大晦日を迎えて

　しめ縄を飾り、カレンダーを掛け替えたら今年の仕事は終わり。
　後はのんびり紅白を見たりしながら夜を過せば除夜の鐘が鳴る。

　昔は紅白歌合戦が楽しみだったが、最近はつまらない？
　私が時代遅れなんだと思うが、知らない歌手や歌が多すぎる。

　それでも、この１年の流行を知っておきたくて一応は見る予定。
　夫は早々と寝入ってしまうのが常、今年も例外ではないだろう。

　お陰さまで今年も健康で無事過ごす事が出来た。
　大事な事を忘れてはいないだろうか？など考える。

　今日と明日、時の流れは同じなのに妙に神妙になる大晦日。

　

　
　　

　

　

　

１年を振り返る

　今年もあと１日で終わりとなる。この１年を振り返ると、
　「目出度さも中ぐらいかなおらが春」この句がぴったり。

　言わずと知れた小林一茶の句、自己流に解釈してそんな心境。
　今年は私個人の問題に限ればまあ平穏無事な年だった？

　大事件も起こらなかったし、取り立てての幸不幸もなかった。
　健康面でもまあまあだったし、家族の事も去年と変わりなし。

　「光陰矢の如し」時間だけは飛ぶように過ぎてあっと言う間もない。
　私の１年を１文字で表せば何？10大ニュースも思案中。

　若い頃は平凡なんて…と思っていたが「これでいいのだ！」

　
　

　

　

中掃除をする

　大掃除とは言えないが普段よりは丁寧にするのが中掃除。
　まず「散歩に行ってらっしゃーい」と夫を追い出す。

　家中に掃除機をかけ、後は隅々まで拭き掃除をする。
　いつもは丸く撫でているだけだから汚れが溜まっている？

　窓のサッシとかガラスはこんな機会じゃないと思いつかない。
　やり始めると切がない。行く所々でここもやらなきゃとなる。

　体が二つあっても足りない。集中しなくちゃぁ間に合わぬ。
　運動不足を解消するかのように半日一生懸命頑張った。
　
　「ご飯まだ？」夫の催促で終了、昼食が美味かった。

　

　

　
　

　

　

　

お正月の花

　市場に行ったらお正月用の花を売っていた。
　特別なお客様も来ないのだから省略のつもりでいた。

　松や葉牡丹、南天の組み合わせなどがお正月らしい。
　値段は結構するがやむを得ない事かなと思う。

　それらを横目で眺めながら、普段の切花を求めた。
　会計をしていると軽トラから木（花）？が降ろされた。

　木の枝？（約１～２M）数本に南天が無造作に束ねている。
　山から切り出したそのまま、思わずそれを買ってしまった。

　活けるのに悪戦苦闘、ハチャメチャ流の家元気分！　

　

渡辺美里が歌う

　退屈な夜、コタツでうたた寝をしていると、
　聞きなれた音楽がテレビから流れてきた。

　歌の題名などは知らないが渡辺美里が歌っている曲だ。
　彼女の顔は未だに判別できないが名前はよく知っている。

　長男が中学生の頃、彼の部屋からよく聞こえていた歌。
　考えるともう２０年あまりも昔の事になる？

　元気の良いリズムに乗った歌声は衰えていない。
　浮き沈みの激しい世界で長年頑張っている１人なんだ。

　歌を通して息子の事を思い出す。今もファンだろうか？
　

　

寂しいクリスマス

　クリスマスは年と共にだんだん遠い存在になってくる。
　孫でもいると「クルシミマス」と嬉しい悲鳴をあげるのだろう。

　花屋の店先でポインセチアが半額になっていた。
　２５日が過ぎるとガクンと値打ちの下がる花、哀れ。

　半額好きの私でもやはり考えてしまう。買わない。
　そう言えばクリスマスケーキも久しく買った事がない。

　「チキンでも食べる？」と夫に尋ねたら拒否された。
　「家は仏教徒！キリスト教じゃない」と空威張りをしている。
　
　例え夫婦二人だけでもツリーぐらい飾れば良かった。

　
　
　

郷土愛？

　NHKの天気予報で愛媛県川内町の「白猪の滝」がアップされた。
　この滝は冬、凍りつく姿が見事なので新聞でも取り上げられる。

　しかし今まではあくまでローカルニュースだけだった。
　それが全国に紹介されるとは意外だったし誇らしかった。

　滝なんて全国には数え切れないぐらいあるはずなのに…。
　凍るのも特に珍しいとも思えないのに何で？と思った。
　
　冬場の白猪の滝は滑るので怖がりの私は行った事はない。
　しかし夏場でも十分に神秘的で綺麗、自慢できる滝。

　全国的には無名だったのが知名度が上がって嬉しい。

　

