冬支度・剪定

　今年も植木やさんに来てもらって庭の樹の剪定作業が終了した。
　我が家の庭など本職に頼むほどでもないのに毎年当てにする。

　友人などは自分でやっているらしいが、私たちは不器用で無理？
　馴染の人で安くしてもらっているから片づけの掃除等は手伝う。

　その仕事、昔は夫の役目だったのにいつしか私に回っている。
　職人が仕事を始めるまでに植木鉢を邪魔にならない所にどかす。

　それだけで腰がだるい。掃除もかがむ姿勢が多いので疲れる。
　今年は息子が居たから午後からは交代してもらえて助かった。

　この日が終わると冬支度が出来たようでホッとする。

パンジー３株

　古紙回収の世話役さんが来て「お好きなのをどうぞ」と言う。
　軽トラックの荷台を覗くとパンジーが沢山積み込まれていた。

　「皆さんに配ってます。好きなのを３株選んで下さい」と言う。
　「去年はシクラメン、今年もお花を頂くなんて嬉しいわ」と私。

　毎月第3日曜に古紙を玄関先に出しておくと持って帰ってくれる。
　以前は地区の集会所まで運んでいたのにそれを思うと大助かり！

　こちらがお礼をしなければならないぐらいなのに有難い事。
　古紙回収の収益は地区の旅行会などの資金になっているらしい。

　ボランテァの活動には頭が下がる。ささやかな花も値打ち数倍。

　

空っぽ財布

　近所のマーケットまで買い物に行ってレジに並んでいた。
　番が来るまでにポイントカードや袋も出して準備OKだった。

　レジ嬢の「○○円です」の声と同時に手元の財布を開ける。
　バラ銭が他店のレシートに交じって少しあるだけでドキッ！

　財布を忘れる事はあっても、中に紙札が無いなんては初めて。
　適度に補充しているつもりなのに…いつの間に無くなった？

　「すみません、お金ないから取りに帰るわ。15,6分待って！」
　そう頼むと「保留にしておきますね」愛想よく言ってくれた。

　戻ってきて迷惑をかけた事を詫び、無事品物を受け取った。

　　

恩人の命日

　去年の今頃は涙涙の日々だった。10月26日はK先生の命日享年70歳。
　30年間も夫の病気に付き合ってくれていた主治医だった方の急死。

　５年程前、しばらく休診があったので体調不良の噂は流れてきた。
　患者に伏せられていたので分からないがその後は元気そうだった？

　10月初旬には姿も見たのに…それなのに亡くなるとは青天の霹靂！
　通夜も葬儀も故郷の香川県で行われたと聞いている。

　後日、主任から聞いてショック。身内を亡くした時のように泣いた。
　「偉人早世、まさか己より先に逝くとは」と夫も茫然自失状態。

　今も想うだけでも涙があふれる。もっと長生きしてほしかった！

　

