かに安い、日変わりで何種類かが出る。
　近所と言う事もあり行かなきゃ損の気持ちで日参する。

　売り出しの品は原価を割っているのではないかと思う。
　謝恩祭だから利益に繋がらなくても強力な宣伝になる？

　大型店が多い中、個人商店が頑張っているのは頼もしい。

招待旅行をパス

　マーケットのキャンペーンで無料バス旅行の抽選に当たった。
　「尾道千光寺としまなみ旅情」と銘打つ日帰りバス旅行。

　どこも馴染のある場所で珍しくもないが無料なのが魅力的！
　今までに当たった事があるが半額負担とかが多く止めている。

　今回は税抜９９００円の旅、近場だけどまずまずの内容らしい。
　日時は夫のディ日と重なるから何とか都合がつくと申し込んだ。

　ところが参加者証が送られて来ると日付けを変更されている？
　電話で問うと「貴女の希望日時は人数が少なかったので中止」

　勝手に変更されても困る！都合がつかないので断った。