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生きるために大切なメッセージ&日々の出来事

お護摩で “癌封じ”

2017-01-30 10:44:05 | 旅行&スポット

28日、“封じ護摩”のお寺として有名な「唐泉寺」へ行ってきました。

「唐泉寺」は、「大日大聖不動明王」を本尊とする、真言宗のお寺。
 毎月、28日は「不動明王縁日」で、午後12時から“お護摩”が行われます。
祈願をする人は、これに参加し、祈祷してもらいます。

“お護摩”は、“護摩木”を焚いて、祈祷を通じて、お不動様の智慧の象徴である“炎”で煩悩を焼きつくし、諸願成就をお祈りする、密教の修法です。
この“お護摩”で、がん、ボケ、難病を封じるとのこと。

特に、「がん封じ」にはご利益があるようです。

「唐泉寺」の開祖は、“真快和尚”という方で、和尚は、娘さんが「急性骨髄性白血病」で亡くなったあと、出家。
全国各地を行脚したのち、このお寺を創建されました。

その時、“同じ悲しみを背負う人が一人でも少なくなるように”との願いを込めて、病気(特に、癌病)を封じて下さる「御本尊 不動明王」を招来したとのこと。
和尚自身もがんになりましたが、お遍路を重ねているうちに治癒したそうです。

この話を知って、乳がんの手術後、再発・転移をしないよう、こちらのお寺で毎年、祈願をしています。

お寺の規模は小さく、住宅地の中にポンと建っています。

外には、カエルに乗ったお不動様の像、「よみがえり不動」があります。
“病気になった人が、無事に帰ってこれるように”と願って、お参りします。

七福神たちが、祈願に訪れた人たちを、優しく見守ります。

本堂に入ると、祈祷が始まる前に、ほとんどの人が、燈明用のロウソクを上げます。
ロウソクには祈願の内容が書かれていて、自分の祈願したいものを選びます。
私は、もちろん“癌封じ”。
たいていの方が、同じロウソクを選んでいたようでした。

そして、いよいよ祈祷が始まります。
お坊さんと一緒に、私たちも全員で、御真言を唱えます。
これがけっこう長くて大変ですが、命がかかっているので、やるしかありません。

祈祷が終わると、代表者の方(住職さんか、和尚さんか不明)のお話があります。
毎回、最後に言われるのは、「自分のお願い事を終えたら、ほかの方のお願い事もして下さい」ということ。

そのあと、護摩木を焚いたあとの残り火の煙を、体の治したい部分にあびます。

最後に、「不動三尊像」、その両脇に据えられた「地蔵菩薩像」「十一面観音像」「弘法大師像」に手を合わせます。

▲左から「せいたか童子」「大日大聖不動明王」「こんがら童子」
  (両童子は、不動明王の脇侍)


▲左から「地蔵菩薩像」「十一面観音像」

 ◀ 「弘法大師像」

帰り際に、「煩悩消滅念珠」という、天井から下がっている、珠の大きな念珠を手前に引いて繰ります。
 ◀ 畳の少し上くらいまで長さがある

事務所で、祈祷していただいた木のお札を受け取り、やっと終了です。

このほか、「癌封じ」のカードをいただきました。
財布などに入る程の大きさで、さっそく、自分用の長財布に入れました。
(家計用と、財布を別にしています)
 ◀ 裏に、住所・電話番号・名前・血液型を記入

すべてが無事に済んで、ホッとしました。

これで、気持ちも新たに、また1年間、毎日、お願い事をすることができます。

 

 


骨密度検査

2017-01-29 00:40:30 | 健康

27日は、骨密度の検査を受けました。

現在、服用しているホルモン剤(レトロゾール)の副作用として、骨密度の減少があるので、定期的に検査をしています。

測定では、「前腕」で測る方法もありますが、「腰椎」と「大腿骨」の2か所で測定しました。
こちらのほうが、「前腕」より精度が高いとのことです。

結果は、前回(昨年8月)と比べて、「腰椎」が1%減少、「大腿骨」は2%増加。

同年代の人との比較では、「腰椎」が131%、「大腿骨」が118%で標準値以上。
若い人と比較しても標準値以上とのこと。

骨密度は、まったく心配のない値です。

そうなると、以前、検査した「TRACP-5b」(骨粗しょう症や、乳がんなどの骨転移の判断補助になるもの)の値が高かった原因が何なのか、ということになります。

ほかの検査項目との兼ね合いもあるので、これ一つだけでは原因は特定できませんが、来月の血液検査で様子をみるということです。
なかなかスッキリしませんが、少しでも下がっていることを願うしかありません。

