今日の記事は書いてはいけない事と思いながら、忘れてはいけない事のように思うので書くことにするが…このように考える自分も嫌である。人には好き嫌いはある 何となく気性のあう人と余り親しくはなれないと感じる人もいるのは確かである。
過去仕事関係で大勢の主婦と付き合ってきたが、こんな思いをした事はなかった。私自身はどちらかというと付き合いにくいと感じられるタイプかもしれない。思った事をはっきり言うし好き嫌いははっきりしていて声は大きくて言い方が強いらしいという事は優しさとか柔らかさに欠けているのは確かである。
この施設に入居して五十数人以上の人の中で暮らして仲間作りはしない方だった。話が通じ合えない事もあった。それぞれみんなこの歳まで生きてきた環境が違う者同士がそれほど密になるわけがない。。。。がなぜかひとりYさんという女性が同じ歳で寅年という事で話をするようになり、なぜか私の通っているデイケアに同じ日に変更して通い始めてきた。同じ車で送迎するので話をする事にはなるし親しくもなる・・・がそのうちに私の洋服を欲しがるようになり食物のを2回ほど頂くようになった。
私の部屋の中を見たいと言い出したが聞き流していたところ一昨日煮豆を持って部屋にきて「どうぞ!」と言って部屋に通してしまった。「これだけたくさんの洋服があるなら1着紛失しても分からないわね」と言う。「着なくなった服があったら頂戴」とまたせがまれる。「私は全部自分で作った物なので他人には上げられません」とこの際はっきり答えて置いた。
と帰り際「ナツさんが病院にで入院した時はこの部屋は私がかたずけて整理してあげるから・・・・」との言葉に唖然とする。あなたは私のなんなのさ⁇ 冗談ではない私の私物をなぜあなたが整理するのよ とまでは言わないが私には家族がいますからというしかなかった。アブナイなァ~ もし万一私に何かあった時Yさんがナツさんに頼まれているのでといって部屋に入られては困るのでその日の出来事は施設長さんに報告しておいた。すると施設長さんは事務所の人全員がYさんと私が親しくしているのをみんなが心配していたのだと言うのである。
この齢で他人をこんな目で見ることは初めての事である。私は今まで周りの友人や関わった人たちには恵まれていて嫌な思いをしたことなどなかったのに私自身が変わったのだろうか。自分に責任があったのだろうかと思ってしまった。
そんなに高価なものを思っているわけもなし手作りの物ばかりで値打ちなどないが量は確かにたくさんある。服もニットもアクセサリーも全部手作りの一点ものばかりで値打ちは私個人のみのものなのだ。
今日の追加ご飯のおかずは牛肉の炒めと大根きゅうりの漬物を作る。大根は残りのカクテキときゅりを合わせただけの物
追加おかずで~す。施設の今夜の献立は魚の味醂焼きともやしの和え物・漬物・すまし汁になっている。これで充分だが私は作ってしまう。