ナンセンス？

　タイトルのつけようがないので取りあえずナンセンス？
　「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」

　こんな題名の本に注目が集まっているので読んでみた。　
　内容はインスタント焼きそばの作り方を書いているだけ？

　熱湯を注ぎ５分待って具を入れて湯を捨てソース注入は同じ。
　それを有名作家に化けて表現している。特徴を捉えている。

　コロッケ氏の物まねのようにふざけてはいるが納得、笑える。
　馬鹿馬鹿しいと思う反面、この企画の発想力に感心する。
　
　ご無沙汰しているカップ焼きそばだが、食べたくなった。

高級パン

　今朝、夫を送りに橋のたもとまで行って、そのついでに散歩した。
　15分間大股で定コースを速歩し、後は家に引きこもっていた。

　午後義妹が、癌で闘病中の彼女の妹の事で報告に来てくれた。
　もう時間の問題で覚悟が必要との事、どうしてあげようもない？

　「来る時は手ぶらで来て」と頼んでいるのに毎回パンを持参する。
　それも私が普段買う２、３倍もする物ばかりで勿体ない気がする。

　「こんな贅沢をすると罰が当たるから」と遠慮するのに彼女は笑う。
　「たまには良いじゃない」と言ってくれるが貧乏性には恐れ多い。

　自身の妹の事で頭が一杯なのに、私にも気を遣ってくれて有難う。

宇都宮餃子

　スーパで夫が「宇都宮餃子があるよ！」と嬉しそうな声を上げた。
　箱のパッケージを見て彼のお気に入りのそれと一目で分かる。

　「あれ珍しいわねぇ。それにいつもよりも少し安い、買う？」
　そのように聞くと「当然だよ３，４箱買っておいてよ」

　「賞味期限が過ぎちゃうから、とりあえず２箱」私は籠に入れる。
　私はどの商品でも大して変わりはないと思うのに彼はこだわる。

　昔、その会社から西高球児にと贈物が届いて夫もお相伴している。
　それ以来そこのを欲しがる。でも何時でも有る訳ではなさそう？

　１箱税抜２９８円、並みの餃子より高値だが夫の要望に応える。

転ぶと大変

　夕方、夫はディから戻って相撲を見ながら早めの夕食を終えた。
　私が後片付けをしているとドスンと物がぶつかるような音。

　何事かと夫の寝室に行くと戸は開けっぱなしで姿はない。
　トイレや風呂場も覗くが居ない。広くもない家なのに慌てる。

　広縁で無様な姿でこけているのを発見！　本人も驚いた表情。
　カーテンを閉めようとしていたのか仰向けで転んでいた。

　「大丈夫、頭打たなかった？」抱きかかえると「ウン」と頷く。
　驚かされたが大事は無さそう。しかしその後、起こすのが大変！

　夫の脚腰のもろさを痛感する。腕の力もないから必死で助けた。

義歯完成装着

　去年の１０月から不具合だった夫の義歯がようやく完成した。
　上の歯は総入れ歯にしてもおかしくないのにブリッジを保つ。

　１本でも自分の歯があれば残したいと言う医師の方針に従う。
　総入れ歯だと夫の場合は出し入れにえずく可能性が大と言う。

　最初は取りあえずの応急処置で刻み食でも食べかねていた。
　何度か通院を重ねて仮り義歯に移り修正を重ねて今回で完成品。

　歯科医は手先が器用でなければ勤まらないと行程を見て思った。
　段階を経て徐々に本物に移る腕前はさすがプロの技と感心する。

　手間暇の割に料金も高くなく有難い。肩の荷が少し軽くなった。

携帯混線か？

　昨日、友達との携帯メール受信時に訳分からない事が書いていた。
　私の送信に対する返事だが全く的外れなので「何の事？」と打診。

　メールではじれったいと言う事でその後は電話のやりとりになった。
　そこで判明したのは、そんな内容ではなく違う文面を送ったと言う。

　それなら意味不明は当然！　彼女からの送信文は何処に行ったの？
　ところが今朝、私の携帯を再確認するとその迷子文が届いていた。

　そして昨日の怪しげな文面は消えている。何処でどうなったの？
　狐に騙された気分、文明の利器なのにこんな事があるのかしら。

　今回は再確認しあったから事なきを得たが、信じられない出来事。

寒冷前線の影響

　私の住む今治も今週に入って寒冷前線の影響で寒さが本格的。
　朝は雪が積もるのかと思っていたがパラついただけだった。

　積雪は年に１，２度の地、でも雪は無くても冷え込むのは同じ。
　鉛色の空、強風も吹いていたので１日中家に引き籠っていた。

　運動不足が気になったがどうにも外に出る気にならない。
　買い物も省略したので有り合わせの食材で済ます事に。

　夕方、大相撲を見ながらコタツでウトウトする有様。
　でも明日はゴミの日と思いだして渋々捨てに行く事に。

　その流れで散歩決行、勇気がいったがサボらなくて良かった。

蜂蜜と口臭

　テレビ「タケシの家庭の医学」で痴呆症を扱っていたので見た。
　それによるとLPSだったかな、その毒素が脳に貯まると痴呆発症。

　その話は聞いた事がある。だれの身体にもLPSは存在するそうだ。
　多過ぎるのが問題で口臭の強い人はその傾向があるから要注意？

　その毒素を減らす効果がある食べ物は蜂蜜が最適と解説していた。
　明日から蜂蜜を買う人が増えると思う。その件は本当かなと疑る。
　
　と言うのは私は数十年間ほぼ毎朝、蜂蜜をパンに塗って食べている。
　歯槽膿漏のせいもあるだろうが、口臭効果があるとは思えない。
　
　蜂蜜は美容と健康の為に推奨はするが痴呆予防の期待は眉唾物？