栗の渋皮煮

　友人宅に先日のじゃが芋のお礼のつもりで梨を届けてきた。
　留守だと困るので在宅を確かめる電話をかけてから行った。

　それが仇になってかえって先方に迷惑をかけてしまった？
　「栗の渋皮煮を作ったから持って帰って」と言われて恐縮。

　作るのに手間暇かかる面倒なお菓子なのに…申し訳ない！
　１粒ずつ銀紙で包まれて綺麗な箱に詰められていた。

　食べるのは勿体ないと思いながら早速コーヒと共によばれた。
　普通の茹で栗は口の中がモサモサするがこれはしっとりする。

　ブランデーが入っているのかな、思わぬ贅沢気分に感謝！

タオルフェア

　今治タオルフェアが開催されていたので行ってきた。
　似たような催しが多いからそれほどの混みようでなかろう？

　そう思っていたのに会場に来てみると人で溢れかえっていた。
　３０数社のタオル業者がテントを張って直々に出品販売する。

　どの店も山積みのタオル、それを選り分けて買うのが楽しい。
　A品のみの店もあればＢ品中心のとか値段も様々？

　価格は相当安くなっている筈、見ていると次々と欲しくなる。
　家に帰ればタオルなど使い切れない程あるのについ手が出る。

　お使い物にするつもりで持ちきれない程、買い込んできた。

迷子納得

　知人の家に届け物があったのでドライブがてら夫連れで出かけた。
　２年前に訪問した事がある。新興団地の１画にあるごく普通の家。

　坂道が多く路幅もほぼ同じなのでどの家も似たような感じに映る。
　去年も行ったがその時は迷子になったのであきらめて帰っている。

　その時、場所をもう１度教えてもらったから今度こそは大丈夫？
　そう思っていたのに見覚えの家に行きつかず周りをウロウロする。

　まるで迷路、銀行に車を置いて夫を待たせて徒歩で捜す事にした。
　酒屋で聞き、それに従うとモダンな大邸宅出現、こんな家でない？

　１年半前に建て替えたとか、これでは分からなくて当たり前。

デスクコタツ

　先日買ったデスクコタツは椅子式だから便利だが不良品だった？
　そのままだと背が低すぎたので付属品の６㎝の継脚をつけた。

　そしてセットの上布団を掛けてみると布団丈が短かすぎる？
　裾に3㎝程の隙間が出来てスース風が入って全然暖かくない！

　隙間を埋める為には厚布で周りを覆う事より他になさそう？
　ひざ掛け利用で腰巻のようにグルリと巻きつけ隙間を埋めた。

　やっとコタツとして使えるようになったが明らかに欠陥品！
　こんな初歩的な問題を抱えているのに販売とは腹立たしい。


　製造販売元に苦情を言ってやりたい。困っている人は居る筈。

年賀状の季節

　11月1日の年賀状発売を控えて今年も予約を頼まれてしまった。
　近所に親子で郵便局勤務の人がいてノルマが大変と聞いている。

　それで少しでも役に立つのならと知人等にも声をかけだした。
　最初の年はほんの気安さで引き受けたものの割合大変と気付く。

　「差支えなければ付き合ってくれない？」と頼む事から始まる。
　気持ち良く受けてくれる人もいればそうでない人も色々は当然？

　依頼時と配達時、集金も含めて何度も頭を下げなければならない。
　自分で馬鹿でお人よしと思いながら、ここ数年手伝っている。

　年賀状が発売されれば、後はあれよあれよと言う間にお正月。

自己マグマ爆発

　今朝は起床時から血圧が高くて気分も良くなかった。
　それなのに夫が立て続けに腹立つ事をしたのでイラがきた。

　個々に説明するのは省略するが普段ならそれほど怒らない事？
　でも夫には悪いが八つ当たり気味で癇癪を起してしまった。

　まるで火山の爆発のようで噴火の激しさに夫は目を白黒させてた。
　このところストレスが貯まっていたのを自分でも自覚している。
　
　抑えようとすると余計に駄目でガス抜きを迫られていた？
　自分でもびっくりする程の爆発で恥ずかしく思うし反省もする。

　「今日は体調不良なの、怒らせないで」と付け加えておいた。

ずいき

　里芋の茎の事をズイキと呼ぶ。そんな事も昨年まで知らなかった。
　芋の茎とは聞いていたが70歳になるまで食べた事もなかった。

　ズイキと言う名前をpukupukuさん（ブロ友）が教えてくれた。
　昨年、初めて自分でも調理してみると意外と美味しく出来た。

　昨日直売所でそれを見つけたので１把100円のを買ってきた。
　厚揚げと和風に煮てみた。あっさりした大人の味と思う。

　町の八百屋では見かけた事がないような気がする？
　知人は「ずいきも知らなかったなんて…まあ」とあきれていた。

　何だか歳だけは取っているが常識が足りないのかも？

マナ―モード

　今治市が主催「人権の日」にちなんで杉良太郎氏の講演があった。
　友人と行きたかったのに整理券が１枚しか入手できなかった。

　やむなく私一人で出かけた。有名人見たさのミーハー気分。
　杉氏は本職の芸能活動と並行して福祉に長年貢献してきた人物。

　ボランテァの体験談等の話を聞いた。途中携帯音が何度か鳴った。
　開演前に「携帯電話はマナーモードに」と再度注意があったのに。

　講演者本人が「電話が鳴ってますよ」と苦笑する場面もあった。
　表面的には怒っては無かったが失礼千万で申し訳ない事だ！

　どこにでも非常識な人はいるが3,4回、別々の所で鳴っていた。

芋づくし

　一昨年だったかな？徳島の友達から特産品金時芋をお土産に頂いた。
　夫はそれが大層気に入ってそのお芋を主食にするようになっている。

　いずれ飽きるだろうと思っていたのに、未だにそれが続いている。
　こちらで5㎏箱を買っているが夏場の端境期は芋とも思えない値？

　１０月に入って求めやすくはなってきたがお米よりも大分高い。
　今回「規格外だから遠慮は不用よ」と１Ok余り送ってきてくれた。

　喜んでいたら又、別の友人が北海道のじゃが芋を届けてくれた。
　これは去年頂いて美味しかったと褒めたので、又取り寄せたとか？

　里芋の差し入れもあったので芋好きの夫は大喜び、馬肥ゆる秋！

お茶の時間

　大工さんが雨漏りの修理に来てくれたのは有難い。
　しかしこのような時、毎回気を遣うのがお茶の時間の接待。

　普段付き合いのない職人さんの好みなんて皆目わからない。
　昔はどの家も10時と3時にお茶を出すのが当たり前だった？

　しかし近頃はそんな事をする家は少なくなっているとも聞く。
　長引く工事で多人数なら大変だが今回は単数で短期間。

　素知らぬ顔もできなくて従来通り、２回休憩してもらった。
　10時の時は完食、3時は飲み物以外は手を付けてなかった。

　下げる時に「甘い物は苦手ですか」と聞くと頷いていた。

きざみ食

　夕飯の時、食卓に並ぶ料理を見て夫が文句を言いたそう？
　その日の気分で好きな物から食べて気に沿わない物は残す。

　好き嫌いの激しいのは昔からだが、残されるのは嫌な気分。
　「デェでは嫌いな物も食べるよ。結構上手に作ってるから」

　「私の作るのは下手で口に合わないとでも言うの？」
　「いや、同じ献立でも全部刻んでいるから食べやすいんだ」
　
　「歯も胃腸も問題ない者がきざみ食？噛む事も大事なのよ」
　全部刻むなんて…盛り付けもまずそうに見えると思うけど？

　果物などは大きいのも食べているのに、希望に沿うべきか悩む。