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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

明日は強豪校出陣

2011年12月29日 22時26分47秒 | ラグビー
日川高校が開幕初戦で敗れて残念ではあるが、
高校ラグビーはこれから好カードが目白押しだ。


明日は、3連覇を目指す東福岡をはじめとした強豪校が出陣する。

◎東福岡-鹿児島工
 タレントぞろいで今年も優勝候補筆頭だ。

 去年の布巻選手の時にもそうだが、怪物は彼だけではなかった。
 今年法政で大活躍した西内選手も怪物だった。

 そして今年は、同じく藤田選手が注目されているが、小生が昨年から注目している選手は
 FWのエースに成長した選手。去年西内選手に感じたように、今年の選手も怪物のにおいがしますな。
 強烈な突破力と鋭いタックル、豊富な運動量が印象に残っている。この選手と合わせて3列は注目だ。

 BKでは、西内選手の弟も2年ながら高校ジャパン候補に入った逸材。
 昨年は怪我で出れなかったが、今年は見れる。楽しみだ。
 その他藤田選手はもちろんだが、快足BKにも注目だ。

◎国学院栃木-浜松工
 打倒東福岡筆頭は、国学院栃木。
 強力FWに加え、BKにもタレントが揃い、バランスが
 取れたチーム。明治前主将の弟も素晴らしい選手とか・・。楽しみだ。
 HBに注目だ。

◎四日市農芸-光泉
 日川に競り勝った光泉。
 勝ち上がってほしいが、四日市のエースBKの動きにも注目だ。

◎御所実-関商工
 今年法政で一年生ながら大活躍した小池選手。昨年その小池選手率いる明和県央に、
 まさかの大敗をした御所。2年生が当時多く若いチームだったが、
 今年はどこまで伸びてきたか? 
 大型FWに注目だ。

◎石見智翠館-日本航空
 昨年ベスト4の大阪朝鮮を撃破し、勢いある日本航空に
 石見智翠館が迎え撃つ。
 石見のコメントからして気の強そうな一列に注目だ。

これ以外にも楽しみなカードがいっぱいだ。

高校生の熱戦に期待したい。

日川 初戦に散る

2011年12月27日 22時03分22秒 | ラグビー
またしても日川の復活はならなかった。

結果は以下の通り。

日川24-26光泉


悔しい

ただ、凄くいい試合だった。勝たせてあげたかった。

7点差を追いかけた後半終了間際。日川左サイドに快心のトライ。

Gが決まれば同点だったが、角度が厳しい。

法政2年の新谷選手の弟が蹴ったボールは厳しい角度の中、いいコースだったが、無情にもポストに
あたり、失敗。その瞬間敗退が決まった。そのまま崩れ落ちる姿に胸が熱くなった。

失敗したが、全くプレッシャーに負けていない堂々としたものだった。
今日はいいタックルも決めていたし、そのプレーに誰も責める人はいないだろう。


日川も、後半の光泉の猛攻を低いタックルで良く防いだ。
特にFBの紀伊選手のタックルは素晴らしかった。
佐藤選手や前島選手の体を張ったプレーで攻守の起点となり、こちらも見ごたえがあった。

しかし、点が取れそうなところ、ピンチを脱出できそうなところなど、肝心なところで
ミスをし、とくにラインアウトのミスは大きかったな。
波に乗れそうで乗れなかった。

光泉の集中力は逆に素晴らしかったと言うべきかな。

また、光泉FBの自陣からの独走トライなど一瞬のタックルの甘さが決勝点になった。
日川にも十分勝つチャンスがあったが、ものにできなかった。
まさに紙一重だった。良く頑張った。
勝った光泉には、一つでも上に勝ちあがってほしい。


日川の1年生HBも才能は感じた。が、若さもあった。
いい経験をしたと思う。

来年は、もっと成長して、花園に戻ってきてほしい。
そして次こそリベンジをして欲しい。

3年生は次のステージで新たに頑張って欲しい。
お疲れ様でした。

2年生以下は、来年花園で借りを返せるチームになってまた戻って来てほしい。

頑張れ 日川高校。


明日 第91回全国高等学校ラグビーフットボール大会開幕

2011年12月26日 22時30分37秒 | ラグビー
第91回全国高等学校ラグビーフットボール大会が明日開幕する。
高校生たちが、1月7日まで熱戦を繰り広げる。