それにしても、骨の丈夫さには、十代の頃からひどく自信がありましたが、“やっぱり”という結果でした。

高校時代、体育の授業でハンドボールが指に思いっきり当たったときでも、骨折しなかった私。
整骨院の先生には、「あなたの骨の丈夫さは、私が保証しますから」と言われました。

また、主人と結婚前、ビリヤードで遊んでいたときのこと。
キューを勢いよく突いたら、ボールに当たる前に、台のサイド部分に思いっきり指をぶつけたのですが、骨折寸前の打撲で済みました。
整骨院の先生には、「これ、普通の女の人なら骨折してますよ」と言われました。

なので、医者に骨粗しょう症を心配されても、自分は絶対に大丈夫だという強い自信がありました。
現に、よい結果が出ているし…。

しかし、人間ドッグで行った「前腕」の骨密度検査では、減少傾向にあります。
年齢的なこともあるし、自信過剰は禁物ですね。


結婚式記念日 💝

2017-01-26 22:31:20 | その他

25日は、私と主人の“結婚式記念日”。

夕食は家で普通にとり、夜、ケーキとコーヒーでお祝いしました。

 ◀おいしい

式を挙げたのは、25年前。

その日の朝は、母親がお風呂を沸かしてくれ、体を清めてから結婚式場に行ったのを覚えています。

数日前から、父親のガックリしている様子を目にしていて、朝からしめっぽくなるのはいやだったし、照れくささもあって、「今日まで育ててくれて…」という、両親へのあいさつはできませんでした。
しかし、何の言葉もなしというのはマズイかなと思い、手紙を書いて母親に渡し、家を出たのですが…。

あいさつはやっぱりきちんとしておけばよかったかな…と、今では、それが心残りです。

そして、もうひとつ心残りが。

披露宴では着物(白無垢と色打掛)と、ウエディングドレスを着たのですが、私は身長が高く、腕が長いので、随所に問題が発生しました。

着物は、袖丈が足りず、衣装担当の方が、少しでも長めの着物をとあちこち探して下さり、なんとか我慢できるものを着れたのですが、ドレスはちょっと…。

肩や腕を出すドレスは抵抗があり、長い袖のドレスを着たのですが、やはり袖丈が足りず、やせていた私にはかなりゆとりのあるドレスで、袖丈が少しでも長くなるようにしたという結果になりました。
なので、デザインはあまり気に入ったものではなく、体に合わないサイズのものを、仕方なしに着たというかたちになりました。

あの当時は、デザインやサイズは今ほど豊富ではなかったのでしょうがないのですが、それにしても、もう少しオシャレなドレスを着たかったな…と、ぜいたくなことを思っています。

“気に入ったドレスでもう一回、写真だけ”という選択肢も、今の時代ならありかな…。
主人は、どう思うかわかりませんが。


 


卓球全日本選手権・日本一

2017-01-23 03:43:51 | スポーツ

22日、卓球全日本選手権の最終日。

平成28年度、男女シングルスの優勝者(一般の部)が決まりました。

男子は、水谷 準選手。
リオオリンピックで、個人・銅メダル、団体・銀メダルを獲得した選手です。
全日本では、11年連続で決勝に進出し、今回で9度目の優勝を果たしました。

史上、最多優勝です。
ス・ゴ・イ
としか言いようがありません。

昨年、リオでメダルを獲得しているだけに、負けたら何を言われるかわからない。
相当なプレッシャーがあったと思います。

水谷選手も、優勝インタビューの中で、「昨年、リオでメダルを獲ったプレッシャーがすごくて、その重圧に負けそうになったが、最終的に“優勝”という最高の結果を残せてホッとしている」と言っています。

そんな重圧を背負っても優勝してしまうのだから、彼がもっている技術や経験、精神力がどれ程のものなのか、はかり知れません。
私たちが思うよりずっとレベルの高い選手だろうし、なかなか彼を追い越すことは難しいと思います。

彼はインタビューで、「たぶん東京オリンピックで卓球はやめると思う」と公言しています。
そうなると、日本男子の今後が危惧されます。
一気に、レベルダウンしてしまうのでは…と。
彼も、「僕が11年連続で決勝(の舞台)に立っているということで、もっと若手が強くなって、早く僕から優勝を奪ってほしい」と言っています。

「タイトルは守りたい」としながらも、早く自分を倒す選手が現れてほしいという、卓球を本当に愛している彼だからこその発言だと思います。

でも、水谷選手には、やっぱりまだまだ頑張って、日本の卓球界を引っ張っていってほしいですね。

そして、女子は、平野美宇選手。
全日本のシングルスで連覇中の石川佳純選手を破っての勝利です。

16才9か月で、史上最年少の優勝。
これまたス・ゴ・イ
5月~6月にかけて行われる世界選手権大会(個人戦)にも選出されました。

2年続けて決勝までくるのもスゴイと思いましたが、まさか優勝してしまうとは!

