余分なゼニは掛かるけれど、公共交通機関を使えば良かったのにねぇ。時速40km/hの速度規制の所で、時速80km/hの速度は明らかにスピードの出し過ぎ。速度規制を守っていれば、同じスリップをして分岐部分の緩衝材に衝突したとしても、横転する事は無かっただろう。仮に怪我をしたとしても恐らく全員、軽傷で済んでいた筈。
『2日午前8時頃、兵庫県姫路市飾東町佐良和の山陽道・姫路東インター付近で、松山市の私立済美(さいび)高校女子テニス部の生徒ら9人が乗ったワンボックスカーが横転した。兵庫県警によると、1人が重体、2人が重傷、5人が軽傷と見られるという。兵庫県警は車を運転していたテニス部顧問の北岡周平容疑者(37)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。県警高速道路交通警察隊によると、事故が有ったのは山陽道から播但連絡道への接続地点。車には済美高校の女子テニス部員2年生2人と1年生4人、同校に入学予定の広島県福山市立城北中学と愛媛県砥部町立砥部中学の3年の女子生徒2人が乗っていた。車外に投げ出され車の下敷きになった高校1年の女子生徒1人が全身打撲で意識不明の重体、中学生1人と高校生1人が骨折や打撲等の重傷だという。県警によると、車は山陽道に接続する播但道に入る途中でスリップし、分岐部分の緩衝材に衝突して横転し、3人が車外に投げ出されたという。現場は1車線の直線で、前日の雨で路面が濡れていたという。40km/h規制の所で、北岡容疑者は「80km/h程のスピードで、スリップしてしまった」と話している。高速隊は、スピードの出し過ぎが事故の原因になったと見て、詳しい状況を調べる。事故の影響で、山陽道は姫路東インターから播但道に接続するEランプが一時通行止めになった。済美高によると、女子テニス部員らは兵庫県加西市である「西日本高校テニス合同強化大会」に参加する為、2日午前5時半~6時頃、顧問が所有する車で学校を出発。学校には3日夜に松山へ帰ると報告していたという。済美高は2004年に野球部が選抜高校野球大会で優勝する等スポーツが盛んで、テニス部も全国大会の常連。同高女子テニス部は、3月20~26日に福岡市等である第35回全国選抜高校テニス大会で、3年連続14回目の出場が決まっていた。』
横転時に、車外に投げ出された3人はシートベルトは締めていたのかな? 横転した車の下敷きになった高校1年の女子生徒1人が全身打撲で重体だそうだが、これはちょっと助からないっぽいね。仮に助かった所で、色々と後々迄後遺症が残るだろうし。
この教員にはやはり安全に対する意識が低下していた様だ。よそ様の大事な娘さんを預かっている訳だから、細心の注意が必要だった筈なんだがなぁ。
経費節減の為に顧問の所有する車を利用したんだろうが、それならそれで、更なる注意が必要だったんだよ。本当ならば、公共の交通期間を使って、前日入りしておくべきだったな。
実際問題、1人50kgとして8人だと計400kgが、荷物として車内に有る訳で、大勢乗せてると制動距離も長くなるし、遠心力も大きくなるからね。慣性の法則を無視する様な運転をしたら駄目だろう。
無謀運転に巻き込まれた生徒が一番可哀想だぞ。
車外に投げ出された2人が骨折や打撲等の重傷か、アスファルトによる擦過傷も負っている筈だから、単純な骨折や打撲じゃ済んじゃいないだろうね。こりゃ、絶対に痕が残るな。おにゃのこだから大変だよ?
教職に戻れるかどうかは、全身打撲で意識不明の重体の生徒の回復次第かな? 難しい所だね。
(この話しはホントかどうかは分からないが)これが本当の事なら大問題だ。何故顧問だけが逮捕になるのか。本当であれば負担を与えた上の者も、しっかりと罪を償うべきではないのか。
確かに、バスを運転していた彼も責任を負わなければならない。車の走る速度も上げすぎであった。しかし、先程お話した上司からの大きな負担をかけられていたとしたら……??
精神的に追い詰められている為、不安定になり、焦りが出て、事故を起こしてしまった。ということは有り得るのではないか。
ここで僕達が「これはこうだ!」というのはおかしいが、この事件や、周りの意見を聞いて自分が考えたことをここにまとめてみた。
ここでは、事故を起こした側の視点で書いた。
僕がまとめた文を第三者から見ると、もし精神的に追い詰められていたのなら、運転を変わって貰えばよかったんじゃないか…という意見も出てくるのではないか。確かに変われば、事も変わっていたかもしれない。けれど、それすらも出来ない状態(それだけ追い詰められていた)ということも考えられる。
((…考え方は人それぞれだと思う。
このことをもう一度振り返り、これからもこのような被害が起こらないように周りが気を遣いながら生活していくといいんじゃないかと僕は思う。