丸坊主の頭

　散髪に行った夫が「叉、坊主にされた」と戻ってきた。
　「されるわけない！自分で頼んだに決まってる」私は怒る。

　夏に坊主にした時「もう２度としないでね」と頼んだのに…。
　私は子供は別にして、坊主頭が元々大嫌いなんだ。

　刑務所帰り、やくざ、軍隊そんな負のイメージが強い。　
　夫の頭は馬鹿でかい。その上、猪首となれば全然似合わない。

　「手入れが楽だからって、鏡を見たらどうなの」延々と小言が続く。
　「頭が寒い」と言いながら部屋の中でも帽子を被ってる。馬鹿みたい。

　頭ぐらい好きにさせたいが、私の我儘か？

　

　


　

今年最後の会

　点字ボランテァの会も今年の最終日を迎えた。
　最後は毎年、部屋の大掃除をする事になっている。

　４、５人もいれば事足りるのにほぼ全員が参加してくれた。
　だから手よりも口の方が動くのは自然の流れ、これも悪くない。

　掃除が終わると皆でお茶、更におしゃべりでにぎわう。
　お茶菓子はお土産の銘菓や煎餅や果物などの持ち込み品。

　　　
　毎年、クリスマスシェーンを焼いてきてくれる方もいる。
　手作りの黒糖もある。私は手ぶらだったので恐縮するばかり。

　来年の再会を約束して解散無事１年が過ぎた事に感謝　

追伸（12/23 　22時 ）
　　　ケーキの名前が間違っていたので訂正します。
　　　　　クリスマスシュトーレン
　
　

　

　

刺青の女

　温泉で両肩に刺青をしている女性と一緒になった。
　歳は３、４０歳ぐらい、スタイルの良い華奢な人だった。

　水商売と無縁ではなさそう、そんな雰囲気をかもしていた。
　１人湯船に浸かったまま長い間、物思いにふけっていた。

　何か事情があってのこその刺青なのだろう。
　刺青をするのにも勇気がいったことと思う。
　
　刺青の事は誇らしく思っているのか、後悔しているのか？
　人それぞれ事情があると思うが、気になって仕方なかった。

　話しかけたかったが、お呼びではないだろうと遠慮した。

　
　
　

断るのは難しい

　親戚の人から久々に電話がかかってきた。
　「渋柿を買いに行くけど、そちらにも届けましょうか？」

　「軒に吊るす分でしょう？皮を剥いて紐を通して面倒よねぇ」
　「そうよ、でも美味しいでしょう」相手は勢い込んでいた。

　「子供が居た頃は毎年作っていたけど、今はもう…いいわ」
　お断りすると、相手は意外だと言わんばかりに電話を切った。
　
　折角の好意だったのに悪かったかな？と気になった。
　もっとオブラートに包んだ物の言い方があったような気もする。

　上手に断るのは難しい？人顔関係にひびが入ると大変だ。

　

寒い日

　ここ数日寒い。今年一番の寒さとか？
　どこも降雪のニュース、愛媛県でも山間部は雪。

　どんよりした鉛色の空で北風も吹いている。
　こんな日は冬眠の熊みたいな暮らしになる。

　取り立てて急ぐ用事もないし人との約束もない。
　夫婦二人してコタツのお守で一日を過した。

　食っちゃあ寝の生活、自分のなまくらさにあきれる。
　世間の人は一生懸命働いていると思うと申し訳ない。

　年末に備え窓ガラスの汚れも気になるが後回し！

　

思わぬ失敗

　先日、昔の仕事仲間とお昼ご飯を共にした。
　私を除いて皆まだ現役、多忙の日々を送っている。

　２ヶ月に１度の会合で時間は毎回１１時半から。
　今回もそのつもりで時間ジャストに約束の場所に行った。

　ところが３０分も遅刻していると言われて驚いた。
　遅刻するのもされるのも嫌いだから全くの不本意。
　
　前回30分早くすると決めたのをぼんやり聞いていたらしい？
　でも遅刻は遅刻、迷惑をかけた事は相違なく謝罪した。

　今後は事前に確認するなりして、こんな失敗は避けたい。

　

　

果物三昧の真相

　昨日、果物の事を書いていて改めて思った。
　私が食べてる果物ってありきたりの物ばかりだ。

　珍しい果物や高級品は滅多に食べないし買わない。
　サクランボやメロンは頂いてこそ食べる果物？

　マンゴー等、１個数千円もする物は横目で見るだけで十分。
　最近、ドラゴンって果物を見かけるが美味しいのかな？

　好奇心の強い人ならすぐに買うだろうが私は食べ物には保守的。
　今日は安物の代表、バナナ（１房約２０本×２）を買ってきた。

　「いくら安かったからって…」相棒があきれていた。
　
　
　
　

果物三昧の日々

　「今年もいい年だったなぁ」夫が柿を食べながら言った。
　「そうよねぇ。果物は好き放題に食べたものね」と私。

　冬はりんごや蜜柑、特に愛媛では蜜柑には事欠かない。
　春からは苺に始まり無花果そして夏の西瓜等もたら腹食べた。

　夏過ぎからはもっぱら梨、そして柿やキウイが今に続いている。
　市場でも買うが、知人を通して安くしてもらうから買えた？

　夫婦二人して果物好き、我が家のデザートは果物が定番。
　食べすぎは禁物、でも菓子類よりはましだろう。

　来年も元気で好きな果物を食べて暮らしたい。