優勝インタビューでは、最初、涙ぐんでいた姿がかわいかったです。

試合では、“攻め”の卓球が印象的でした。
フォアハンド・バックハンドともに、威力が増したように感じます。
インタビューでも、「この1年で、自分から攻める卓球を意識して練習してきて、その成果が出ていた」とし、「教えて下さったコーチに、本当に感謝したい」と言っていました。

石川選手に、最初から最後まで“攻め”の姿勢を貫き、自分がかなりリードしていたセットを逆転で取られても、そのあとのセットで「引きずらず、気持ちを切り替えて頑張ろうと思った」と言っています。

結果、優勝をもぎ取った彼女ですが、今回の全日本では、“絶対に優勝したい”という思いが、とても強かったようです。
インタビューで、「リオに出られなくてすごく悔しかったので、今回は絶対に優勝したいと思っていたので、優勝できて本当にうれしい」と、涙ぐみながら言っていました。

昨年のリオには補欠として帯同しましたが、ボール拾いをしたりとサポート役に徹するだけで、女子チームのメダル獲得の瞬間をベンチで見るしかなかった彼女。
とっても悔しかったんでしょうね。

その悔しさがバネとなって、強い決意をもって練習や筋トレに励んだ成果が、みごと“優勝”につながりました。

本当によかったね

私は、平野選手のバックハンドが“いいなぁ”と思っているので、彼女の優勝はとてもうれしいです。

水谷選手も、平野選手も、今後の目標として、“世界選手権で、中国選手を破ってメダルを獲得したい”とのこと。
活躍を、期待しています。

両選手とも、“優勝”おめでとうございます


 

 

 

 


「エリザベート」アニヴァーサリーバージョン

2017-01-20 23:10:09 | 旅行&スポット

19日、再び「エリザベート」の宝塚20周年 スペシャル・ガラ・コンサート(以下「ガラ・コン」)に行ってきました。

この日は、アニヴァーサリーバージョン。
各組の歴代出演者が集まり、組や年代を越えて競演します。
アニヴァーサリーは4回あり、組み合わせ・パターンを替えるとのことなので、全部を観たらかなり楽しめるのではないかと思います。

役の扮装はせず、出演者がそれぞれの衣装、髪型で歌うので、コンサートらしさが強調されます。
“各自それぞれの衣装”とはいっても、役のイメージを壊さない程度の衣装で、「エリザベート」役以外は、黒を基調としており、統一感がありました。

一方、髪型は、個性にあふれ、麻路さきさん以外の「トート」役、「ルキーニ」役、ほかにも何人かの方たちは、けっこうボリュームのある、独特の髪型をされていました。
横向きに立たれると、髪の毛が顔にかかっている側は、顔の表情がまったく見えないということが、多々ありました。

様々な組み合わせで最後まで競演が続きますが、プロローグだけは、6人の「トート」役が勢ぞろい。
この日の「トート」は、麻路さき、姿月あさと、彩輝なお、春野寿美礼、瀬奈じゅん、水 夏希。(敬称略)
こんな光景は、アニヴァーサリーでなければ、絶対に見られません。

一つの役を何人かでとなると、どう割り振るのかが気になります。
この日は、「エリザベート」は、3人で3分割、順番に出演。
「トート」「皇帝陛下」「ルキーニ」は、第二幕終盤の「裁判」以降、ラストまで、星組の方たちで固められていました。
ほかの組の方たちは、順番は関係なく、適宜、出演といった感じです。

「トート」は6人いるので、ちょっとずつたくさんの「トート」を見ることになります。
一人に浸る間もなく、別の「トート」が出現するので、追いつかないこともありますが、一人が最後までその役を演じきるのとは、また違った“熱演”が見られ、おもしろかったです。

フィナーレでは、再び6人の「トート」を、一度に見ることができました。

そして、やっぱりアンコール。

幕が完全に下りたあとも、余韻にひたって…
といきたいところですが、夕食の準備のこともあり、急いで帰りました。

この日で、私の「エリザベート」ガラ・コンは、おしまい!

今や、「エリザベート」は、私の“ライフワーク”になっています。
どこで上演しようが、都合のつく限り、観にいこうと思っています。
いつかは、本場のドイツやオーストリアで観劇できたらいいな・・・

追記:ひとつ残念だったのは、チラシがまったく手に入らなかったことです。
    公演が始まって2日目に行ったとき、すでにチラシは1枚もありませんでした。
    こんなことは初めて…。