「冬の水 一枝の影も 欺かず」（中村草田男）が好き。冬の朝、冷たい空気の中、そこには作者一人だけ。そして、何の水かわからないけれど、透明度の高い水に、木の細い枝の一本一本までがきれいに映り込んでいる。一見、冬の景色の一場面だけど、“ごまかしはきかないんだよ” “見ているよ～”と言われているような、厳しさを感じる。句全体が引き締まっていて、凛としているのがたまらなくイイ。
以前は、「頑張ってね！」という言葉を簡単に遣っていたけれど、今は、うかつに言えない。「頑張れ！」とは、相手にエールを贈るという意味で遣うと思っていたけれど、“自分は頑張っているのに、「もっと頑張れ」と言われているみたい”と感じる人もいるようで…。なので、気心の知れた人に対してだけ、“応援しているよ”という気持ちで、やわらかく言うようにしている。
韓国の方が作ったキムチをもらって食べたところ、ジワーッとくる辛さがあり、おいしかった。でも、おいしいだけじゃない。食べている期間中は、便通が半端なくよかった。その頃、１週間に２～３回程度しかなかったお通じが毎日あり、しかも、しっかりした便が出て感激。日本のスーパーで売っているキムチは食べやすいけれど、ここまで便通の改善はない。
何が違うのかわからないけれど、その韓国の方が言うには、韓国では、キムチ専用の小さい冷蔵庫が、醗酵段階ごとに４つ（と言っていたと思う）あるとのこと。やっぱり、醗酵力が違うのかな…。
乳酸菌をもつ食材はいくつもあるが、どれが合うのかわからないので、いろいろ試したらいいと思う。
体にまとわりつく夏の暑さは、呼吸すらしんどく、体力が奪われ、どうにもならない状態に。逆に、冬は、寒くても外出だって平気だし、元気。ということで、以前は、断然“冬”。
しかし、体のことでは、乳ガンの治療でホルモン剤を飲むようになってからは、変化が。
室内…薬の副作用で、夏、冷房の効いた部屋でも汗は出るし、冬の暖房は暑くてたまらないので、どっちもどっち。外…冬の寒さの中では汗の出が少ないので、８：２で冬。
今は、夏も冬も汗が大変になってしまったので、“冬のほうが少しマシ”という感じに。自分の体以外では、どちらもそれなりに良さがあるので決められない。