犬の飾り物

　生憎の雨天だったがPC４人組の今年の初会合日だった。
　手先の器用な人が布製干支の置物を作ったからと皆にくれた。

　食事終了後、作品を披露してくれたのでその話で盛り上る。
　今年の干支は犬、なのに兎のようでもあり猫とも受け取れる？

　長い耳が頭にピンと立っているから兎、口髭からは猫のよう？
　そう言いあっていると作者が缶ビールの空き缶を取り出した。

　「これを真似たのよ」期間限定の犬の絵柄付きだがそっくり！
　「面白い犬ね、その缶も欲しいわ」なんて言いながら別れた。

　もう15年の付き合い、肩ひじ張らない間柄なので会えば楽しい。

同伴者

　用があって知人の家に行くと「お茶でもどう」と勧められた。
　「有難う。夫が車で待っているから次回ね」とお断りした。
　
　「いつも旦那様と一緒で仲が良いわねぇ」と羨ましそうに言う。
　「そうじゃないの、家に一人で放っておけないからよ」と返答。

　１～２時間の留守なら大丈夫だがそれ以上は色々問題が生じる。
　気をもむより同伴の方が安心だからいつも一緒という事になる

　事情を知っている人は「大変ねぇ」と同情してくれたりする。
　同情されるほど大変でもないが自由が利かないのは確かな事。

　でもデェの日があるから救われる。年がら年中なら根を上げる。

人参サラダ

　週に１回位の割で行っている喫茶室に夫と行った。
　変わり映えはしないが夫のお気に入りだから付き合う。

　５５０円でパン２個とコーヒ、大盛りサラダが付く。
　サラダはいつも山盛りでドレッシングが割に美味しい。

　ところが今回は出て来たサラダを見てびっくり！
　レタスなど青物が高値のせいか常の１０分の１の量

　代わりに千切り人参の山、柔らかくて不味くはない。
　でもちょっとひどすぎる「兎の餌か？」と夫は笑う。

　「しばらく行くのを止めよう」夫がそう言いだした。

営業オジサン

　午後のひと時、チャイムが鳴るので出ると顔馴染の人が居た。
　「貴方でしたか、お元気？」歓迎ではないが少し親しみを感じる。

　先方もニヤッと照れ笑いしながら「何か御用はありませんか？」
　用事がないのは百も承知だろうのに一応営業用の挨拶を述べる。

　もう２０年と言わない。毎回無駄足なのに１年に１度やって来る。
　主は大工さんだが便利屋もしている注文取りの冴えないオジサン。

　毎回断わるのに「この方面に来ましたから」と顔を出し続ける。
　最初は無愛想な対応をしていた私だが、いつのまにか慣らされた？

　似たような訪問客に靴修理のお爺さんもいる「お元気で」で別れる。

「私を離さないで」

　「私を離さないで」はノーベル賞作家、カズオ・イシグロの作品。
　それまで彼の事は何も知らなかったが話題になったので読もうか？

　図書館で予約を入れたが相当待たなければならないとの事だった。
　忘れた頃に番が回って来た。借りてきたが難解を恐れながら読む。

　翻訳物はどちらかと言うと苦手でとっつき難いのが多い？
　しかし難なく読みやすい。話の筋にも引かれて２日で読み終えた。

　全寮制の施設で生まれ育った若者たちの日々と数奇な運命の物語。
　単純に面白いと言う話ではなく一口では語れない問題を含んでいる。

　読書後も考えさせられる作品。他の作品も読みたくなった。

低金利

　定期預金が満期を迎えていたので更新手続きに行ってきた。
　低金利は承知済みだが実際に受け取ると声も出ない程の小銭。

　0,01の金利、１００万円１年物だったので税を引くと８０円也！
　高金利時代を知っているだけにアホらし、切手代にも満たない。

　煩わしさや税金対策などでタンス預金をする人が増加中とか？
　或いは才覚のある人は株や証券で資産を増やしているそうだ。

　しかし私は能がないから従来通り金融機関に預けるより他ない。
　高金利の頃は利息が少々の小遣いになったのにと恨めしく思う。

　帰りに金利より高い洗剤やラップ入の謝礼を貰った。変な気分！

開店１周年

　昨日で次男が自分の店を持って１年経過した事になる。
　今日は開店記念日、私には直接関係はないが感慨深い。

　準備の段階もその後の事もほとんど私たち親は蚊帳の外。
　閉店していない所をみると何とか頑張っているようだ？

　「どうなの？」と心配して聞いても「まあまあ」の生返事。
　親の出る幕はゼロ、寂しい気もする。男の子ってそんな者？

　お節介かなと思いながら店先に蘭の植木鉢を置いてきた。
　お祝いのつもり、少しでも店先が華やかになれば良い親心。

　爆発的に繁盛するとは思わないがしっかり根付いてほしい。