今大会は、三連覇を目指す王者東福岡に、国学院栃木、常翔学園、東海大仰星あたりが挑むといった構図か。

佐賀工あたりも面白そうだ。

ここに是非、山梨県代表の日川高校も勝ち上がって、強豪校への挑戦権を得て欲しいものだ。

昨年の日川は若さが出た感じで初戦敗退。正月前に花園を去ってしまった。

今年は昨年の経験者が多くのこり、昨年以上に戦力は整っていると思うので期待している。
また1年生コンビのHBは、面白そうな存在で注目だ。


その日川高校は、いきなり明日の開幕初日、伏見工V2戦士 薬師寺監督率いる光泉と対戦する。

何としても勝利し、是非 正月まで残って優勝候補に一泡吹かせてほしいものだ。



さて、花園には、来年4月 法政のGで会えそうな選手も多く出場している。

是非、花園で悔いがないよう完全燃焼して、4月会いたいものだ。

今年は、日川はもちろん、東福岡、御所実、石見治翠館、四日市農芸、国学院栃木あたりを応援しようと思う。
大阪桐蔭、筑紫、崇徳には、凄くいい選手がいたが、予選敗退で見ることができず残念だ。
追々、注目している点を囁いてゆきたい。

さしあたり明日登場する日川だ。
注目はNO.8と思いがちだが、小生が昨年からもっとも注目していた選手は走れる1列の方じゃ。
運動量があり、体幹が強く、一列とは思えない走りを見せる選手に注目だ。

またBKでは粗削りだが体格もよく、鋭いタックルやキックなどでみせる面白い選手がいる。

悔いがないプレーをしてほしい。

そして是非 初戦突破して、昨年の悔しさを晴らし、もう「古豪」とは言わせない復活を遂げてほしい。

頑張れ 日川高校!!

トヨタvsサントリー

2011年12月25日 08時59分40秒 | ラグビー
トップリーグのただの一試合でありながら、凄く待っていたカードだった。
カードと言うより選手の対戦を待っていたといってよい。

それが昨日実現した。
トヨタ SO文字隆也選手。2年前の法政大学主将で、歴代法政の中でも名SOの一人だ。
アイイ選手など外人SOがいて、なかなかスタメンでは出れなかったが、ようやく上がってきた。

一方サントリーそして日本代表 SH日和佐選手。かつて法政大学で文字選手と大学一のHBを形成した、こちらも
歴代法政を代表する名SHだ。
かつての盟友が昨日激突した。

このほかにもトヨタには、SH麻田選手や、日本代表WTB遠藤選手。サントリーはLO篠塚選手。ReではPR池谷選手、
CTB岸和田選手といった名選手たちが出場で法政ファンにとってはたまらないカード。

試合は自力に勝るサントリーが勝利したが、得点差ほど差を感じない面白いゲームだった。

(試合結果)
サントリーサンゴリアス45-15トヨタヴェルブリッツ

法政出身選手が全員出て、元気なプレーを見せてくれた。
特に、日和佐選手の見事な球捌きやディフェンス、カウンターのトライなど攻守で大活躍はさすがだ。
一方、文字選手もコンバージョンを2本決め、体を張った素晴らしいディフェンスなど、こちらも伸び伸びとプレー
を見せてくれた。
コンバージョンの時の姿は実に懐かしく、オレンジブルーを時の姿が目に浮かんだ。

トヨタ監督曰く、「文字選手は、将来日本を背負って立つSO」という評価をしているそうだ。
一日も早く日本代表に選出され、再び日和佐選手との黄金のHBを見たいと思う。


頑張れ 法政OB選手!!

