11月23日(日) 晴れ
滞在先からそれほど遠く無いところに、北国街道の海野宿と言う宿場町が保存されている。
近年宿場町を訪ねる旅が流行していて、木曽街道の奈良井宿や妻籠宿・馬篭宿なども有名だ。また近くには中山道の小田井宿・望月宿・茂田井宿・芦田宿・和田宿もある。
[海野宿](ホームべーじより)
1625年(寛永2年)に、北国街道の宿場として、江戸幕府によって設置された。当初は田中宿との合宿であり、後に本宿になった。
宿場町開設以前は、海野郷や海野庄などと呼ばれ、東信濃の豪族滋野氏やその嫡流に当たる海野氏の領地として栄え、宿場町開設以前から集落が形成されていた。木曾義仲が挙兵した地や海野平の戦いがあった地、海野氏の子である真田幸隆やその兄弟の出身地とも言われている。1583年には上田城城下町を形成するために、海野から上田に人を呼び寄せたため、集落を縮小され宿場町開設に至った。
海野宿には、約6町(約 650 m)にわたり街並みが続き、本陣1軒と脇本陣2軒が設けられ、佐渡の金の江戸までの輸送、善光寺までの参拝客や、北陸諸大名の参勤交代などで利用され、非常に賑わいをみせていた。明治時代には鉄道網の発達により宿場町の利用客が減ったため、養蚕業を主に行っていた。また明治時代には信越本線の駅の設置が計画されていたが中止になった。
現在でも本陣、脇本陣、問屋、旅籠などの跡が残っており、明治時代の養蚕業に用いられた伝統的建造物も残っている。1986年(昭和61年)には「北国街道」が日本の道100選に選ばれ、1987年(昭和62年)には海野宿が種別「宿場町・養蚕町」で重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
国道18号線より千曲川沿いにある海野宿は静かなたたずまいで町並みはきれいに保存されている。
保存のために以前行った時は無料だった駐車場は駐車料金300円が必要になっていた。
駐車場脇に設置されている東御市の案内板。
「日本の道100選」の標識。
入り口付近にある神社は木曽義仲の挙兵の地にもなっている。(歴史好きの方は拡大してお読みください。)
海野宿の標識。
町並み。屋根の上を猫が歩いていた。
お馴染みの「うだつ」。
うだつとはあの「うだつが上がらない」などと言ううだつ、正式には「うだち」(漢字変換不可)・「卯建」と言うらしいが、
①梁の上にに立てて棟木を支える短い柱、つか。
②民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。また、これにつけた袖壁をも言う。家の各を示し、装飾と防火を兼ねる。
(電子辞書より抜粋)
これも「うだつ」だ。
街並みは延々と続く。
馬の塩舐め石。
商店が並ぶ「大嶋屋」。
本陣跡。
柳が似合う宿場町。間もなく「ふれあい祭り」が行われる。
「うだつ」を含めた風景。
資料館もあったが、入場料が必要なので入らなかった。
ここで「野鳥日記」たる面目躍如で柳に止まっていたスズメを2題。
こんな宿場町はじっくりと鑑賞したいところだが、実はあまり時間もなくてゆっくり出来なかった。
撮影機材 カメラ:EOS7DマークⅡ
レンズ:タムロン 18-270 1:3.5-6.3
「野鳥日記」に戻ることが出来ます。
右をクリックしてください。⇒ 「野鳥日記」
滞在先からそれほど遠く無いところに、北国街道の海野宿と言う宿場町が保存されている。
近年宿場町を訪ねる旅が流行していて、木曽街道の奈良井宿や妻籠宿・馬篭宿なども有名だ。また近くには中山道の小田井宿・望月宿・茂田井宿・芦田宿・和田宿もある。
[海野宿](ホームべーじより)
1625年(寛永2年)に、北国街道の宿場として、江戸幕府によって設置された。当初は田中宿との合宿であり、後に本宿になった。
宿場町開設以前は、海野郷や海野庄などと呼ばれ、東信濃の豪族滋野氏やその嫡流に当たる海野氏の領地として栄え、宿場町開設以前から集落が形成されていた。木曾義仲が挙兵した地や海野平の戦いがあった地、海野氏の子である真田幸隆やその兄弟の出身地とも言われている。1583年には上田城城下町を形成するために、海野から上田に人を呼び寄せたため、集落を縮小され宿場町開設に至った。
海野宿には、約6町(約 650 m)にわたり街並みが続き、本陣1軒と脇本陣2軒が設けられ、佐渡の金の江戸までの輸送、善光寺までの参拝客や、北陸諸大名の参勤交代などで利用され、非常に賑わいをみせていた。明治時代には鉄道網の発達により宿場町の利用客が減ったため、養蚕業を主に行っていた。また明治時代には信越本線の駅の設置が計画されていたが中止になった。
現在でも本陣、脇本陣、問屋、旅籠などの跡が残っており、明治時代の養蚕業に用いられた伝統的建造物も残っている。1986年(昭和61年)には「北国街道」が日本の道100選に選ばれ、1987年(昭和62年)には海野宿が種別「宿場町・養蚕町」で重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
国道18号線より千曲川沿いにある海野宿は静かなたたずまいで町並みはきれいに保存されている。
保存のために以前行った時は無料だった駐車場は駐車料金300円が必要になっていた。
駐車場脇に設置されている東御市の案内板。
「日本の道100選」の標識。
入り口付近にある神社は木曽義仲の挙兵の地にもなっている。(歴史好きの方は拡大してお読みください。)
海野宿の標識。
町並み。屋根の上を猫が歩いていた。
お馴染みの「うだつ」。
うだつとはあの「うだつが上がらない」などと言ううだつ、正式には「うだち」(漢字変換不可)・「卯建」と言うらしいが、
①梁の上にに立てて棟木を支える短い柱、つか。
②民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。また、これにつけた袖壁をも言う。家の各を示し、装飾と防火を兼ねる。
(電子辞書より抜粋)
これも「うだつ」だ。
街並みは延々と続く。
馬の塩舐め石。
商店が並ぶ「大嶋屋」。
本陣跡。
柳が似合う宿場町。間もなく「ふれあい祭り」が行われる。
「うだつ」を含めた風景。
資料館もあったが、入場料が必要なので入らなかった。
ここで「野鳥日記」たる面目躍如で柳に止まっていたスズメを2題。
こんな宿場町はじっくりと鑑賞したいところだが、実はあまり時間もなくてゆっくり出来なかった。
撮影機材 カメラ:EOS7DマークⅡ
レンズ:タムロン 18-270 1:3.5-6.3
「野鳥日記」に戻ることが出来ます。
右をクリックしてください。⇒ 「野鳥日記」