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

2011年12月24日 18時43分51秒 | 映画
公開初日に「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」を観た。


太平洋戦争なだけに大変重苦しいテーマだ。



キャストは、役所広司さん主演で、阿部寛さん、玉置宏さん、柄本明さん、柳葉敏郎さん、田中麗奈さんほか
凄く豪華。
熱演で凄く良かった。
特に役所さんの山本長官、阿部ちゃんの山口多門中将は渋すぎだ。



内容的には、前半後半で分けることができる。
前半は、山本が戦争回避の為の尽力。後半は開戦を告げる真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦~ブーゲンビル島上空で露と
消えるまでを描いている。

開国以来日本は、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦などを経て、目指していた列強の仲間入り
をし、軍・マスコミをはじめ、常勝無敗の驕りが出てきていた。

時は昭和14年 三国同盟締結をめぐって、海軍大臣米内光正、海軍次官山本五十六、軍務局長井上成美は、
日本の国力を正確に知っているため、三国同盟を締結すれば、米国と一触即発の状況になる事を危惧。
真っ向から反対する。しかし、陸軍やマスコミは世論を煽り、海軍を非難する。

やがてナチスドイツの欧州での快進撃にあたり、一気に世論は三国同盟締結を熱望。
錯覚だと気付かず、戦争を熱望するようになる。
米国との戦争回避を目指してきた海軍ももはや抑えきれなくなり、三国同盟締結。
一気に開戦に流れてゆく。後半は、戦争回避に尽力してきた山本五十六が
連合艦隊司令長官に就任し、皮肉にも真珠湾で開戦の火ぶたを切ることになる。


なんとかハワイの敵空母を叩いて時間を稼いでいる間に講和に持ち込みたい山本長官。
しかし、期待していた戦果は得られなかった。

また山本長官が再三気をかけていた事前での宣戦布告が遅れ、事後通告となったことも、
不意打ちとなり、国際世論の上で大誤算だった。

実際の戦果とは裏腹に、大袈裟な大本営発表で国民は熱狂。
講和への道に苦悩する。

米国の予想以上の早さの回復により、ミッドウェーでの大敗。形勢は逆転。

次々と拠点を失い撤退する海軍。
ラバウル基地から基地の視察をするべく上空に飛び立つ山本長官。

しかし、敵に傍受されており、ブーゲンビル上空で撃墜され、日本は講和を模索していた貴重な人材を
失い、亡国へと一気に加速していった。


感想だが、後半の真珠湾攻撃戦~ミッドウェー海戦~ブーゲンビルに至る流れが速く、この点はもっと丁寧に
描いてほしかったが、山本長官の戦争に対する苦悩、部下に対する度量の大きさ、軍とは一歩離れた時の子煩悩な姿
など、山本長官の人柄は良く表現されており、TOTALでみて良かったと思う。

この映画を見ると、リーダーって本当に大事だなって思う。
リーダーが把握する能力として、古の中国でも説かれている「孫子の兵法」のように、知識はもちろんだが、
敵の把握、己の把握、突き進む上での目的や最終的な着地点といった正確な情報分析が太平洋戦争のリーダー達や
マスコミには著しく欠落しているようだった。


これは、軍に限らず、現代の世のリーダーたちにも当てはまる教訓だ。
太平洋戦争の教訓を生かしたシビリアンコントロールというものがある。
これを「素人が上に立つ」と勘違いして、素人の大臣を就任させている現政権は、
教訓がわかっていない太平洋戦争指導者の愚か振りとかわらない感じがする。

この映画で山本長官が、マスコミの若手記者に説いている。

『目も、耳も、心も、大きく開いて世界を見なさい』

国のリーダーだけでなく、国民一人一人に向けた大事なメッセージかと思う。


さて評価であるが、☆4つ


(評価)
☆☆☆☆
※★=0.5☆

(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   なかなか面白い。
☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!




PS:先日、幕末の戊辰戦争で幕府方についた会津に行ったが、山本五十六長官の故郷は新潟県長岡市。
   ここの長岡藩も会津藩同様幕府につき激戦地となった場所。
   旅行したい場所の一つである。行った折には山本五十六記念館など訪ねたいと思っている。
   因みに真偽のほどは分からないが、山本家の血脈は、武田の軍師 山本勘介の血脈らしい。
   実に興味深い。